【長崎大学水産学部】漂着したイルカやクジラを調査するプロジェクトについて、クラウドファンディングサイトを公開しました。
長崎大学水産学部 海棲哺乳類研究室では、海岸などに漂着したイルカやクジラの調査・研究を行っています。この度、調査に関わる諸費用の獲得に向け、クラウドファンディングによる支援を募ることとしました。プロジェクト名【九州沿岸で、漂着したイルカ・クジラの調査を続けたい】 6/15、READYFORサイトにて公開されました。
長崎大学水産学部 海棲哺乳類研究室では、2016年6月15日より、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、漂着鯨類の調査に関わるプロジェクトを開始しました。
プロジェクト名:九州沿岸で、漂着したイルカ・クジラの調査を続けたい!
https://readyfor.jp/projects/StrandingKyushu
【プロジェクトの概要】
このプロジェクトでは九州近海に漂着する鯨類(イルカ・クジラ)の調査、解剖を行い、生物学的知見の収集や学術標本の採取に努めます。また海岸からの鯨遺体の迅速な撤去・回収を目指し、海浜環境の維持にも貢献します。
日本近海には数多くの種類の鯨類が生息していますが、その多くは生態がはっきり分かっておらず、種や海洋環境の保全のため、研究が必要です。鯨類の多くは飼育や捕獲が難しく、そのため海岸などに漂着した死体が重要な研究材料となります。また漂着した大きな鯨の死体は、適切に且つ迅速に回収・撤去されなければ、腐敗して海浜環境を著しく損ねるため、研究者などによる調査は公衆衛生の観点からもニーズが高まっています。
九州近海では毎年数十件もの鯨類が漂着しており、貴重な標本が収集されている反面、調査に掛かる費用が負担となっています。本プロジェクトでは調査活動の継続のため、ご支援をお願いしております。
支援は一口3,000円から、5,000円、10,000円、30,000円を受け付けています。『鯨類学者』の気分を味わっていただけるよう、プロジェクトのロゴマーク入りサンクスレター、調査結果の速報などをリターンとしてご用意しております。
プロジェクトの締め切りは7月28日で、目標金額30万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。
プロジェクトを通じて頂いたご支援は、調査に必要な解剖器具やブルーシートなどの消耗品、作業従事者に配る作業着や調査車両の維持、交通費に充てられます。
鯨類研究の発展のため、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【クラウドファンディングとは】
インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。
【長崎大学 海棲哺乳類研究室】
日本近海に生息する鯨類の生態について研究しています。
〒852-8521
長崎県長崎市文教町1-14 長崎大学水産学部3F
Tel:095-819-2811
教授:天野 雅男
【プロジェクトに関するお問い合わせ先】
プロジェクト代表:塩﨑 彬
Tel: 090-4780-8155
email: ase.saltpeak@gmail.com
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企業情報
企業名 | 長崎大学海棲哺乳類研究室 |
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代表者名 | 塩﨑 彬 |
業種 | 国・自治体・公共機関 |