「養護施設の子どもたちとポーランドとの絆～オブジェを修復したい」のご案内　社会福祉法人による児童養護施設の子どもたちのためのクラウドファンディング企画

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　児童養護施設や福祉型障害児入所施設等を運営する社会福祉法人福田会（ふくでんかい、所在地：東京都渋谷区、理事長：太田孝昭）は4月25日より、クラウドファンディングサービス「READYFOR?」（運営会社：READYFOR株式会社）を利用して、当法人と関係の深いポーランドと施設の子どもたちとの友好事業を行うための、支援の呼びかけをスタートいたしました。

　東京都渋谷区の社会福祉法人福田会は創立140年の児童養護施設で、現在は高齢者施設なども運営しています。その福田会が2016年4月25日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR?」にて、養護施設の子どもたちへポーランド大使館から贈られた友好の証であるオブジェの修復と、お披露目のためのプロジェクトを開始しました。

「養護施設の子どもたちとポーランドとの絆～オブジェを修復したい」

https://readyfor.jp/projects/Keep-it-up/

　福田会とポーランドには第一次世界大戦後にシベリアで孤児となったポーランドの子どもたち375名を受け入れた歴史があります。その後、長く交流が途絶えていたのですが、2010年に日本通で知られる当時のヤドヴィガ・ロドヴィッチ駐日ポーランド大使が散策中に偶然、当法人を見つけて声をかけていただいたことから90年ぶりの交流が始まりました。

　そして2013年12月、ポーランド大使館から施設の子どもたちとの友好の証として、同国の彫刻家、ツィリル・ザクシェフスキさんの作品「Blooming Universe」(あらゆる命を生み育む宇宙)を寄贈していただきました。ところがこのオブジェは搬送中に壊れてしまい、修復の機会がないまま今日に至っています。奇しくも2019年は日本とポーランドの国交樹立から、2020年は孤児救済から100年を迎えます。そんな今、100周年記念事業と位置付けて、ツィリル・ザクシェフスキさんを日本にお招きし、オブジェを修復して頂き、お披露目のセレモニーを行うプロジェクトを計画しました。

　一口1000円から支援を受け付けており、ポーランドの人形や当法人の就労継続支援B型事業所「広尾ジョイワーク」で製作しているミニラケット（スマホ・ケータイストラップ）などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは6月9日23時締め切りとなっており、目標金額の50万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

　インターネットを介したプロジェクトとなりますので、プロジェクトのページから「クレジットカード」「銀行振込」のいずれかを選択の上、事業者（READYFOR）宛てに決済してご支援いただくかたちとなります。

福田会でREADYFORへの決済も代行いたします。お問い合わせください。

【クラウドファンディングとは】

　インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。

【今後の展望】

　ポーランド大使館からの招待を受けて、7月23日～24日にはポーランドのワルシャワで開催される「児童養護施設の子どもたちのためのサッカーワールドカップ」に施設の子どもが参加することも決定しています。

（１）第4回「養護施設児童のためのサッカーワールドカップ」

日時：2016年7月23日～24日

会場：ポーランドワルシャワ『レジアスタジアム』

（２）オブジェ修復作業

年内のできるだけ早い時期に7日間くらいの滞在期間中での作業を予定。

（３）お披露目のセレモニー

年内にポーランドのツィリル・コザチェフスキ駐日大使ご夫妻もお招きして開催する予定です。

　これらをポーランドとの友好事業の一環として、積極的に情報発信してまいります。

「養護施設の子どもたちとポーランドとの絆～オブジェを修復したい」

https://readyfor.jp/projects/Keep-it-up/