LGBT当事者による同性結婚式のビデオ制作事業を立ち上げたい！

今回行うプロジェクトは、当事者同士で安心して利用出来る制作サービスの発足です。具体的には、結婚式には欠かせないムービー制作や挙式・披露宴のビデオ撮影・編集サービスなどです。もちろん、LGBT関連団体様向けの様々な動画制作やチラシ・ポスターなどの紙媒体のデザインなど、活かせるスキルを最大限に使ったサービスを展開してまいります。

協力していただける企業やフリーのカメラマンさんなどの支援もあり、少しずつ準備を始めておりますが、本格的な事業に乗り出すには、もっと多くの方にご支援をしていただきたいと、切に願っております。

「LGBT当事者による同性結婚式のビデオ制作事業を立ち上げたい！」

https://readyfor.jp/projects/LGBT_WEDDING_MOVIE

【私がこのプロジェクトを立ち上げたきっかけ。】

私は中学２年の時、自分が同性愛であることに気がつきました。

私は中学２年の時、自分が同性愛であることに気がつきました。周りには言い出せず、友人たちの前では自分がゲイであることをひた隠しにしていました。そんな思いを、映画好きが高じて撮り始めた自主制作映画に投影し、「いつかは映像の道で自分と同じ悩みを持つ方々の力になりたい」と思うようになりました。

そんな中、21歳の時、現在のパートナーと知り合いました。その頃には気の知れた友人たちにはカミングアウトを済ませておりましたが、まだまだ風当たりは強く、受け入れてくれない人もいました。成人を過ぎて映像制作やデザインの道に進み、自分の夢に一歩ずつ近づきながらも、10年前「結婚」という言葉は幻想でしかありませんでした。そして現在、東京都の渋谷区・世田谷区のパートナーシップ条例を皮切りに、企業での同性パートナー制度の導入など目まぐるしく社会が変化してきました。

このタイミングは私にとって最良だと思い、「LGBTのための事業を始めたい！」という思いで協力者の支えのもと、今回のプロジェクトを立ち上げました。

【ニジイロマリアージュ プロモーション映像】

https://www.youtube.com/watch?v=feBs0rxQ6HE

【LGBT当事者である私にしかできない仕事。】

もっと多くの方々が住みやすい世の中を作っていきたい。

LGBT当事者が最初から最後まで制作を行うことで、安心して依頼できるサービスが誕生します。こういった事業が増え、より多くの方々の理解を得ることで、将来LGBTがもっと住みやすい世の中を築いていけるのではないかと考えております。

同性結婚だけではなく、映像を通してメディアに訴えかけるコンテンツが増えればLGBTに対する正しい理解が浸透し、LGBTで悩む人々と子供達の将来を明るく照らすことができると私は考えています。

今回のプロジェクトは小さな一歩かもしれません。しかし、このプロジェクトが持つ無限の可能性を、私は信じています。どうか皆さま温かきご支援をよろしくお願い申し上げます。

【クラウドファンディングとは】

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

【今後の展望】

今回の活動を通じて同性結婚式がより身近なものへとなります。

今回は結婚式の撮影などで使用するビデオカメラ、一眼レフカメラ、編集用のパソコンなど必要な機材の購入と、宣伝に必要なチラシ・パンフレットの印刷、宣伝用ノベルティグッズの制作を行います。また、これらを使ってレインボーパレードなどのイベントでのアプローチや、LGBT支援団体への協力を求めていきます。

なお、サービス内容についての詳細は、専用ホームページ「nijiiro marriage -ニジイロマリアージュ」をご覧ください。

http://www.niji-mariage.com/

このサービスを通して、同性結婚式をより身近にし、LGBTへの理解をもっと社会に広めていきたいと考えております。