前例のない「高齢者の雇用対策案」で社会問題に挑む「家族が就活アドバイザー」プロジェクトがスタート

株式会社Web staff (本社：大阪市中央区　代表：吉永安智)が、高齢者専門の就活サイト「家族が就活アドバイザー」プロジェクトを2月16日（火）、クラウドファイディング「READY FOR?」を通じて発表をおこなった。高齢者専用就活サイト「家族が就活アドバイザー」では、就活のアドバイザーとして、家族が高齢者に代わり求人情報の収集、転職先の検証、履歴書の作成、面接の同伴やアピールなどが行えるようノウハウを提供。就活アドバイザーと高齢者はマネージャーとタレントのような関係を目指しています。

～「企業面接は家族同伴で」タブーを逆手にとった高齢者の就活スタイル～

ブラック企業の資料サイト「ブラック企業を見極めろ！」、転職者のアンケート調査サイト「天職ぱんだ」を運営する株式会社Web staff (本社：大阪市中央区　代表：吉永安智)が、高齢者専門の就活サイト「家族が就活アドバイザー」プロジェクトを2月16日（火）、クラウドファイディング「READY FOR?」を通じて発表をおこなった。

高齢化社会を迎えた昨今、「老後破綻」「下流老人」が囁かれるなど老後への不安は増すばかりと言われています。2014年の統計では65歳以上が3,190万人、そのうち就業者は414万人。高齢者の就業率は10年前より改善されているとはいえ、きたるべき2030年（65歳以上が3,700万人）の超高齢化社会への雇用対策はとても十分とは言えません。

高齢者の雇用低迷への解決の糸口が見えない理由に「企業側に理解や対応を求める」「高齢者本人が努力する」など、就職活動では必要な「他者との競争」から目を逸らせた施策にあると弊社は考えます。

当プロジェクトは安心して超高齢会社会を迎えられるよう、高齢者の雇用率の抜本的な底上げを目標に掲げています。

2016年8月に一般公開予定の高齢者専用就活サイト「家族が就活アドバイザー」では、就活のアドバイザーとして、家族が高齢者に代わり求人情報の収集、転職先の検証、履歴書の作成、面接の同伴やアピールなどが行えるようノウハウを提供します。

「20～50歳では家族同伴の就活はタブー」が一転、高齢者であれば採用の決定打に。

「子供の就活に親が立ち会う」「夫の求職先に妻が問い合わせる」いずれもタブーな行為だとされてきました。だが「高齢である不利な立場を逆に利用し、家族（就活アドバイザー）の同伴を正当化させることで、就職率を上げることができる」とプロジェクト責任者の吉永は提唱しています。また「家族ぐるみで就職活動に取り組む姿勢が雇用側にアピールとなる」と20～50歳にはない競争力が得られるとも話す。

就活アドバイザーと高齢者はマネージャーとタレントのような関係

吉永は過去に音楽業界でラジオ番組やイベント企画、レコーディングなどのディレクターの経歴を持つ。「本来、働く人（タレント）と売り込む人（マネージャー）は別なんです。その姿勢を明確にしていれば、企業側にとっても、就活アドバイザーは心強い存在となります。もちろん就活アドバイザーという役割を企業側に納得してもらうにはコツが必要です。詳しくは公開時のサイト内で解説します」と吉永は語る。