ビザ申請・管理の法人向けサービス『one visa(ワンビザ)』のオープンβ版のリリース、及び資金調達のお知らせ。
『one visa』とは外国人社員を雇用する際に必要なビザ申請から管理までを行える法人向けWEBサービスです。 昨今、日本で暮らす外国人数や就労者数、外国人雇用企業数が激増しています。中でも外国人雇用企業数は年間で約2万社も増えおり、これらの企業は外国人を雇用したことがありません。本日リリースしました『one visa』は、このような企業に不足しているビザの知識を補い、手間をなくすことができる日本初のWEBサービスです。
株式会社Residence(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:岡村アルベルト 以下「当社」)は、ビザ申請・管理の法人向けサービス『one visa(https://onevisa.jp)』のオープンβ版をリリース致します。なお、本リリースに先駆け、プライマルキャピタル2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員:佐々木浩史)、Skyland Ventures2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員:木下慶彦)を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額3,600万円の資金調達を完了しております。
■背景
1)在日外国人数、就労者数、外国人雇用企業数の増加
昨今、日本で暮らす外国人数や就労者数、外国人雇用企業数が激増しています。中でも外国人雇用企業数は年間で約2万社も増えおり、これらの企業は外国人を雇用したことがなく、外国人を雇用する上で必要なのがビザ(在留資格)取得の手順や申請方法を知りません。また、ビザを一度取得しても更新や変更などに様々な申請が必要になります。このため、全国にある入国管理局ではビザに関連する申請が年間160万件(2015年時点)にも登り、前年度比6%も増加しています。その他にも、2015年から2016年において、在留外国人数は5%増(2016年時点:230.7万人)、就労者数は18%増(2015年時点:108万人)、外国人雇用企業数は13%増(2016年時点17.3万社)となっています。現在の増加率を維持した場合、2020年には、在留外国人数は279万人、就労者数は206万人、外国人雇用企業数は27万社、年間の申請件数は191万件にも達すると予測されています。
※参考
「外国人雇用状況」の届出状況 【概要版】(平成28年10月末現在)_厚生労働省
平成28年末現在における在留外国人数について(確定値)_入国管理局
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00065.html
http://www.moj.go.jp/content/001220573.pdf
2)ビザ申請・取得時の負担
ビザを取得する際の手間は企業、外国人にとって大きいものです。現在、多くの企業、外国人はビザを取得、更新、変更する際に、様々な準備が必要です。そして、案件によっては専門的知識が必要な場合も多くあります。申請準備として、申請方法、ビザの種類、添付書類の選定が必要です。そして日本語での申請書類作成を作成する必要もあります。これらの準備には数週間を要します。また、入国管理局で外国人、企業の人事が申請を行うための平均待ち時間は4時間にも達します。
当社では、書類の準備から申請完了までの膨大な作業や長い待ち時間等の非効率なプロセスを解決するために『one visa』を開発しました。
既に金融機関や大手上場企業、ITベンチャー企業、有名飲食店等、10社以上の企業がクローズドβ版を利用しております。今後は、外国人の雇用形態の変化・入社/離職等の際に必要な厚生労働省への届け出等もオンラインで行える仕組も提供していきたいと考えています。今回の資金調達により、エンジニア採用を中心とした開発体制・カスタマーサポート体制の強化を行っていきます。
■『one visa(ワンビザ)』とは
『one visa』とはビザ申請・管理の法人向けサービスです。企業で雇用している外国籍社員のビザ代理申請から、申請タイミングの管理までをオンライン上で行えます。代理申請費用の業界平均は10万円ですが、『one visa』では4万円で行えます(2017年6月現在)。
サービス紹介動画
主要機能
【メンバー管理機能】
雇用している外国人メンバーを『one visa』に招待することができます。メンバーの招待完了後にシステムが申請タイミングを管理します。申請が必要になった時点で、人事、該当メンバーに必要な申請を通知します。
【ワンクリック申請書類作成】
必要なビザを自動検知し、書類作成フローを開始できます。書類作成に必要な質問票をシステムが該当メンバーに送信、解答後に管理画面から全書類をダウンロードできます。
【代理申請機能】
書類が自動生成された後に申請方法を選択いただけます。行政書士による代理申請を選択しますと、申請から受け取りまでを全て行政書士が行います。依頼費用は現在の業界平均金額の30〜50%程度の価格でビザの申請が可能です。
■採用情報
WEBエンジニア https://www.wantedly.com/projects/104868
WEBデザイナー https://www.wantedly.com/projects/104870
営業・マーケティング https://www.wantedly.com/projects/104871
■経営者紹介
代表取締役 岡村アルベルト
1991年、南米ペルー生まれ。父親が日本人、母親がペルー人。8歳で来日し、以降日本で生活を送る。10歳の頃に友人が強制送還される事件をきっかけに在日外国人を取り巻く環境を整備していくことを人生のミッションと決める。大学を卒業後、入国管理局の業務を委託されている企業に就職。日本最大の入国管理局である品川入国管理局に配属される。その後、受付窓口場責任者として2万件に及ぶビザに携わる。ビザに関する知識を蓄えた後、『one visa』の開発をするために退職し、株式会社Residenceを創立。
■会社概要
社名:株式会社Residence
所在地:東京都渋谷区桜丘町8-19
代表者:岡村アルベルト
事業内容:ビザ申請・管理のWebプラットホーム『one visa』の開発・運用
資本金:4,200万円(資本準備金含む)
企業WEBサイト:http://residence-corp.com
サービスサイト : https://onevisa.jp
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企業情報
企業名 | 株式会社 one visa |
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代表者名 | 岡村 アルベルト |
業種 | ネットサービス |