共生社会の実現に活発な意見交換(デンマーク・スヴェンボー市視察報告会開催)
持続可能な未来プロジェクトは、デンマーク・スヴェンボー市視察報告会「なぜデンマークが世界一幸福な国なのか?」開催。「共生社会」に高い関心と共感が集まりました。
持続可能な未来プロジェクト(合同会社フォーティR&C、有限会社キュベル)とNPO法人LWAC(ライフ・ワーク・アンド・コミュニティ)は、2007年9月21日(金)、女性と仕事の未来館(東京・田町)において、「なぜデンマークが世界一幸福な国なのか?」と題したデンマーク・スヴェンボー市視察報告会を行いました。当日は、行政関係者、介護事業者、大学関係者、学生と幅広い層から約40名の参加があり、新たな社会のモデルである「共生社会」とそこへ向けたEU、デンマーク、スヴェンボー市の取り組みに高い関心と共感が集まりました。
第一部では、6月地域再生、健康福祉の各分野の視点で、スヴェンボー市を視察した2名からの報告がありました。まず、水津陽子(合同会社フォーティR&C代表)からは、2007年1月デンマークで導入された「道州制」とそれに伴う地方自治改革。そこで高い評価を受けたスヴェンボー市の地域経営の手法について報告がありました。新らたな市への統合の過程で、文化的衝突を避ける統合の手法や考え方。新たなバリューとそのバリューを元にした地域経営、リーダー評価のあり方。そして、それを成功に導いたデンマークの「自立と共生社会」。それがグローバル化において、私たちの国の持続可能な発展と、希望ある未来にとって重要であること。そして、そのためには、日本でも議論されている道州制や地方分権など、国のあり方に、もっと国民的な議論が必要だというメッセージが発信されました。
また福祉サービスに関して風間英美子(有限会社キュベル代表)が、「人」重視の福祉サービスのマネジメント手法について報告しました。介護スタッフへのキャリアアップやスキルアップへの取り組み、障害就労支援への取り組みが紹介されました。「スヴェンボー市の高齢者ケアの特長は、高齢者三原則に基づく利用者へのケアはもとより、介護スタッフの成長を支援する充実した教育にあるといえます。また障害者の就労支援についても「働く意思」を尊重した徹底的なサポートを行っています。同市の先進的な福祉サービスの源泉は、学びあい、知識を共有化する環境にあるのではないでしょうか」と述べました。
第二部では、来日中のスヴェンボー市国際業務視察担当マーチン・フィッシャー氏と、南フュン観光局チーフのカースティン・ニールセン氏から、スヴェンボー市における「クリエイティブ・クラス層の大量の転入」や「自然と共生するスローな町」を新たな価値観とした、観光やエンターテイメント産業への取り組みについて、紹介がありました。フィッシャー氏は「クリエイティブ・クラス層と呼ばれる比較的若くキャリアを持った層が移り住んでくることで活性化している」、ニールセン氏は「歴史や文化がある古いものと新しいものの共生が地域の魅力である」と述べました。両氏に対しては、参加者から、格差社会や介護システムなどについて、多くの質問や意見が寄せられました。「日本を良くするためにはどうしたらいいですか」という質問には、「まず、選挙に行くこと。もっと投票率を上げること。それによって政治も変わっていく」など、活発な意見交換が行われました。
尚、視察の概要や報告会当日の模様については、こちらのサイトで、紹介しています。
持続可能な未来プロジェクト URL http://mirai-project.com/
持続可能な未来プロジェクトは、地域再生支援の合同会社フォーティR&Cと、健康福祉ビジネス企画・業務支援の有限会社キュベルによる、共生をベースにした地域経営を推進するプロジェクトです。
●当件に関するお問い合わせ・取材のお申込み先
持続可能な未来プロジェクト(http://mirai-project.com/) e-mail:mirai@forty-jp.com
広報事務局(報告会、健康福祉関連に関して)
有限会社キュベル(http://www.cuvel.co.jp) 担当:風間
TEL/FAX: 03-3695-7338 〒124-0025 葛飾区西新小岩3−30−21−503
(地域経営・地域再生に関して)
