素敵なエンパイア女子から最悪なエンパイア女子まで、周囲にいる女帝キャラの実態を調査

世の中には、組織をうまく統一し上手なリーダーシップをとるエンパイア女子もいれば、わがままを言い周囲を振り回すだけのエンパイア女子もいる。そこで今回は一般女子に、身の回りの“エンパイア女子＝女帝キャラの女子”について調査。

この度、映画好き、海外ドラマ好きが集まるトーキョー女子映画部では、アメリカで社会現象を巻き起こしている話題の海外ドラマ『Empire/エンパイア成功の代償』にちなんだアンケートを実施。今回は265名が回答。本作は、音楽業界を舞台にした権力闘争や、一大企業の後継者争いを描いた物語で、ここに登場するクッキーという女性はまさに女帝。彼女の活躍が本作の見どころの一つとなっているが、今回のアンケートでは、彼女にちなんで女帝キャラの人を“エンパイア女子”と称し、身近にいるエンパイア女子の実態を調査した。エンパイア女子について、良いイメージと悪いイメージの両方から質問を投げてみた。

Ｑ：こんなエンパイア女子はイヤだという要素で、一番厄介なのはどれ？

●いつも自分が一番として扱われないと気が済まない 41.1%

●人のモノ、男を奪う 24.5%

●自信満々、自慢話が多い 19.2%

●人の問題に介入しまくるお節介やき 9.1%

●友達になると何かとお金がかかる 4.2%

●その他 1.9%

Ｑ：こんなエンパイア女子は憧れるという要素で、一番ポイントが高いのはどれ？

●姉御肌で面倒見が良い 35.9%

●洞察力が鋭く、人心掌握術に長けている 25.3%

●品がある 14.3%

●気前が良い、太っ腹 9.1%

●貫禄がある 7.9%

●ファッションセンスが良い 2.6%

●セクシー 2.6%

●その他 2.3%

では、エンパイア女子について、良いイメージ、悪いイメージのどちらが強いのかというと、

●憧れなど、良いイメージ 10.9%

●いじわるそうなど、悪いイメージ 65.7%

●どちらとも言えない 23.4%

悪いイメージが圧倒的に強いのかと思いきや、エンパイア女子になってみたいか聞いてみると、

●なりたい！ 8.7%

●一時的なら体験してみたい 57.3%

●なりたくない 34.0%

エンパイア女子と関わるのは苦手だけれど、内心ではどこかエンパイア女子に憧れを持っている女子が多いことがわかる。さらに、身の回りに実際にいるエンパイア女子談も一部ご紹介。

＜私の周りのエンパイア女子談＞

■ある友人はその美貌と性格の良さから常に人に恨まれててめっちゃ大変そう。仲良くなると「一生ついていきたい！」と思うくらい素敵な人だけど、美人というだけで敬遠されていて可哀想。（20代前半）

■プロアスリートの女友達が、いつもは男女で飲んでいたのですが、ある時二次会は男子数名だけを引き連れてバーに行っていた。（20代後半）

■銀座のホステス崩れが、何かと女であることを利用してOLをやっていたが、おじさま方の懐に見事に入り込み、そのまま役員まで上り詰めた。（20代後半）

■1人ずつ接近して、自分の都合の良い情報だけを与えて、どんどん人脈を広げている人がいる。それは同僚に留まらず、役員をも引き込んでいるので、見ていて怖い。実際は全然仕事をしていないのに「会社に必要な人材」と言われていて呆れた。自分の口車だけでのし上がった人なので、ある意味尊敬するが、絶対になりたくない。偶然にも彼女は裏で“女帝”と呼ばれている。（30代後半）

■知り合いの女社長は頭が切れ、知識も技術も素晴らしいです。あまりに想像を超えているのでついていくのも大変ですが、尊敬しています。（40代前半）

『Empire/エンパイア成功の代償』のエンパイア女子、クッキー（タラジ・P・ヘンソン）は3人の息子を持つ肝っ玉母さんで、情が深く音楽センスやファッションセンスも抜群、仕事も敏腕の憧れのエンパイア女子だ。そんな彼女が、元夫のルシウス（テレンス・ハワード）とどう対抗していくのか、はたまたヨリを戻すのか、他の女性達とどう渡り合っていくのか等、ドラマチックなストーリーには見どころが満載だ。今回のアンケートからは良いタイプ、悪いタイプ両方のエンパイア女子談が挙がったが、エンパイア女子は端から観る分には楽しいものだ。本作のエンパイア女子の豪快な活躍ぶりを観てぜひ爽快感を味わって欲しい。