明治維新以降の教育改革が始まる!その〝カギ″はPBL!ワークショップ×講演×パネルディスカッション

NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会(東京都港区 代表理事:清水計雄)では、民間企業で活躍しているビジネスパーソンと教員が協働して全国の学校および教員に対してプロジェクト実践教育(Project Based Learning:以下、PBL)を普及し、中学生や高校生がプロジェクト活動を通じて主体的に協働学習するための支援を目的に活動しています。今般、これまでの成果と現在の状況を踏まえ、以下の通り第4回目のシンポジウムを開催致します。中学・高等学校の教職員、大学の教職員、教育関係者、企業関係者など、これからの日本の教育を考える人たちが集結し、PBLに関する実践事例を中心に、教育現場からの声、PBLを体験した生徒からの声など、さまざまな角度からアプローチを行います。

 NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会(東京都港区 代表理事:清水計雄)では、民間企業で活躍しているビジネスパーソンと教員が協働して全国の学校および教員に対してプロジェクト実践教育(Project Based Learning:以下、PBL※1))を普及し、中学生や高校生がプロジェクト活動を通じて主体的に協働学習するための支援を目的に活動しています。

 今般、これまでの成果と現在の状況を踏まえ、以下の通り第4回目のシンポジウム※2)を開催致します。中学・高等学校の教職員、大学の教職員、教育関係者、企業関係者など、これからの日本の教育を考える人たちが集結し、PBLに関する実践事例を中心に、教育現場からの声、PBLを体験した生徒からの声など、さまざまな角度からアプローチを行います(詳細は別添プログラム参照)。

 

タイトル :第4回 日本PBLシンポジウム「実践的アクティブ・ラーニング―PBLとその評価―」

 

日  時 :2016年7月30日(土)10:00 - 17:00

 

会  場 :東京都立戸山高等学校(東京都・新宿区)

     ※参加無料(ただし資料代1,000円)、要予約

     ※懇親会(場所を変えて実施します)、会費4,000円(予定)

 

お申込方法:2016年7月27日(水)17:00までに当協会ホームページ

     http://goo.gl/A00wGZよりお申し込みください。

 

 十分な知識・技能を持ち、それを活用できる思考力・判断力・表現力を臨機応変に発揮でき、主体性をもって多様な人々と協力して学び、働く力が身につく教育の機会をすべての子どもたちが持てるようにするにはどうすればよいか?(出典:教育の質的転換を図る教育改革:安西祐一郎)この課題解決の「カギ」はPBLにあります。これからの日本の教育に求められているのは、単に学業の知識をもつだけではなく、知識を活用して社会に貢献し、多様な人々とともに協働する学習者を育てることです。そのためには、不確実な時代においてプロジェクトマネジメントの手法を活用したPBLを教育現場に取り入れることが必要不可欠です。本シンポジウムは、学校におけるPBL事例を知りたい方、PBLの今後の展開・課題を学びたい方を対象としています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

※1) プロジェクト実践教育(PBL)とは

PBLはProject Based Learningの略で、プロジェクト活動を通した学習の方法論で、教科の学習と同時に、計画や意思伝達などのような複雑なプロセスや手順を身に付けるための体系付けられた教育方法です。PBLは教員が生徒に教えるために習得するスキルであり、プロジェクトマネジメント(PM)は教員が設定するPBLの枠組みの中で生徒が実施するスキルである。教育現場に両者のスキルが備わって初めて効果的なプロジェクト実践教育が実現できます。

PBL は1960 年代後半にカナダで始まり各国で導入され、日本国内でも約10 年の歴史があります。しかしながら、国内では一部の大学でPBLの授業が行われているだけで、中等教育にはまだまだ普及されていません。一方、米国ではバック教育協会(BIE:Buck Institute for Education)などの多くの団体が中心となってPBLを実践しています。当協会では、PBLとPMの手法を使い、学校教育の効果を向上させることを目指した研究、開発、指導、実践支援を行っています。

 

※2) シンポジウムについて

当協会では2009年の設立以降、主に中学生や高校生を対象としてPMの普及活動を行ってきました。プロジェクトマネジメントを教えている講師はボランティアで、その多くは大手企業などで活躍している現役のビジネスパーソンです。講師の中には海外ビジネスや海外プロジェクトの経験者や従事者が多く、英語力はもとより、正解のない問題に対処する力や異なる文化背景を持つ人たちとの多様性や異質性を許容する力など、日本のビジネスパーソンに不足しているスキルを自らの経験から痛感しています。2012年からは学校現場の要請により、当協会は全国の学校教員と連携し、協働でプロジェクト実践教育(PBL)とプロジェクトマネジメントの普及活動を開始しました。本シンポジウムでは、その成果報告の位置付けで、これからの日本を支えていく人たち(中学生や高校生)が世界と対等に渡り合うためにアクティブ・ラーニングの主要な教育手法の一つとしてのPBLを理解していただく場です。

 

●第4回 日本PBLシンポジウム プログラム

 

【受付開始】

ワークショップ受付  9:30

講演受付      12:30

 

【1】ワークショップ:10:00~12:00

A:ミニミニ・プロジェクト体験ワークショップ

乾明紀(京都光華女子大学キャリア形成学部 准教授)

 

B:ストロータワープロジェクトで学ぶPBLとプロジェクトマネジメント(PM)

楠徳生(NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会 理事)

 

12:40~12:45

「開催の辞」清水計雄(NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会 代表理事)

 

【2】講演:12:45~15:00

①アクティブ・ラーニングの体系的設計と学修成果のアセスメント

井上雅裕(芝浦工業大学 学長補佐 システム理工学部 教授)

 

②青年期教育としてのPBLの可能性と評価の視点

笹川孝一(法政大学キャリアデザイン学部 教授)

 

③評価観もパラダイムシフトが必要

上杉賢士(グリーンヒルズ小学・中学校 校長)

 

④蝶ヶ岳登山から「愛する力」を学ぶ

伊藤隆之(聖学院中学高等学校 教諭)

 

⑤『地域に生き地域とともに歩む高校生育成事業』へのPBLの導入支援

柳沢富夫(NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会 理事)

 

⑥SSHとPBLの相性

田中義靖(東京都立戸山高等学校 教諭)

 

⑦米国サイエンス研修でPBLと出会って

東京都立戸山高校(生徒)

 

⑧メタセコイア講座

BBCoach Project大賞受賞者(芝浦工業大学中高 生徒)

 

【3】パネルディスカッション:15:20~16:45

・酒森潔(産業技術大学院大学 教授)

・貝増匡俊(神戸女子大学 准教授)

・伊藤豊(聖学院中学校・高等学校 高等部長)

・笹川孝一(法政大学キャリアデザイン学部 教授)

・上杉賢士(グリーン・ヒルズ小学校・中学校 校長)

 

16:45~16:50

「閉会の辞」

伊東緑(NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会 理事)

 



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

企業情報

企業名 特定非営利活動法人 プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会
代表者名 清水計雄
業種 教育

コラム

    特定非営利活動法人 プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会の
    関連プレスリリース

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域