合同会社フォーティR&C(http://www.forty-jp.com) 担当:水津(すいづ)
TEL 03-5834-1647 FAX 03-5834-1648 〒113-0022 東京都文京区千駄木4-2-22-201
第一部では、6月地域再生、健康福祉の各分野の視点で、スヴェンボー市を視察した2名からの報告がありました。まず、水津陽子(合同会社フォーティR&C代表)からは、2007年1月デンマークで導入された「道州制」とそれに伴う地方自治改革。そこで高い評価を受けたスヴェンボー市の地域経営の手法について報告がありました。新らたな市への統合の過程で、文化的衝突を避ける統合の手法や考え方。新たなバリューとそのバリューを元にした地域経営、リーダー評価のあり方。そして、それを成功に導いたデンマークの「自立と共生社会」。それがグローバル化において、私たちの国の持続可能な発展と、希望ある未来にとって重要であること。そして、そのためには、日本でも議論されている道州制や地方分権など、国のあり方に、もっと国民的な議論が必要だというメッセージが発信されました。
また福祉サービスに関して風間英美子(有限会社キュベル代表)が、「人」重視の福祉サービスのマネジメント手法について報告しました。介護スタッフへのキャリアアップやスキルアップへの取り組み、障害就労支援への取り組みが紹介されました。「スヴェンボー市の高齢者ケアの特長は、高齢者三原則に基づく利用者へのケアはもとより、介護スタッフの成長を支援する充実した教育にあるといえます。また障害者の就労支援についても「働く意思」を尊重した徹底的なサポートを行っています。同市の先進的な福祉サービスの源泉は、学びあい、知識を共有化する環境にあるのではないでしょうか」と述べました。
第二部では、来日中のスヴェンボー市国際業務視察担当マーチン・フィッシャー氏と、南フュン観光局チーフのカースティン・ニールセン氏から、スヴェンボー市における「クリエイティブ・クラス層の大量の転入」や「自然と共生するスローな町」を新たな価値観とした、観光やエンターテイメント産業への取り組みについて、紹介がありました。フィッシャー氏は「クリエイティブ・クラス層と呼ばれる比較的若くキャリアを持った層が移り住んでくることで活性化している」、ニールセン氏は「歴史や文化がある古いものと新しいものの共生が地域の魅力である」と述べました。両氏に対しては、参加者から、格差社会や介護システムなどについて、多くの質問や意見が寄せられました。「日本を良くするためにはどうしたらいいですか」という質問には、「まず、選挙に行くこと。もっと投票率を上げること。それによって政治も変わっていく」など、活発な意見交換が行われました。
尚、視察の概要や報告会当日の模様については、こちらのサイトで、紹介しています。
持続可能な未来プロジェクト URL http://mirai-project.com/
持続可能な未来プロジェクトは、地域再生支援の合同会社フォーティR&Cと、健康福祉ビジネス企画・業務支援の有限会社キュベルによる、共生をベースにした地域経営を推進するプロジェクトです。
●当件に関するお問い合わせ・取材のお申込み先
持続可能な未来プロジェクト(http://mirai-project.com/) e-mail:mirai@forty-jp.com
広報事務局(報告会、健康福祉関連に関して)
有限会社キュベル(http://www.cuvel.co.jp) 担当:風間
TEL/FAX: 03-3695-7338 〒124-0025 葛飾区西新小岩3−30−21−503
(地域経営・地域再生に関して)
合同会社フォーティR&C(http://www.forty-jp.com) 担当:水津(すいづ)
TEL 03-5834-1647 FAX 03-5834-1648 〒113-0022 東京都文京区千駄木4-2-22-201
企業情報
企業名 | 合同会社フォーティR&C |
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代表者名 | 水津陽子 |
業種 | その他サービス |
コラム
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