NPO法人エドテックグローバルがヨルダン、ルワンダでの学校設立へ向けてクラウドファンディングサイト「KIZUNA」「CAMPFIRE」で支援の呼びかけを開始

「情報技術で世界平和を実現する」をビジョンに活動している特定非営利活動法人エドテックグローバルは、2017年3月にシリア難民を対象にした「エドテックグローバルスクールヨルダン校」およびルワンダの学生を対象にした「エドテックグローバルスクールルワンダ校」設立へ向けてクラウドファンディングを通じて資金合計400万円の支援を呼びかけるプロジェクトを1月27日（金）20時00分から開始します。同校ではおもに最先端のICTとリーダーシップ教育のカリキュラムを予定しています。資金を募るのはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE（キャンプファイヤー）」およびビットコイン寄付サイト「KIZUNA（きずな）」で、それぞれ200万円(CAMPFIRE)、20bitcoin（約200万円相当）の資金調達をめざしています。

▼ 支援応募ページ（クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」

https://camp-fire.jp/projects/view/17905

▼支援応募ページ（ビットコイン寄付サイト「KIZUNA）

http://www.kizuna.world

■紛争の原体験をもつシリア・ルワンダの青少年からリーダーの育成を

これまでの人類は、テクノロジーが急速な勢いで発達し、社会は非常に便利になりました。しかし、ロケットで人が宇宙へ行き、インターネットや人工知能が登場しても、未だ悲惨な殺し合いも、飢餓も世の中から無くなっていません。

戦争を増やそう、戦死者・餓死者をもっと増やそうという人は滅多にいません。ではなぜ、世界中の人が切望している戦争を無くすことはできないのでしょうか？

その理由の一つに「戦争が無くならなくても困らない人、＝戦争に隣接していない人＝本気で戦争を無くす必要のない先進国の人」が世界を動かして来たことが挙げられるのではないでしょうか。

ではもし、戦争がなくならないと困る人たちが世界リーダーとなることができたら？

シリアやルワンダの青少年こそ、まさに戦争がなくならないと困る人達です。彼らは、その悲痛な原体験を通じて、戦争を無くし、平和な世の中をつくることに並々ならぬ意欲を持っています。彼らがリーダーとして世の中を引っ張る存在になれば、世界から戦争を無くせる可能性大です。しかし、彼らには、戦争撲滅のための、リーダーになるための戦略や知識、技術、方法論を持ち合わせていません。そんな紛争国・貧困国の志を持った人たちを後押しし、世界平和を、人生を賭けて、本気で達成・実現できるリーダーを育成したい。

そんな思いから、今回プロジェクトを立ち上げました。

今回皆様にご提供いただいた支援金の用途は、以下を予定しています。

・学校の運営費（授業は無償提供の予定）

・支援サイト開発費

・カリキュラム開発費

・フィールドワーク、NPO、NGO、困っている個人へのヒアリング、調査費

■「エドテックグローバルスクールヨルダン校」「エドテックグローバルスクールルワンダ校」の概要（予定）

エドテックグローバルスクールヨルダン校

予定所在地：ヨルダンの首都アンマンにある大学「Princess Sumaya University for Technology（PSUT）」の教室

開校予定時期：2017年3月～8月（6月はラマダンのため中断）

対象予定： ICTを学ぶシリア難民、PSUTの学生