ニューヨークで注目のハードウェア・スタートアップ2社が、京都のモノづくりエコシステムと交流するプログラム「Monozukuri Bootcamp」に参加
ハードウェア/IoTものづくりサポートを行うMakers Boot Camp(事務局:株式会社Darma Tech Labs 本社:京都市下京区大政所町680-1第八長谷ビル2階)とハードウェア・スタートアップ企業の支援事業を手掛けるFabFoundry(本社ニューヨーク市)は共同で、米国のハードウェア・スタートアップに、日本の製造技術の習得や事業提携の機会を提供するプログラム「Monozukuri Bootcamp」を開催します。7月25日から始まった第1期プログラムには、ニューヨークを拠点とするスタートアップであるThe Crated社とFlexTraPower社の2社が参加し、日本の製造業の集積地域である京都で、約6週間のものづくりプログラムを体験します。なお8月23日には出資や事業提携を目的として「Demo Day」の開催を予定しています。
【ものづくりプログラムの趣旨】
「Monozukuri Bootcamp」は、FabFoundry社がニューヨークを拠点にする将来性が高いハードウェア・スタートアップの発掘を担当し、「Makers Boot Camp」が日本での受け入れを担当し、スタートアップ企業の持つ革新的なアイディアを京都の企業とビジネスの形にするプログラムです。
【NYのものづくりの現状】
ニューヨークには、市内だけでも130以上の大学があり、デザインなどでは世界屈指の才能あふれた人材が集積しています。さらに近年、ニューヨーク市がハードウェア・スタートアップの支援を強化しており、クラウドファンディングの普及などを足がかりに規模を拡大しています。しかし多くのスタートアップはハードウェアを試作することはできても、生産するためのノウハウやリソースが不足しています。多くの企業は主に中国で生産しますが、高いクオリティの製品を生産したいというニーズの高まりから、日本の製造技術に注目が集まってきています。
【なぜ京都なのか】
Makers Boot Campを中心に、ものづくり試作をサポートする「京都試作ネット」(http://www.kyoto-shisaku.com/)、メイカーズの拠点となるコワーキングスペース「MTRL Kyoto」(https://mtrl.net/kyoto/)、起業家を支える「京都リサーチパーク」(http://www.krp.co.jp/)、産官連携でものづくりを支える「京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab」(http://www.d-lab.kit.ac.jp/)をはじめとしたものづくりをサポートする体制が整っています。「ものづくりなら京都にいこう」と言えるプラットフォームが整っているのは世界でも珍しく、その点で京都は稀有な存在であると言えます。
【FlexTraPowerについて】
化学工学の博士号を持つLinh Le氏が創業したFlexTraPower社は、ニューヨーク市のモノづくり支援プログラム「Next Top Makers」やGoogle Moonshot Slove 等でアワードを受賞したスタートアップ企業です。クーパーユニオン大学で建築を学んだチーフデザイナーのThuy Pham氏は、着ている人の健康状態やストレスレベルを図ることのできるスマートクロス「BonBouton」をデザインしました。BonBoutonはボタンの形のセンサーからブルートゥースを通してデータをスマートフォンに通信するシステムを構築します。
【The Cratedについて】
The Crated は、ニューヨークで最も注目されているスタートアップ企業の一つであり、創業者のMadison Maxey氏は Forbes 30 Under 30 Listにも選ばれています。The Cratedのチームはファッションやテクノロジーなど幅広いバックグランドを持つメンバーからなり、スマートアパレル産業を作り出し、スマートファブリックの量産を目指しています。 URL: http://thecrated.com
【Fab Foundry について】
FabFoundry, Inc.
本社:138 E 12th Street, New York, NY 10003
創業者/CEO:関 信浩
設立日:2015年2月11日
FabFoundry社は、ハードウェア・スタートアップのためのコミュニティを通して、ハードウェア・スタートアップが抱える各種の問題を解決するためのソリューションを提供するプラットフォームです。現在は本社のある米ニューヨーク市のハードウェア・スタートアップ企業をターゲットに、ミートアップやワークショップなどのイベント開催や、日本の製造技術や素材・部品などをニューヨークのスタートアップを介して世界に広めるための各種プログラムの企画・運営を実施しています。創業者の関 信浩は、ウェブ・ソリューションを提供するスタートアップ「Six Apart」をはじめ、複数の技術系スタートアップの立ち上げや経営に携わってきました。東京大学工学部卒。カーネギーメロン大学経営大学院卒。
【 Makers Boot Campについて】
株式会社Darma Tech Labs
本社:京都市下京区大政所町680-1第八長谷ビル2階
創業者/代表取締役:牧野成将
設立日:2015年8月3日
株式会社Darma Tech Labsによって運営されているMakers Boot Campは、国内・海外を問わずハードウェア/IoTスタートアップが抱えるであろう様々な課題 (生産・販売・マーケティング・資金調達・海外との連携など) をサポートしています。世界中のハードウェアスタートアップと連携し、日本の製造業に新しいビジネスを生み出す機会を創出しています。代表の牧野成将は「Future Venture Capital」 や「SunBridge Global Ventures」にて投資家としてのキャリアを積んだのちMakers Boot Campを立ち上げました。神戸大学経営大学院卒。
URL: http://www.makersboot.camp/
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企業情報
企業名 | 株式会社Darma Tech Labs |
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代表者名 | 牧野 成将 |
業種 | 金融・保険 |
コラム
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