クセ毛女子8割が「できる髪型が少ない」と悩みアリ ぱっつん前髪、ストレートショート…あきらめトレンドヘアトップ3を紹介 希望の星、「髪質メンテナンス」とは?
髪質ケアは表面だけの「メイク」から、土台からの「メンテ」時代へ
「女性」をテーマにした調査分析やトレンド発信などをおこなう「ウーメディア ラボ」では、このたび、「髪質メンテナンス」に関する意識・実態調査をおこないました。
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■「土台美容」トレンドは肌から髪へ!髪そのものを底上げする「髪質メンテ」とは
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昨年2016年は、化粧水の前に顔につける美容液が人気を集めたように、肌や体の表面からアプローチするだけではなく、「土台から底上げして美しくなる、土台美容」という考え方が一大トレンドとなりました。
この「土台美容」の発想は、現在「ヘアケア」においても注目されつつあります。近年、ヘアサロンでは“髪の外側をコーティングする”従来のトリートメントとは異なり、開いたキューティクルから栄養分をしみこませ“髪内部を補修する”ヘアエステメニューを提供するサロンが増加中。また、「髪質改善」を謳った美容家電のヒットも記憶に新しく、髪を外側から扱いやすいよう作り上げるのではなく、髪質そのものを底上げするという新しい考え方が、生まれつきのクセ毛に悩む女性から熱い視線を浴びているのです。
そこで、今回ウーメディア ラボではこうした新しい髪質ケア手法を、髪の外側からのヘアケア「髪質メイク」と区別し、「髪質メンテナンス=髪質メンテ」と命名。悩める「クセ毛女子」500名に「髪質悩みがもたらす影響」の意識・実態調査を行うとともに、美髪アドバイザー・田村マナさんに「髪質メンテ」に関するインタビューを実施しました。
<レポート概要>
1.【調査結果】『髪質悩み』に関する意識・実態調査
■クセ、うねり…生まれ持った髪質にお悩み中の女子、8割が「できる髪型が限られる」ことに悩み
■1位は「ぱっつん前髪」…2017年春のトレンドヘア、クセ毛女子がチャレンジを諦めてしまうTOP3は?
■クセ毛女子の髪質悩み対策は「髪質メイク」が主流の現状
■71%が「髪質メイク」より「髪質メンテ」希望!「選べる髪型が増える」喜びも
2.【インタビュー】美髪アドバイザー・田村マナさんにきく「髪質メンテ」の極意とは
■髪のうねりやゴワつきは、先天的な「髪のゆがみ」に原因アリ
■注目商品続々、髪内部に栄養を浸透させる「髪質メンテ」でお手入れを!
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1.【調査結果】『髪質悩み』に関する意識・実態調査
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はじめに、事前調査で「髪質」に関する悩みがあると回答した20~30代の「クセ毛女子」500名を対象に、髪質悩みが女性にもたらす影響を調査いたしました。
<調査概要>
・調査名:『髪質悩み』に関する調査
・調査期間:2017年3月17日(金)~21日(火)
・調査対象:髪質悩みを持つ20~30代の女性500名 ※年代別均等割付
・調査方法:インターネット調査
◆クセ、うねり…生まれ持った髪質にお悩み中の女子、8割が「できる髪型が限られる」ことに悩み
はじめに、どんな「髪質悩み」を抱いているかきくと、1位に「髪にくせがある」(76%)、2位に「髪がうねる」(67%)、3位に「髪がぱさついている」(56%)が続きました。乾燥など外部要因が原因の1つになる「ぱさつき」よりも、「クセ」や「うねり」といった、生まれ持った髪1本1本の形状そのものに悩まされている女性の実態がうかがえます。そんな「髪質」に対してストレスがたまる人も多いようで、「ちぢれ毛を毎朝ドライヤーでなんとか押さえつけているが、雨の日は何をどうやっても広がってしまう」(26歳)、「髪が硬く、ヘアアレンジが思うようにいかず楽しめない」(28歳)などの声がきかれ、毎日の苦労がしのばれます。
実際に「スタイリングをしても長持ちしない」(89%)と答えた人は9割近くにも上り、さらに「できる髪型が限られる」(80%)ことも多くのクセ毛女子に共通の悩みのようです。「髪質悩みのない女性より見た目の印象が下がる」(80%)と感じる人も8割を占め、髪質悩みは「見た目へのコンプレックス」をも生み出しかねない様子が見て取れます。
◆1位は「ぱっつん前髪」…2017年春のトレンドヘア、クセ毛女子がチャレンジを諦めてしまうTOP3は?
