どう守る？家族の心と健康 ～薬に頼らない解決策をさぐる～　講演会を開催しました！

　　ダイアネティックス・ファウンデーション本郷ミッションは、子ども達のメンタルヘルスに対する専門家らを招き、6月18日（日）12時～15時半まで文京シビックセンター26F スカイホールにて「どう守る？家族の心と健康～薬に頼らない解決策をさぐる～」として講演会を開催しました。特定非営利活動法人イマジンは、このイベントを後援しました。

　富士経済「医療用医薬品データブック」によると、2008年から子どもを対象にしたADHD治療薬の市場は著しく拡大傾向にあり、マーケティング戦略によってますます多くの未成年者が「多動」「注意欠陥」といったレッテル貼りに苦しんでいます。そして、治療による副作用として、呂律が回らない、思考が鈍くなるといった報告も多々あり、真の有益な解決策が望まれています。

　講演では、小倉謙氏が「発達障害がテレビや新聞で売り込みがなされている中で発達障害というものの真の姿を伝える必要性が高まっています。
大切なのは実際に問題を解決している実践を知り、それを正しく理解して、正しく実践することです。」とし、精神医薬の売上や副作用の出る割合など問題点を数字で具体的に示しました。
　また、食育コーディネーターとして著名な国光美佳氏は、自身の書籍「食事でかかる新型栄養失調」などを紹介しながら、実際に生活指導や食育で問題を解決している事例を多数紹介しました。最後に、ダイアネティックスファンデーション本郷の千脇氏からL.ロンハバード氏の技術に基づいたカウンセリングの方法とその親子関係の改善事例などを示し、これらを連動させた方法もあることを示唆しました。
　参加者らは、「うなづきが多かったセミナーでした。」「エビデンスといった理屈より解決した事例を紹介されたことは説得力がありました。」「身近な家族も 接し方に困惑していたら、やはり具体的な実践法が欲しかったので参考になります。」という感謝の声が聞かれました。

小倉謙　
市民の人権擁護の会日本支部（CCHR Japan）世話役、日本薬物対策協会講師、スポーツクラブ経営、精神に作用する薬物の実情を多くの方に知らせるために精力的に全国で講演活動を続けている。著書「数字で見る日本の精神医学の実像＜DVD＞」「信じる者は救われない」「インチキ精神医学　その現状」「心の病はこうして作られた　～精神医学の歴史～」「心の病が治らない本当の理由～精神医学の真実～」

国光美佳
著書「食べなきゃ、危険！食卓はミネラル不足」「食事でかかる新型栄養失調」にて発達障害児、低体重児のミネラル補給による買い前例を執筆。現在、食事の見直しによる子供達の改善事例を月刊誌「食品と暮らしの安全」に連載、「ミネラル不足の実態と対処法」についての講演、食生活相談、アートセラピー（親子アトリエ、家庭訪問アトリエ）など、心と体のケアによる子育て支援活動を行っている。


特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、秋桜による音楽慰問活動にも協力しています。