11/29東京の皮革素材業界がピッグスキンファッションショー開催。MIDDLA 、TAMAKI FUJIE 、ネバアランドの東京人気若手3ブランドを起用

11月29日(火) 東京産のピッグスキンをアピールするファッションショーPIGGY’S SPECIALを開催。会場は繊維見本市JFW JAPAN CREATION特設会場(有楽町国際フォーラム)。原料から日本で自給できる唯一の革素材ピッグスキンは、豚肉の副産物である豚革を活用、全国の9割が東京都で作られています。墨田区を中心とした産地では、シューズやバッグ、アパレル等に使いやすいファッション素材「TOKYO LEATHER PIGSKIN」としてアピールしています。本事業は、昭和57年から実施されている歴史あるファッションショーであり、毎回東京を代表する若手デザイナーを起用し、注目を集めています。本年はMIDDLA 、TAMAKI FUJIE 、ネバアランドの3ブランドがコレクションを発表。ぜひご紹介、ご取材ください。

 

平成28年11月

東京都・東京製革業産地振興協議会

東京産の皮革ピッグスキンファッションショー「PIGGY’S SPECIAL」開催

MIDDLA 、TAMAKI FUJIE 、Neb aaran doの3ブランドがコレクション発表

11月29日(火)繊維総合見本市JFW-JAPANCREATION特設会場(有楽町国際フォーラム)

 

日本で原材料から自給できる唯一の革素材ピッグスキン(豚革)は、豚肉の副産物である皮を材料に、全国の9割が東京都で作られています。海外では特徴的な3本の毛穴を活かした高級素材として扱われていますが、墨田区を中心とした産地では、多様な加工を施すことで、シューズやバッグ、アパレル等に使いやすいファッション素材「TOKYO LEATHER PIGSKIN」としてアピールしています。

本年も東京産の素材ピッグスキンをアピールするためにファッションショーPIGGY’S SPECIALを繊維総合見本市JFW JAPAN CREATION特設会場で開催いたします。昭和57年から毎年実施されている歴史のある事業であると同時に、毎回東京を代表する若手デザイナーを起用し、注目を集めています。

 

本年度は、JAPANCREATIONの初日29日に、MIDDLA 、TAMAKI FUJIE 、‘Neb aaran do’ by ネバアランドの3ブランドがコレクションを発表。3組ともTOKYO新人デザイナーファッション大賞プロ部門受賞、東京都が支援しているデザイナーです。

本年度は会場を東京国際フォーラム(有楽町)ロビーギャラリーに移動し、どなたでもご覧いただけるようになりました。

 

東京の地場産業の取組をご紹介いただくとともに、当日開催JAPANCREATIONでの素材展示も合わせてご来場、ご取材いただけますようお願いします。

 

「PIGGY’S SPECIAL」~ピッグスキンファッションショー~概要

■ショー日時11月29日(火)午後1時30分、午後3時00分~  の2回開催

■ブランド名/デザイナー 

MIDDLA  安藤 大春

TAMAKI FUJIE  藤江 珠希

‘ Neb aaran do’ by ネバアランド Eily / Jammy

■会場 東京国際フォーラム(有楽町)B1ロビーギャラリー

※ジャパンクリエーション展示会場はB2F展示ホール1

※11月30日は、東京都内各種学校専修学校協会生徒代表作品によるショーを開催。

PART1<12:30、15:30>、PART2<14:00、17:00>の4回

■ショー主催 東京都・東京製革業産地振興協議会

■展示ブースNo. J-01 東京製革業産地振興協議会:石居みさお皮革 / (有)兼子皮革染色工場 / (有)日下部工業所 / 三恵産業(株) / 墨田革漉工業(株) / (株)墨田キール / (有)ティグレ / (有)T.M.Y’s / 長坂染革(株) / (株)ニシノレザー / 福島化学工業(株) / 山口産業(株)

 

■一般からの座席申込み ショーは入場無料 ※当日予約なしでもご覧いただけます。

http://www.japancreation.com/2017/pigskin/index.html

(JAPANCREATION見本市は29日、30日開催 入場料2000円もしくは要招待状)

 

■JAPANCREATION問合せ JFWテキスタイル事業事務局 03-6805-0791

 

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■ショー取材の申込み、東京の皮革について

株式会社ソーシャルデザイン研究所  鈴木 まで

東京都台東区小島2-9-10 台東デザイナーズビレッジ 村長室内

03-5821-7531    suzuki@designers-village.com

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--------------デザイナー紹介--------------

1)MIDDLA 安藤大春

http://middla.jp

2015SSよりスタートしたレディースブランド。

コンセプトは「ONE TOKYO USUAL」。

スタンダードなアイテムやクラシカルなディテールを中枢に、音楽的・数学的・物語的要素を加えて再構築し、MIDDLAの考える“東京の日常”スタイルを表現する。

◆デザイナー経歴 安藤大春

2005年 ユニセックスブランド「lessthan*」スタート。第一回JFWにて2016SSコレクションを発表。

pitti uomoはじめ海外展に参加。コレクションを続けつつ、大手アパレルブランドチーフデザイナーを務める。

2014年 レディースブランド「MIDDLA」スタート。

2015年 ファッション大賞プロ部門受賞。いくつかの海外展に参加。

 

