「おほーつくマーケット」始まりました。

オホーツクの水産物を全国の市場にお届けする、有限会社マルイチ水産（所在地：北海道網走市字藻琴３５番地、代表取締役：川原田　恵理）は、「おほーつくマーケット」を、2016年8月1日（月）より開始しました。

「おほーつくマーケット」

http://okhotsk-market.com/

【背景】

　北海道、オホーツク地域は、豊かな自然に恵まれ、農業・水産業・畜産業の盛んな地域です。

　しかしながら、オホーツク地域は、食品の高付加価値化が進まず、産品を原料として、安価で流通させてしまっている状況にあります。その原因には、企業が高付加価値化をせずとも安価流通の手数料である程度の収益を得れるため、また収穫期が重なり手に負えないため原料のまま出荷せざるを得ない、などがあります。

　今後は、ＴＰＰなどが進み、国際的に食品の販売競争が高まると考えられますが、そういった状況に耐えうる地域をつくるには、地域の産品の競争力を高め、オホーツク地域のブランド化を進めていかなくてはなりません。

　また、自然環境と食の安全という問題も現在大きな過渡期を迎えていると考えます。農薬や化学飼料、生活排水によって、現在の自然環境は川上から海へと汚染が広がっています。ついには海の魚からもＰＯＰｓという有害物質が検出されました。この状況では、自然環境を破壊するのはもちろん、人体にも大きな影響があると考えられます。この状況を変えていくには、個人や一団体などの力ではなく、地域単位、国単位に行動していかなくてはなりません。北海道オホーツクは、自然に配慮した農業生産を行う有機農家が多数いて、国内の有機野菜の生産量の７％を誇ります。こういった地域から、将来的な地域のビジョンとなりうる生産体系と産業を生み出していかなくてはなりません。

【製品・サービスの概要】

インターネット利用者に対して、オホーツク産の農・水・畜産品およびその加工品を自社にて同梱して、全国のご家庭へ配送します。

＜3つの特長＞

1：生産者からの直接仕入れ

当社では、網走漁業協同組合、紋別漁業協同組合、斜里漁業協同組合のオホーツク三大港に仲買人がいるため、今朝水揚げされた魚介を当日のうちに発送できます。また、オホーツク各地の協力農家、畜産業者との連携により、朝どれ野菜や乳製品を発送することができます。

生産者からの直接仕入れで、産地の価格で、鮮度で、全国のご家庭にお届けします。

2：無農薬、無化学飼料、そして無添加

おほーつくマーケットでは、自然に負荷をかけない生産体系や、食べる人のことを考えて作られた生産品をオホーツク地域から集めています。信頼される食品の提供を、地域の総力で進めていきます。

3：お客様の要望に合わせて、付加価値かを推進

6次産業化や高付加価値化を進めようとしても、消費地と遠く離れたオホーツク地域では消費者のニーズを把握することは困難です。直接消費地のお客様へ当社が販売し、要望を伺うことで、生産者に対して新たな商品の提案や、販路形成を進めていきます。

【今後の展望】

オホーツク地域では、オーガニックや無農薬などの栽培方法が徐々に普及してきてはいますが、まだ道半ばです。それは、コスト面や販路について疑問をもつ生産者が多いことが原因と考えられます。おほーつくマーケットは、自社の販路拡大に合わせて、オホーツク地域の生産者と共に成長し、生産者が誇りをもって食品を生産する地域を目指します。

【有限会社マルイチ水産について】

本社：〒０９９-３１１１　北海道網走市字藻琴３５番地

代表者：代表取締役　川原田　恵理

設立：１９８８年２月１日

資本金：５００万円

Tel：０１５２－６７－５０３０

Fax：０１５２－４６－２２４２

URL：http://okhotsk-market.com/