国家的課題である慢性腎臓病(CKD)対策に私の病気体験を活かして欲しい。

中日新聞及び日経BP社のセカンドステージにも取上げられました!

報道関係各位様
2007年8月9日



透析患者の激増、そして、慢性腎臓病(CKD)対象者が480万人と、腎臓病罹患者に歯止めがかからないため、国は予算執行と合わせて本格的な対策に乗り出しました。

しかし、慢性化した腎臓病は、世界的医療水準をもってしても、根治が不可能な難病であり、対策の決め手は、早期発見と予後の管理につきますが(透析になるまでの期間をできるだけ延長する)、以下の現状が、これらの対策の進行を阻んで思うような成果が得られていないことが明らかになっています。


●国民の多くが、慢性腎臓病(CKD)の怖さを認識しておらず、その早期発見、治療を阻んでいる。
(慢性化しても自覚症状が相当悪くならないと出ないため、透析寸前まで悪化させてしまう事例が山積)

●CKDの治療方法について医師の間で大きな格差があり、患者さんはどうしてよいか分からず翻弄、もがき苦しんでいる。
(次のように8月3日付け静岡新聞夕刊の報道記事が示すとおりです。)


★乏しい慢性腎臓病への理解

 明らかに腎障害があるか、または慢性的に腎機能が低下した状態を指す新しい概念「慢性腎臓病(CKD)」。早期発見で適切に治療すれば人工透析の導入を回避できるのだが、そのために不可欠な医師の理解はいまだに乏しいことが、日本慢性腎臓病対策協議会の認知度調査で分かった。

 国内の医師205人を対象に今年5月実施。CKDの名前も知らない医師が41%にも達した。CKDの定義や治療法などを理解していたのは28%で、さらに正しい治療を実践している人は全体の11%にとどまった。

 一方で、全体の98%は最初に患者を診る地域のかかりつけ医と腎臓専門医の連携が重要と考えており、同協議会は連携システム構築に積極的に取り組みたいとしている。




このような現実から、CKD対策にあっては、国・企業・自治体・マスコミ等総力を挙げて、次のような対策を講じることが不可欠であります。

(1)慢性腎臓病(CKD)の怖さと、早期発見、早期治療の必要性を、国民のすべてが認識共有できるようにすること。

(特に、クレアチニン値正常の段階から徹底して早期治療を開始する)
(2)腎臓病を診療するすべての医師に対して、統一した腎臓病の治療ができるよう国が医師会などに要請すること。(場合によっては、法制化も視野に入れて)

以上の課題に対して、患者自らの体験を活かして、少しでもこれらの対策に貢献すべく、奮闘しています。

その内容は
(1)治療の根幹である食事療法を円滑に進めるための専門店を開いているので知って欲しい(患者自ら営む専門店は全国的にもめずらしいと思われます。)

この事実については、以下のURLに示すとおり、中日新聞及び日経BP社のセカンドステージにも取上げられましたのでご参照ください。


中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/living/health/CK2007080302038191.html

日経BP社(セカンドステージ)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/yaritai_070605.html
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/yaritai_070612.html


(2) NPO法人の講師として、静岡県内の各市長村で、腎臓病の健康セミナーを精力的に行い、市民の意識付けの啓蒙活動を展開中ですので、活かして欲しい
(NPO法人広げよう健康の輪 http://www.e-kenkou.org をご参照ください。)

約20年の仕事をとおして、腎臓病を取り巻くいろいろな矛盾点や課題、患者さん方の苦悩、あせり、怒りなどがその対策の難しさを浮き彫りにしています。
どうか、この現実を直視していただき、貴メディアにて取上げていただきたい。



連絡先

 ■ 企業名       有限会社 冨士ヘルス
 ■ 代表者名      齋藤茂樹
 ■ 連絡先       s-saitou@fuji-h.co.jp
 ■ 電話番号      0544−23−2060
 ■ 住所        〒418−0076 静岡県富士宮市錦町1−8
 ■ 担当者       齋藤茂樹(さいとうしげき)
 ■ 電話での連絡可能時間帯
     0544−23−2060にて、透析時間帯を除く以下の時間帯で、ご
     連絡が可能です。
     月・水・金曜日は、午後2時以降、6時まで可能です。
     火・木・土曜日は、午前9時から、午後6時まで可能です。
     上記以外の場合は、
     自宅の電話番号 0544−27−9948 または、
     携帯電話番号  090−4112−6934 にお願いします。

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