「タトゥー」がある外国人観光客も温泉でおもてなし。今夏オープンの新店舗『安心お宿プレミア荻窪店』が「デザインタトゥー」の入った宿泊者の受け入れを開始

7月27日（水）、東京・杉並区上荻にオープンする『安心お宿プレミア荻窪店』では、グループ店舗では初の試みとなる「デザインタトゥー」の入っている宿泊者の受け入れに取り組みます。近年急増している外国人旅行者が日本の宿泊施設で「タトゥー」を理由に入浴を断られている現状を改善し、インバウンド需要を積極的に取り込んでいきます。

“新・業・態開発企業”の株式会社サンザ（本社：東京都新宿区、グループ代表CEO：荻野勝朗）が2016年7月27日（水）にオープンする進化形カプセルホテル『安心お宿プレミア荻窪店』では、グループ店舗としては初の試みとなる「デザインタトゥー」を入れた宿泊者の受け入れを開始します。

▼安心お宿プレミア荻窪店：http://www.anshin-oyado.jp/ogikubo/

■急増する外国人旅行者の「タトゥー」問題に取り組みます

日本では長年タブー視されてきた「タトゥー」ですが、最近では芸能人やスポーツ選手、若者などを中心にファッション感覚で気軽に「デザインタトゥー」を入れる人が増えてきました。

しかし偏見も根強く残っており、温泉やプール、遊園地、海水浴場、ジム、ゴルフ場などへの入場を断られるなど、社会的な制約が多いのも事実です。

一方、欧米などのタトゥー先進国では、「タトゥー」が市民権を得ており、若い人からお年寄りまで、幅広くファッションとして「タトゥー」を入れています。また、民族的な慣習や宗教的な理由から「タトゥー」を入れている方も少なくありません。

このような日本と外国の「タトゥー」に対する認識の相違のため、増加の一途をたどる訪日外国人旅行者が、「タトゥー」を理由に温浴施設への入館や入浴を断られるという問題が生じており、度々議論の的となってきました。

こうした背景から、観光立国を目指す日本の観光庁は、今年の3月に全国の宿泊・入浴施設に対して、「タトゥー」を入れた外国人の入浴を規制する従来の慣行の緩和を求めるなど、受け入れ体制の改善を促してきました。（※）

7月27日（水）にオープンを控えた進化系カプセルホテル『安心お宿プレミア荻窪店』は、最寄り駅のJR荻窪駅から徒歩2分。JR新宿駅へは約10分、JR東京駅には丸の内線で直通と、都心への「利便性」が高く、また日本特有の商店街など日本文化を感じる「観光」が楽しめる着地型観光立地にあることから、インバウンド需要を積極的に取り込みたいと考えています。

日本の多くの宿泊施設では、「タトゥー」文化を受け入れる体制が整備されているとは言えませんが、人工温泉も完備している『安心お宿プレミア荻窪店』では、いち早くこの問題に取り組み、「タトゥー」を入れている外国人旅行者も積極的に受け入れて、インバウンド対応温浴施設としての地位確立を目指します。

また、ファッションとしての「タトゥー」を楽しむ日本人の方々にも安心してご利用いただきたいと考えています。今回は『安心お宿プレミア荻窪店』限定での試験的な取り組みとなりますが、一定期間試行しトラブル等がなければ、他既存店舗での本格的な実施も予定しています。

尚、荻窪店含め安心お宿全店、暴力団、暴力団関係者、反社会的勢力のご利用は固くお断りしております。

※「入れ墨（タトゥー）がある外国人旅行者の入浴に関する対応について」国土交通省観光庁

http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000183.html

■インバウンドのニーズに対応した、「食」と「遊」を追求したカプセルホテル

『安心お宿プレミア荻窪店』では、“泊食遊一体！進化系カプセルホテル”をコンセプトに、従来の「泊まる」ことだけに主眼を置いたカプセルホテルのイメージを覆し、新たに食とエンターテインメント性を追求しています。

館内には、支配人が厳選した世界各国のクラフトビールと日本酒が楽しめるカフェバル「ウブドフォレストカフェ」を併設。ソフトドリンク、ダーツマシン、マッサージチェア、コミック＆雑誌＆新聞、Windows PCなどをすべて無料でご利用いただくこともできます。

また、就寝前のリラックスタイムにゲーム、マンガや独自配信の無料アニメ、映画動画を見ることができるWindowsタブレットを全室に設置。一部のカプセルユニットには40インチのモニターを特別に設置したシアタールームを備え、今話題のVR（バーチャルリアリティ）の視聴体験サービス「VR THEATER」も提供します。