第1回 日本自律神経治療学会を1月9日、東京大学 山上会館(本郷キャンパス)で開催
“副交感神経と健康”をテーマに、診療科の壁を越えて、自律神経治療の現状と課題ならびに性ホルモンと自律神経の関連性を討議。
自律神経治療学会は、自律神経治療の発達と応用を目的に、診療科という壁に囚われることなく基礎研究から臨床研究まで幅広く取り組む組織として発足した。
その第一回日本自律神経治療学会(会長=高倉公朋・東京大学名誉教授、東京女子医科大学名誉教授)が2017年1月9日(月)、東京大学・山上会館で開催される。今学会では「副交感神経と健康」をテーマに掲げ、これに基づいて基調講演、シンポジウム2題、セミナーを予定。同学会の主要プログラムは次のとおり。
<10:00~13:20>
■シンポジウム『性ホルモンと自律神経失調症~主として女性ホルモン問題を中心に~』
・座長:熊本悦明 先生(日本臨床男性医学研究所所長/札幌医科大学名誉教授)
・田中冨久子 先生(横浜市立大学内分泌生理学名誉教授)
「脳‐神経系に対するエストロジェンの作用」
・柳原延章 先生(産業医科大学副学長・医学部薬理学講座教授)
「自律神経バランスと更年期障害」
・内田さえ 先生(東京健康長寿医療センター研究所/昭和医科大学客員教授)
「自律神経による卵巣ホルモン分泌機能調節」
・福岡秀興 先生(東京脳神経センター婦人科/早稲田大学理工学術院総合研究所研究院教授)
「自律神経機能と内分泌機能からみた月経前緊張症」
<13:20~14:10>
■ランチョンセミナー
・座長:設楽信行 先生(東京脳神経センター副所長/元東京都立広尾病院 病院長)
・石丸圭荘 先生(了徳寺大学健康学部 整復医療・健康科学科教授)
「SSP治療の原理と臨床応用について」
・青木仁 氏(株式会社日本メディックス 開発部次長兼学術課課長)
<14:10~15:00>
■基調講演
・座長:高倉公朋 先生(東京脳神経センター所長/東京大学名誉教授/東京女子医科大学名誉教授)
・演者:松井孝嘉 先生(東京脳神経センター理事長)
「副交感神経アップが自律神経失調の治療のカギ」
<15:00~18:00>
■シンポジウム『診療科から診る自律神経失調の治療と実際』
・座長:松井孝嘉 先生(東京脳神経センター理事長)
・岩田誠 先生(東京脳神経センター副所長 神経内科医/東京女子医科大学名誉教授)
「臨床から見た自律神経系の解剖学」
・原量宏 先生(松井病院産婦人科/香川大学医学部特任教授)
「自律神経治療とCVRRの関係、入院治療を通して」
・藤本登四郎 先生(藤本メディカルシステム理事長/藤本総合病院 精神科)
「精神科からの頚筋症候群アプローチ」
・北條俊太郎 先生(東京脳神経センター副所長 脳神経外科/元帝京大学医学部客員教授)
「首コリ病と不定愁訴の治療の実際、患者指導を含めて」
・福岡秀興 先生(東京脳神経センター婦人科/早稲田大学理工学術院総合研究所研究院教授)
「ライフコースからみた女性更年期障害とQOL向上のための積極介入の必要性」
<開催日時>
■2017年1月9日(月・祝) 10:00~(受付:9時~17時)/無料
<開催場所>
■東京大学 山上会館 (地下鉄 本郷駅)
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内
<日本自律神経治療学会とは>
日本自律神経治療学会は、自律神経治療の発達と応用を目的に基礎研究から臨床研究まで幅広く取り組む組織として発足しました。自律神経治療の障害となっている診療科という壁を取り払い、医療機関や研究機関に所属する医師、研究者、医療の専門家によって構成されております。
■会長:高倉公朋(たかくら きんとも)(東京大学名誉教授/東京女子医科大学名誉教授/東京脳神経センター所長)
■研究会会長;熊本悦明(くまもと よしあき)(日本メンズヘルス医学会名誉理事長/札幌医科大学名誉教授)
■日本自律神経治療学会事務局:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17 2F 東京脳神経センター内
TEL:03-5776-1200/FAX:03-5776-1201
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企業情報
企業名 | 東京脳神経センター |
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代表者名 | 松井 孝嘉 |
業種 | 医療・健康 |