三重・尾鷲の定置網漁に東京から新規参入。 本格操業を開始し、生産地ファーストの飲食構造に大きく前進。
飲食・ヘルスケア・IT活用サービスなど、多角的な事業を展開する株式会社ゲイト(所在地:東京都墨田区代表取締役CEO 五月女圭一、以下ゲイト)は、2016年から準備を進めていました三重県尾鷲市須賀利町での定置網漁を、2018年3月20日から本格的に開始することとなりました。
ゲイトが漁村地域をなんとかしたいと立ち上がったのは2016年。食材の確保が目的ではなく、疲弊する漁村、衰退する漁業を目の当たりにし危機感を抱いたのが始まりでした。現に今回漁業を行う三重県では、平成15年で12,261人であった漁業従事者数は、平成20年には9,947人、平成25年時点では7,791人、年間約450人の漁師が減っているというのが実情です(※)その現状を知ることもなく問屋依存となっている都心部の飲食構造は問題で、生産の現場を起点にする生産地ファーストという本来あるべき構造に変革するには、一次産業の現状や産地の環境を理解することが重要であるという想いのもと、漁業への参入を進めて参りました。
※三重県水産業・漁村振興指針よりhttp://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000635768.pdf
既にゲイトでは2016年11月に後継者不足で廃業予定だった三重県熊野市の水産加工場(現屋号:ふじかど)を買い取り、社内に水産部門を設置。熊野漁業協同組合の買参権を取得し、三重県産の魚介類を干物などに加工し、自社配送にて都内で経営する居酒屋で提供を行っています。
今回定置網漁を行う漁場についても2016年に廃業した場所で、船や網も利用されていなかったものを買い取り、修繕の上活用。三重外湾漁業協同組合の准組合員となり、当面は、漁獲物は尾鷲市内の市場に全量を水揚げし漁業ノウハウ蓄積に専念します。同漁協が県外からの企業の漁業参入者を受け入れるのは初めての事例であり、操業に至るまで行政関係者や漁業従事者、地域住民の方々など多くの協力を頂きました。改めてゲイトが大切にしたいと感じていることは、生産地ファーストな飲食構造に向け、産地と消費地が相互理解できる懸け橋となる努力を行うこと。現在も東京と三重県間で行っている自社物流では食材と共に人も運ぶことで、多くの気付きを得られています。今後、三重県のしいては日本の水産業の活性化に貢献できるよう一層の努力をして参ります。
尚、初漁は下記の日程にて執り行います。
日 時:2018年3月20日(火)大安吉日 朝4:30
出航場所:三重県尾鷲市須賀利町 西の浜
※悪天候の場合は2018年3月22日(木)を予定
【株式会社ゲイトについて】
住所:東京都墨田区菊川1-13-8 五月女ビル菊川6F
代表取締役CEO:五月女 圭一
会社概要:飲食・ヘルスケア・IT活用サービス等
【報道関係者お問い合わせ先】
TEL:03-6666-0075
広報担当:福田・安福・尾方
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企業情報
企業名 | 株式会社ゲイト |
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代表者名 | 五月女圭一 |
業種 | その他サービス |
コラム
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