◆今回の作品のテーマ「CONPOUND」

ピッグスキンを生地として考え、MIDDLAの考えるベーシックや異素材コンビのアイテムに取り入れました。

加工を、ヘリンボーンプリント、ロゴパンチング、ドットパンチング、フリンジ、に絞り、

それぞれカテゴライズして、ひとつのコレクションとして完成させました。

今までのMIDDLAのブランドアイコンとして異素材ミックスが認知されているので、

そこにピッグスキンを取り込んで他の素材と混ぜ合わせて作るという意味を込めて、

テーマを「COMPOUND」としました。

 

◆ピッグスキンを使った感想

工場見学をしてピッグスキンの加工の幅がとても広いことを知りました。

逆に加工方法がありすぎて、今回の取り組みを考えるにあたり、どう加工するか頭を悩ませました。

結果、ピッグスキンの薄さや柔らかさを重視して、加工をひかえ、服地と同じように使ってみました。

特にシャツに関しては、コンマ3ミリの薄さに漉いて作ったので革とは思えない風合いとなりました。

まだまだピッグスキンの可能性を感じますし、今後使っていけたらと思っています。

 

2)TAMAKI FUJIE 藤江珠希

http://www.tamakifujie.com

2013S/Sシーズンに6型のセミクチュールコレクションを発表。

2013A/Wより既製服のラインを開始。

デザイナー自身による手描きのオリジナルプリントを中心として、日常を

明るく豊かにする大人のためのファンタジーとラグジュアリーの融合したスタイルを提案。

2014S/Sより展示会形式でパリでの発表を開始。

 

◆デザイナー経歴 藤江珠希

立教大学社会学部社会学科卒業後、渡欧。

アントワープ王立芸術アカデミーを経て、

Central Saint Martins美術大学ファッション&テキスタイル学部ファッションプリント専攻卒業。

2010年テキスタイルデザイナーとして活動開始、デザイン事務所スタジオブラックオペラ設立。

アパレル、プロダクトブランドのテキスタイルデザインに加え百貨店装飾なども手掛ける。

 

◆今回の作品のテーマModern Hippies

レザーというハードで張りきったようにに思われがちな素材を、快適でカジュアルかつ

パジャマやジャージのように気取らずに着れるような使い方をすることを意識しました。

 

◆ピッグスキンを使った感想

ピッグスキンは柔らかく、生地も大きめで、とても薄いので縫製も比較的簡単でとても扱いやすい素材だと思いました。

また、加工技術が発達しており、皮革材料でありながら思い通りの質感や色に思う存分加工できるところも大きな魅力だと思いました。

皮革という枠にとらわれず、アイデアしだいで様々な表情のだせる大変面白い素材だと思います。

 

 

3)Neb aaran do(ネバアランド)Eily K Jammy(エイリーケージャミー)

http://nebaarando.com/

制服をモチーフとした少年少女服のメゾン。

 

◆デザイナー経歴 Eily K Jammy(エイリーケージャミー)

多摩美術大学在学中2006年結成。デザイナーEily・アートディレクターJammyの2人組。大学卒業後、Eilyは文化服装学院卒。JammyはADウジトモコ氏に師事。2011年本格的な立ち上げ。2013-16年パリJAPANEXPOに出展の他、国内外で発表。2013年まで台東デザイナーズビレッジを拠点とし、2016年直営店オープン。2012年TOKYO新人デザイナーファッション大賞プロ部門受賞。

 

◆今回の作品のテーマ「Girls don't cry」

勇敢な少女の鎧としてのドレスを作ります。少女は、決して可愛くて非力な存在ではなく、生々しく強いものであるという想いがあります。

 

◆ピッグスキンを使っての感想

このテーマに、今回初めて使わせて頂くピッグスキンは合っていると感じています。革にハサミを入れるたびに、申し訳ない気持ちと感謝、そして今までにないプレッシャーがあります。動物から頂き、職人さんの手で加工をして頂いて出来上がった貴重な革。それを使わせて頂ける喜びと畏れが入り混じった気持ちは、ものを作るときに忘れてはいけないものであると噛みしめています。美しく加工された革に至るまでの、大変な行程を見せて頂けたのも、とても大切な経験でした。素晴らしい機会をくださいました全ての方々にお礼申し上げます。お楽しみ頂けるショーに出来るよう努めて参ります。

 

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過去の参加デザイナー

2005 松本与(ato)、岩谷俊和(DRESSCAMP)

2006 武内昭/中西妙佳(THEATRE PRODUCTS)、野田源太郎(ILIAD)

2007 廣川玉枝/福井武(SOMARTA)、堀畑裕之/関口真希子(Matohu)

2008 山縣良和/玉井健太郎(writtenafterwards)、ミハイルギニス(aptform)

2009 坂部三樹雄(MIKIOSAKABE)、ナカアキラ(AKIRANAKA)

2010 鷺森アグリ(agurisagimori)、橋本太一郎(NO,NO,YES!)

2011 シダタツヤ、橋本太一郎(NO,NO,YES!)

2012 中島篤(Atsushi Nakashima)、北澤 武志 / 佐藤 絵美(DRESSEDUNDRESSED)

2013 江角泰俊(Yasutoshi Ezumi)、城賀 直人 / 玉置 博人et momonakia(エモモナキア)

2014 小野原誠(motonari ono)、岩田翔 (tiit)、中島トキコ (POTTENBURN TOHKII)

2015 サカベミキオ・シュエジェンファン(MIKIOSAKABE)

青木明子(AKIKOAOKI)、大月壮士(SOSHI OTSUKI)、吉田圭佑(KEISUKE YOSHIDA)



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企業情報

企業名 株式会社ソーシャルデザイン研究所
代表者名 鈴木淳
業種 ファッション・ビューティー

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