香港企業と日本の介護事業所が提携。高齢化が本格化する香港で人材育成や研修、介護技術に関する指導を行い海外進出も視野に

東京都練馬区を中心に介護事業を手掛ける株式会社グラッドケア(東京都練馬区)は、香港の企業(4Smile(HK)co.,ltd)と、介護事業のノウハウ提供や、介護の人材育成の面で業務提携する事を決定致しました。今後は香港の若者が介護に興味を持ってもらえるように、香港の若者を対象とした介護研修を日本で行い人材育成を行う、将来的に同社の海外進出のきっかけになればと考えている。更に日本では介護職員の人材不足が問題になっているが、海外から介護に興味のある若者を呼び日本の介護を学んでもらうのが狙い

東京都練馬区を中心に介護事業を手掛ける株式会社グラッドケア(東京都練馬区)は、香港の企業(4Smile(HK)co.,ltd)と、介護事業のノウハウ提供や、介護の人材育成の面で業務提携する事を決定致しました。

 

■香港の高齢化が本格化

香港の平均寿命は、男性が約80歳で女性は約87歳と日本を抜いて世界一の長寿国となっており

団塊の世代に当たるベビーブーム世代が60歳代に突入し、出生率低下の問題等、日本と状況が似ているが、香港には介護保険制度の様な公的な支援が存在していない

その為、香港政府は試験的に介護クーポンや高齢者の優遇策を打ち出しているが、日本のような介護サービスは非常に少ないのが実情です

 

■香港の若者に対する人材育成面の支援

香港企業(4Smile(HK)co.,ltd)の嶋田董事総経理は、「香港は介護よりもメイドさんやお手伝いさんが中心だが、高齢化が本格的になれば介護に対する専門的な知識も必要になる。介護は設備よりも人によるサービスが重要だが、既に高齢化に突入している日本の介護を参考にできれば」と話す

 

■海外進出の足掛かりとして

株式会社グラッドケアは、大半の職員が介護福祉士の国家所持者であり、代表取締役の栗原も現場で経験を積んで通所介護施設を立ち上げた。介護技術のノウハウはあるが今後の海外進出のきっかけになれば、更に日本では介護職員の人材不足が問題になっているが、海外から介護に興味のある若者を呼び働いてもらう仕組みを構築する考え

株式会社グラッドケアの栗原代表取は「以前上海の施設を複数見学させてもらった事があるが、サービスの質としてはまだまだ足りない部分があると感じた。日本の介護技術を学んだ海外の若者が自国へ帰り、自分の国で本当に必要とされる介護サービスを提供できれば嬉しく思う。」と語っている

 

■香港の若者を日本で研修

提携の最初として、香港から日本に興味のある若者を呼び込み、株式会社グラッドケアが運営する「デイサービスここけあ練馬豊玉」で簡単な介護の研修に参加してもらう企画を予定している。

まずは若者が興味を持ってもらう事が重要であると考え、いくつかの介護事業所で管理職や研修の講師経験がある職員が対応し、今後は香港で介護サービスを提供する時には、必要に応じて日本から香港へ伺い技術提供や指導を行う予定

 

株式会社グラッドケア

東京都練馬区で8月に通常規模型の通所介護施設「デイサービスここけあ練馬豊玉」を開設

医療法人社団や海外企業との連携を図り、これまでに無い形の介護サービスを提供している



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企業情報

企業名 株式会社グラッドケア
代表者名 栗原佳之
業種 医療・健康

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