1枚の透明なシートで作る不思議なイス！　新進気鋭の若手デザイナーが5月30日～6月1日に東京ビッグサイトで開催されるインテリア・デザインの国際見本市に出展

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武蔵野美術大学の卒業制作で「優秀賞」を受賞した若手デザイナーが、東京ビッグサイトで開催される国際見本市「Interior Lifestyle Tokyo」に、厚さ5ｍｍのビニールシートでできあがるイスを出展します。

クリエイティブスタジオAzure（所在地：横浜市港南区、読み方：アジュール）の代表でチーフデザイナーを務める守本悠一郎は、厚さ5ｍｍの平面のビニールシートから、簡単な動作だけで組み立てられるイス『SCARF CHAIR（スカーフチェア）』を、2018年5月30日（水）～6月1日（金）にかけて東京ビッグサイトで開催されるインテリア・デザイン市場の国際見本市「Interior Lifestyle Tokyo」に出展します。

▼平面からイスになる『SCARF CHAIR』：http://azure-design-music.com/scarfchair.html

■風をはらむスカーフのような軽やかなイス『SCARF CHAIR』

１枚の透明なビニールシートにカットを施し、座面と土台に分けて、両者をボタンで留め、組み立てるイス。１枚の平面が立ち上がり、立体になることで完成するこの斬新なチェアは、シンプルでありながらも美しく、風をはらむスカーフのようなイメージであることから『SCARF CHAIR』（スカーフチェア）と名付けました。

見た目の美しさや座り心地だけでなく、平面から簡単に立体物ができるという「作り方」の新しさを追求した『SCARF CHAIR』は、その仕組みが評価され、平成29年度武蔵野美術大学卒業制作において「優秀賞」を受賞しています。

■新たな「ものづくりの可能性」を提案

従来、立体物には「作るのが難しい」というイメージがありました。しかし、今回出展する『SCARF CHAIR』は、厚さ５mmのビニールシートの状態から、人の手でボタンを留めるだけで簡単に完成します。

「平面からイスの状態にする」というコンセプトが新しいだけでなく、イスを平面の状態に戻すと、トラックに何百脚も積むことが可能で、災害時に被災地に届けることが見込めるなど、機能性にも優れています。

さらに、イスだけでなく家具も「平面から作る」ことが可能になれば、住居の移動が楽になり、人々のライフスタイルにも、将来変化が生まれるかもしれません。平面から簡単に立体物ができる「仕組み」を可視化することで、多くのユーザーに「ものづくりの可能性」を提示できればと考えます。

■ありのままの「自然体」なデザインを展開するAzure

Azureは守本悠一郎が武蔵野美術大学在学中に立ち上げたデザイン事務所で、「人の企みは全てデザイン」と捉え、プロダクト、空間、音楽、コンサルティングに至るまで、あらゆる領域を超えて「自然体」を理想に置くデザインシンクタンクとして活動しています。

http://azure-design-music.com

Azureでは「Interior Lifestyle Tokyo」に出展することで『SCARF CHAIR』を世界に向けて発信し、デザインの面白さを多くの皆さんに伝えたいと思っています。今回の出展に際し、2018年5月29日までクラウドファンディングサイト「MotionGallery」にて支援を募っています。

▼クラウドファンディング｜MotionGallery

出展までの約100日間、クラウドファンディングでインテリアライフスタイル出展へのご支援を頂いています。

リターンには実際に座れる1/1プロトタイプ(3脚限定)や、手のひらモデル、Azureでのデザイン相談券などを用意しています。ぜひご覧ください。

https://motion-gallery.net/projects/scarfchair

今後も、インテリアライフスタイルの分野にとどまらず「ものづくりの可能性」を提案するとともに、未来のものづくりに進歩をもたらすデザインを発表し続けてまいります。

【出展概要】