3D画像で撮影する新しい大腸検査を開始
人間ドックや健康診断を専門にした医療機関 河北総合病院健診センター(所在地:東京都杉並区 センター長:池田有成)は2016年9月から大腸3D-CT(バーチャル大腸内視鏡)検査を開始いたしました。大腸3D-CTは肛門より炭酸ガス(CO2)を注入し、拡張させた大腸をCTで撮影し3D画像として描出することができます。大腸内視鏡検査のようにスコープを挿入することなく、注腸エックス線検査のようにバリウムを注入する必要もない、新しい検査です。アメリカの大腸がん検診ガイドラインに有効な検査方法として提示されています(※1)。
人間ドックや健康診断を専門にした医療機関 河北総合病院健診センター(所在地:東京都杉並区 センター長:池田有成)は2016年9月から大腸3D-CT(バーチャル大腸内視鏡)検査を開始いたしました。
大腸3D-CTは肛門より炭酸ガス(CO2)を注入し、拡張させた大腸をCTで撮影し3D画像として描出することができます。
大腸内視鏡検査のようにスコープを挿入することなく、注腸エックス線検査のようにバリウムを注入する必要もない、新しい検査です。アメリカの大腸がん検診ガイドラインに有効な検査方法として提示されています(※1)。
【特徴】
前処置(下剤や腸管洗浄剤の服薬)が日常生活の中で行え、検査も10分程度で終了します。内視鏡のように実施する人間の技量によって検査時間や苦痛の程度が変わることもありません。また、ガス注入のためスコープの挿入が難しい人でも受診できます。腹部全体を撮影するため大腸の外側の情報も把握もでき、大腸の形や他臓器との位置関係が把握できます(CT単純撮影)。
ただし、画像撮影のため、生検やポリープ切除は行えません。また、低線量撮影を実施してはおりますが、少量のCT撮影に伴う医療被ばくがあります。
【大腸がんと導入背景】
国立がん研究センターの2015年がん統計予測での罹患数は「大腸・肺・胃」の順に多く、2014年の「胃・肺・大腸」から大腸が上がっており、この罹患数の増加は高齢化の影響が高いと推測されています(※2)。
そこで、低侵襲で行える3D-CTを大腸がん検査の選択肢として設けました。
-----------------------------------------------------------
<施設概要>社会医療法人河北医療財団 河北総合病院健診センター
http://kawakita.or.jp/kenshin/
所在地:東京都杉並区高円寺南4-27-12
年間受診者数:約30,000人
センター長:池田有成
--------------------------------------------------------------
<法人概要>社会医療法人河北医療財団
所在地:東京都杉並区阿佐谷北1-7-3
理事長:河北博文
----------------------------------------------------------------------------------------
※1:Screening and Surveillance for the Early Detection of Colorectal Cancer and Adenomatous Polyps, 2008: A Joint Guideline from the American Cancer Society, the US Multi-Society Task Force on Colorectal Cancer, and the American College of Radiology. CA: A Cancer Journal for CliniciansVolume 58, Issue 3, 130-160, 2008
※2国立研究開発法人 国立がん研究センター2015 年 4 月 28 日プレスリリース「2015 年のがん罹患 りかん 数、死亡数予測 罹患数 98 万例、死亡数 37 万人 2014 年予測から罹患約 10 万例、死亡約 4 千人増加」http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20150428.html
※参考文献:永田浩一編(2015)『大腸CTプロフェッショナル』杉本英治監修,株式会社メディカルアイ.
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 河北総合病院健診センター |
---|---|
代表者名 | 池田 有成 |
業種 | 医療・健康 |