掛けるだけでバイオマス燃料20%乾燥、乾燥課題解決へ ―大手木質チップ供給会社による屋外保管・乾燥アイテムの導入―
株式会社日比谷アメニス(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林定夫)は、屋外に堆積している木質バイオマス燃料に掛けることで保管・乾燥が可能なシート(以下、TOPTEX)を、国内約30 箇所の事業体に納入しています。そうした中、2016 年10 月に国内大手バイオマス燃料供給会社である株式会社タケエイグリーンリサイクル(本社:山梨県富士吉田市、代表取締役:福嶋慶久)に向け納 品し、1 年間に渡り屋外保管による実証を行い、燃料用木質バイオマスの課題である乾燥について、国内においても効果があることを確認いたしました。
バイオマス燃料供給会社に求められることは、①供給燃料の品質を上げること②安定供給を行う
ためにストックを持つことです。
タケエイグリーンリサイクルではTOPTEX を使用することで建屋を必要とせず大量のバイオマス燃料の屋外保管が可能となり、保管状態で燃料乾燥が進み品質の向上が可能となりました。
また他の国内事例では、保管開始時水分約45%W.B だったチップが、TOPTEX を掛けずに保管していたチップは約70%W.B まで水分が上がったのに対し、TOPTEX を掛けて保管していたチップは約25%W.B.まで水分が下がった事例が確認されています。
木質バイオマス業界で乾燥チップのニーズが高まっている現在、日比谷アメニスはTOPTEX という建屋・ランニングコスト不要の保管・乾燥機能のための新しい選択肢を増やすことで木質バイオマス業界の発展に寄与します。
トライアル購入者からの再注文も増加しており、今後は大量の木質チップやPKS を使用するバイオマス関連事業者への導入を目指します。
詳細はPDFファイルをご覧ください。
http://www.amenis.co.jp/release/20180201_TOPTEX_release_HIBIYAAMENIS.pdf
<株式会社日比谷アメニスについて>
日比谷アメニスは、株式会社日比谷花壇の前身である有限会社芳梅園として1947 年に設立。日比谷花壇の造園土木部門として事業を行い、1971 年に日比谷花壇から独立し設立した会社です。
「Amenity Scape Creation=快適空間の創造」を企業理念に、環境づくりの立場から緑化事業を展開する他、近年では公園関連の指定管理者として維持管理のみならず運営までを行う事業を展開し、花と緑を活用し真に豊かな社会づくりを創造しています。
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企業情報
企業名 | 株式会社日比谷アメニス |
---|---|
代表者名 | 伊藤幸男 |
業種 | 建築 |
コラム
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