全国の障がい者施設で作られている商品をいつでも買えるネットショップをつくり、障がい者の賃金アップに貢献したい！クラウドファンティングに挑戦中。

ネットサービス

はじめまして。高橋圭と申します。大学在学中に保育士、福祉関連などの資格を取得し、卒業後は保育士として5年勤務。その後、民間の保育所、児童館、老人ホーム、障がい者施設など、福祉施設の労働組合職員として現場を見てきました。　福祉関連施設で働いている方の労働環境は大変厳しく、特に作業所で働く障がいを持った方の賃金は、月平均14,000円ほどです（厚生労働省就労継続支援B型事業所平成24年度平均工賃（賃金）の実績について参照）。では、もし本人が自立を望んだとしても、暮らしていくのはとても大変です。障がいの程度によって、実際に出来る出来ないが問題なのではなく、本人が望んだ時にそれができる環境があるということが大切だと僕は思います。　そこで、障がい当事者の方の賃金アップにつながる仕組みをつくりたいと思い、今回プロジェクトを立ち上げました。

BTOK（ビートック）（所在地：東京都板橋区、代表：高橋圭）は、2016年5月30日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、[全国の障がい者施設の商品が買えるWEBショップを作りたい]のプロジェクトを開始しました。

「全国の障がい者施設の商品が買えるWEBショップを作りたい」

https://readyfor.jp/projects/btok

本プロジェクトでは、インターネット上で、北海道から沖縄までの障がい者施設の商品を、まとめて見ることができるプラットフォームを作り、全国どこからでも注文を受け付け、決済、梱包、発送までにかかる流れを整えます。これであれば、施設で働く職員の方の販売業務までにかかる負担を増やすことなく、販路を広げることができます。そうなれば施設では今後、新しい商品の開発にも取り組めますし、さらに魅力的な商品を届けることができるようになると思うのです。

＜3つの特長＞

1：障がい者施設の発送や集金の手間を極力省く

　お客様からの注文、梱包、集金業務はBTOKで行い、施設の方には一週間に一度だけ、まとめて注文を依頼し、BTOKへ送ってもらうだけ。発送先も一つだし、各お客様へ梱包して送るのはBTOKが行うので、施設の手間は省けます。

2：独自でWEBショップを開設できない施設も気軽に利用できる

　施設によっては小規模で製品が少ないところもあります。そのような施設では、ネットショップを開設しても、売れるかどうかの心配がとても大きいと思います。BTOKでは、そのような施設も含め、全国の障がい者施設の商品を集めて販売するため、商品数の少ない移設も利用することが可能です。

3：障がい者施設の商品が世の中に認知されやすくなる

　現在、地域の販売会や、FAXや電話のみの注文、入金は施設の指定銀行への振り込みのみ。等、せっかくいい商品を作っている施設があったとしても、買うことのハードルがとても高いのです。「支援したい」「お土産でもらって美味しかったからまた買いたい」となった場合でも、購入が億劫になってしまいます。このような問題を解消し、施設の商品が多くの方の目に触れ、認知され、購入につながれば、自ずと障がい当事者の方の賃金UP、社会寝室につながります。

一口3,000円から支援を受け付けており、施設で作られたクッキーやうどん、WEBショップで使えるポイントなどのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは6月29日23時〆切であり、目標金額の60万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。

【クラウドファンディングとは】

インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。