春のトレンドヘアに切り替える女性も多くなるこれからのシーズン、特に今年は「重めバング」や「ストレートショート」、「ぱっつん前髪」など比較的髪質が素直な女性がマネしやすいヘアスタイルが流行の兆しを見せており、クセ毛女子たちのヘアスタイル悩みはさらに深くなりそうです。
そこで実際に2017年春のトレンドヘアをリストアップし、その中で「チャレンジできなそうだと思うもの」があるかきくと、実に85%が「ある」と回答。具体的には、1位に「ぱっつん前髪」(40%)、2位「切りっぱなし風外ハネボブ」(36%)、3位に「大人ストレートショート」(31%)が続きました。
<クセ毛女子と「トレンドヘア」の感想>
・「ぱっつん前髪」…「前髪のクセが強いので短いと浮いてしまいそう」(36歳)、「前髪がクセ毛・生えグセ・旋毛・猫っ毛の四重苦なので、無理です」(28歳)
・「切りっぱなし風外ハネボブ」…「より一層はねてうねりそうだから、理想のはね方と同じようにならないと思う」(29歳)、「外はねというよりただの寝癖になりそう」(23歳)
・「大人ストレートショート」…「髪の長さがないと広がってしまうので、ショートは頭が爆発する可能性が高い」(27歳)
◆クセ毛女子の髪質悩み対策は「髪質メイク」が主流の現状
次に、そんな悩めるクセ毛女子たちの髪質悩み対策をききました。結果は、1位に「ヘアアイロン・コテを使用する」(40%)、2位に「スタイリング剤を使用する」(30%)、3位に「美容院でトリートメントを行う」(27%)。主に、スタイリングツールやスタイリング剤などの髪の外側からケアする「髪質メイク」アイテムを中心に使用していることがわかります。
スタイリング剤などの購入代、ヘアサロンでのトリートメント代など「髪質メイク」にかかる年間投資金額についてきくと、50,000円以上と答えた人も12%と少なからずいる模様。悩みのない女性と比較して、髪質悩みのある女性は出費をしつつも毎日悪戦苦闘しているようです。
◆71%が「髪質メイク」より「髪質メンテ」希望! 「選べる髪型が増える」喜びも
最後に、そんな悩ましい髪質を“土台”から変える、「髪質メンテ」についてききました。すると、「髪質メンテ」を行ってみたいと思う人は77%と約8割。スタイリング技術を駆使する「髪質メイク」よりも気になる女性も多いようで、「スタイリングより『髪質メンテ』で髪を変えたい」と回答した人は71%におよびます。
「髪質メンテ」により、「選べる髪型が増えると思う」人も約7割(67%)を占め、「さらさらストレートロングヘアになりたい」(30歳)、「もしくせ毛が解消したらふんわりボブに挑戦したい!」(27歳)などヘアスタイルに関する「夢」もきかれる結果に。
一回一回仕上げの手間がかかる「髪質メイク」にかわって、「髪質メンテ」がクセ毛女子たちの「希望の星」になるかもしれません。
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2.【インタビュー】美髪アドバイザー・田村マナさんにきく「髪質メンテ」の極意とは
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続いて、メディアでも活躍中の美髪アドバイザー・田村マナさんに『髪質メンテ』注目の背景について、お話をお伺いしました。
<プロフィール> 田村マナ(美髪アドバイザー)
1974 年東京生まれ。大学卒業後、国際線客室乗務員として全日本空輸(株)に入社。世界中を飛び回る中、機内の乾燥、気圧の変化、時差などの過酷な労働環境により、肌や髪のトラブルに悩まされる。国際線客室乗務員の仲間 100 人と現役時代に基礎化粧品ブランド CA101(シーエーイチマルイチ)を立ち上げる。自社商品の開発、販売にとどまらず、多数企業の商品プロデュースやオリジナルのセルフケア方法を開発。多くのヒット商品を生みだす中、美髪アドバイザーとして美しい髪を手に入れる為の基礎知識やセルフケア方法を広めるべく、講演や TV、ラジオ、雑誌、WEB メディアなど多方面で活動中。
ブログ:http://ameblo.jp/ca101-blog/
◆髪のうねりやゴワつきは、先天的な「髪のゆがみ」に原因アリ
まず、「クセ毛」についてお話しますと、先天性のものと後天性のものの2つがあります。多くの女性が悩む「先天性のクセ毛」は、生まれつきの頭皮の毛穴の形のゆがみにあわせて髪1本1本にボコボコとした偏りがある状態で生えてくることが原因です。髪の毛そのものの形状がゆがんでいるため、髪全体がうねったりゴワついたりして扱いづらくなってしまうのです。
髪の毛は、コルテックスと呼ばれる繊維状のたんぱく質が85%を占め、表面をキューティクルがうろこのように重なった構造。コルテックスは水分・油分を含み、キューティクルの層が保護の役割を果たしています。髪はとても水分を含みやすく、雨の日などはふだんよりも膨張してしまいます。そのため、もとからクセのある毛がさらにうねったり広がったりし、普段よりもスタイリングにも時間がかかってしまうのです。
◆注目商品続々、髪内部に栄養を浸透させる「髪質メンテ」でお手入れを!
クセ毛に悩む女性たちにとって嬉しいのが、髪そのものを底上げする「髪質メンテ」ですね。「髪質メンテ」で重要なのは、キューティクルを守り、コルテックスにトリートメントでしっかり水分や油分を含ませてあげること。髪は死んだ細胞ですから、自己修復機能はありません。熱や紫外線でキューティクルが剥がれると再生できないため、しっかりケアを行わないとダメージは蓄積していく一方です。しっかり守ってあげましょう。
最近は「髪質改善」を謳ったサロンやサービスが増えていますが、ホームケアでもたくさん「髪質メンテ」ができるアイテムが出ています。たとえば、いつものケアにプラスして髪の内部=コルテックスにまでしっかりと栄養を浸透させるヘアパックなどを行うとかなり髪質の仕上がりが違ってきます。私は、シャンプー前のオイルパックをオススメしています。オイルは100%天然のツバキ油やアルガンオイルがおすすめ。びしゃびしゃっと髪に浸透させて30分おくと髪の内部までオイルがなじんで髪のツヤやまとまりが実感できます。
髪はとても繊細。体調を崩したり無理なスケジュールで仕事をしていると白髪が増えたり細くなったり、女性の状態を如実にあらわします。そんな大切な髪ですから、ぜひ「髪質メンテ」でスタイリング自在にトレンドヘアも楽しんでくださいね。
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企業情報
企業名 | ウーメディア ラボ |
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代表者名 | 岡本伊久男 |
業種 | その他サービス |
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