三陸プレミアム牡蠣生産支援プロジェクト

日本の牡蠣産業を変え、牡蠣生産者の生活を安定させるための「三陸プレミアム牡蠣オーナー制度」を開始しました。従来の牡蠣養殖は剥き身牡蠣づくりに最適な方法となっていますが、剥き身牡蠣の価格は毎年乱高下するために牡蠣生産者の生活は安定しません。5年前に壊滅的被害を受けた三陸牡蠣業界においても同様で、震災から復旧しても従来の剥き身牡蠣中心となっており、その結果、牡蠣生産者の収入は不安定なままとなっております。当社では従来の三陸牡蠣応援プロジェクトではなく、三陸でプレミアム牡蠣づくりを支援することを通して、日本国内の牡蠣産業を変え、日本全体の牡蠣産業が安定的に存続できるように、新たに当プロジェクトを開始いたしました。震災をキッカケにして、大きな革新を目指す三陸でのプレミアム牡蠣養殖への支援を通して、日本の牡蠣産業を変えようとする当プロジェクトのご紹介をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。

報道関係各位

                             株式会社アイリンク

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         三陸プレミアム牡蠣生産支援プロジェクト

           http://www.sanriku-oysters.com

   日本の牡蠣産業を変えるための三陸プレミアム牡蠣オーナー制度を開始

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 この度、株式会社アイリンク(所在地:宮城県仙台市 代表:齋藤浩昭)は、日本の牡蠣産業を変え、牡蠣生産者の生活を安定させるための「三陸プレミアム牡蠣オーナー制度」を開始いたしました。

 従来の牡蠣養殖は、剥き身牡蠣づくりに最適な方法となっていますが、大量生産には合っているものの、剥き身牡蠣の価格は毎年乱高下するために、牡蠣生産者の生活は安定しないという現状があります。

 5年前に壊滅的被害を受けた三陸牡蠣業界においても同様で、震災から復旧しても従来の牡蠣養殖の生産方法のため剥き身牡蠣中心となっており、その結果、牡蠣生産者の収入は不安定なままとなっております。

 そのために当社では、従来の三陸牡蠣応援プロジェクトではなく、三陸でプレミアム牡蠣づくりを支援することを通して、日本国内の牡蠣産業を変え、日本全体の牡蠣産業が安定的に存続できるように、新たに三陸プレミアム牡蠣オーナー制度を開始いたしました。

 震災をキッカケにして、大きな革新を目指す三陸でのプレミアム牡蠣養殖への支援を通して、日本の牡蠣産業を変えようとする当プロジェクトのご紹介をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。

 

【従来の養殖方法と今回のプレミアム牡蠣養殖の違い】

 日本では、ホタテの殻に幼生を付着させた種牡蠣をロープで筏に吊り下げる筏垂下式養殖方法が広く用いられています。ホタテの殻に付着したまま密集して成長するので、殻の形がいびつになりやすく細長くなります。また密集して育つために身入りが良い物、悪いものの差があり安定していません。しかし、大量生産することができます。つまり殻の形も無関係で、一粒一粒の身の大小や身入りも関係なく、むき身に加工してキロ売りするには向いているものとなっております。

 殻の形の良い物(水揚げの2割程度)は、選別された後、籠入れなどをして身入りをよくしてから「殻付牡蠣」として出荷されますが、ほとんどがむき身牡蠣に加工して出荷されるか、安価な焼き牡蠣用牡蠣として出荷されます。

 一方、牡蠣の養殖方法で世界標準となっているのが「シングルシード牡蠣」です。シングルシードとは、直訳すると 「1つの種」の意味であり、ホタテの殻に密集させて育てるのではなく、種(幼生が付着した段階)から1粒ずつバラバラの状態にして育てる養殖方法となります。そのために世界の牡蠣は日本と違い、コロっとして形の良い牡蠣が流通しています。

 

シングルシード養殖によるメリットは次の通りです。

1.種苗、牡蠣の数量管理がしやすい。

2.生育に十分な空間があり殻のカップが深く形が整いやすい。

3.生育中に海域や深さを変えることで大きさや身入りをコントロールできる。

4.牡蠣の殻に汚れがつきにくい。

5.重労働となる牡蠣剥き作業が必要ない。

 

 日本では、北海道厚岸が最初のシングルシード牡蠣「カキえもん」を生産出荷しています。シングルシード牡蠣を作ろうとする取り組みは九州、広島、三重など各地で始まってきており、三陸でも宮城県東松島、石巻、女川などでも試験導入されています。

 

【プレミアム牡蠣生産支援プロジェクトの詳細】

 三陸の牡蠣生産者のプレミアム牡蠣生産への応援をしていただくことを目的としたクラウドファンディング(寄付金付き商品販売型)です。

 

 目的:三陸の牡蠣生産者のシングルシード牡蠣 養殖資材導入支援

 1口の金額: 10,000円

 商品: 三陸産 シングルシード牡蠣 20個入り

 商品の発送時期: 2018年4月〜6月を予定

 募集期間:  2016年5月17日~2016年12月31日まで

 1口1万円の内訳:

  7,000円お届けする牡蠣代、消費税、送料、箱等の梱包費、カートシステム等の手数料、通信費等の経費

  3,000円 生産に使用する資材の購入費 (※1)

 お申込み方法:当プロジェクトホームページ(http://www.sanriku-oysters.com/)から。

 (※1)どういった資材をどこの生産者に購入したか等の詳細は、当プロジェクトホームページに公表いたします。

 

【三陸牡蠣産業の復旧現状】

 三陸の牡蠣生産者数は5年前の東日本大震災がキッカケで、高齢のため辞めたり、養殖資材を再び用意できないために辞めてしまうなどによって、半減したものの、養殖再開した生産者の養殖規模は震災前に戻ってきております。

 

 参考)牡蠣などの海面漁業の専業従事者数の推移

 専業とする漁業種類別経営体数は、震災前は809名、震災後は364名。

 兼業とする漁業種類別経営体数は、震災前は1,114名、震災後は510名。

 出典元:2008年、2013年漁業センサス第2巻海面漁業に関する統計

 

【株式会社アイリンクについて】

 国内最大級の牡蠣のネットショップ旨い牡蠣屋(http://www.umaikaki.com)を運営し、2011年の東日本大震災から2週間後、3月26日に三陸牡蠣復興支援プロジェクト(http://www.sanriku-oysters.com)を立ち上げ、オーナー制度を利用して三陸の牡蠣生産者383名に養殖資材などを支援しました。

 2012年石巻市渡波に「かき小屋渡波」をオープン(翌年営業譲渡)、同年4月仙台市宮城野区に「かき小屋仙台港」(http://www.kakigoya.jp)をオープン、2013年ベトナム・ホーチミンに三陸牡蠣を販売するKAKIGOYAをオープン、同年10月に石巻サンファンパークにおいて「第1回三陸オイスターフェスティバル」(http://www.sanrikuoysterfestival.com)主催(2015年11月に第二回を開催)、同年12月「三陸牡蠣ノボリ1000本プロジェクト」(http://www.sanrikukaki.com)を開始、2014年3月「三陸牡蠣 買って応援プロジェクト」を開始、同年9月「カキ小屋パートナー制度」(http://www.kakigoya.com)を開始しました。

 

従来の牡蠣剥き作業

 

シングルシード(一つずつになった稚貝)

 



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企業情報

企業名 株式会社アイリンク
代表者名 齋藤浩昭
業種 食品関連

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