超高倍率で星を見る!惑星観察に新たな常識を生む、ハイレゾアイピース“HRシリーズ”を3月10日に発売

総合光学機器メーカー、株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、解像力を重視した惑星用ハイレゾアイピース、HRシリーズ「HR1.6㎜」「HR2.0㎜」「HR2.4㎜」の3機種を3月10日(木)に発売いたします。

総合光学機器メーカー、株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、解像力を重視した惑星用ハイレゾアイピース、HRシリーズ「HR1.6㎜」「HR2.0㎜」「HR2.4㎜」の3機種を3月10日(木)に発売いたします。

 

 

HRシリーズ「HR1.6㎜」「HR2.0㎜」「HR2.4㎜」は、視野中心から周辺まで高解像力を発揮するように設計されており、コントラストの高さや像の明るさも非常に優れています。淡く微細な惑星表面の模様を観察したり、接近した重星を観察したりするのに最適な、究極の高倍率アイピースです。

レンズ面での光の反射を抑えるため、レンズ1面あたり最大透過率99.9%を達成するASコーティングを採用。ガラスによる光の損失にも配慮し、高性能を維持しつつレンズ構成を3群5枚に抑えています(一般の同等最新接眼は7~8枚構成)。さらにやや長めのアイレリーフ10mmを確保し、のぞきやすさにも配慮しています。

 

【製品詳細】

◆HR1.6mm/HR2.0mm/HR2.4mm

焦点距離  :1.6mm/2.0mm/2.4mm

見掛視界  :42度

アイレリーフ:10mm

レンズ構成 :3群5枚

コーティング:ASコーティング

差し込み径 :31.7mm

重さ    :120/117/115g

 

【製品特徴】

●ハイレゾリューション

①ストレール強度約100.0%

解像度を徹底的に追求。視野周辺部でもほとんど破綻せず97%以上のストレール強度を実現。

※AX103S鏡筒において

②短焦点ニュートン反射にも対応

コマ収差補正機能によりR200SSとの組み合わせ時にも視野端でストレール強度93%を確保。従来のアイピースでは視野中心から外れるにしたがって解像力が低下するため、正確に中心に導入しなければ最高性能を発揮できませんでしたが、ハイレゾシリーズでは周辺部でも解像力を維持。特に視野全面に像が広がる月面では差が顕著となります。

 

●ハイコントラスト

①レンズ構成枚数を抑えて光量ロスを低減

現代的なアイピースは7~8枚のレンズで構成されていますが、透過率を最大限に追求した結果、高解像力を維持したままレンズ枚数を5枚(3群5枚)まで抑制しています。ガラス材による吸収と反射を極限まで抑えることに成功しました。

②優れた透過特性

レンズ1面当たり最大透過率99.9%のASコーティングを採用。通常は影響の少ない、レンズ貼り合わせ面にも特殊コーティングを施し、貼り合わせ面の透過特性も向上しました。

③徹底した迷光対策

レンズ枠の内径を大きくして迷光の影響を軽減し、遮光絞りや遮光ネジ等の迷光防止処理を徹底的に施し迷光を遮断しました。アイピース差し込み部分先端のわずかな反射光さえ抑えています。

 

※倍率ついて

ビクセンでは従来、天体望遠鏡鏡筒の対物有効径(mm数)の約2倍までが有効最高倍率であると推奨してまいりました(例:レンズ有効径100mmなら200倍まで)。

しかし、機材と観察条件を選べばこの限りではなく、質の高い機材と高倍率を扱う技術があれば、これまで過剰とされてきた超高倍率でも、別次元の観察を行うことが可能です。

 

【価格】

3機種共通:\28,000(税別)

 

【発売日】

2016年3月10日(木)

 

【WEBサイト】

◆HR1.6mm/HR2.0mm/HR2.4mm

http://vixen.co.jp/product/at/acc/hr.html

 

 

【株式会社ビクセン 会社概要】

代表取締役 新妻和重

創業1949年  本社 埼玉県所沢市

天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー



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企業情報

企業名 株式会社ビクセン
代表者名 新妻和重
業種 精密機器

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