ワイアードゲート、オンラインセミナーから直接マッチングが可能な技術移転プラットフォーム 「TECHSEARCH」のベータ版サービス開始
-2018年8月より、欧州最大の研究機関傘下の研究所Fraunhofer FEPのコンテンツを中心に掲載開始、試験運用スタート- 2018年7月31日、株式会社ワイアードゲート(岡山県加賀郡吉備中央町湯山1280-128、代表取締役社長:鈴木肇)は、海外及び国内の研究機関の技術情報に関するオンラインセミナーの情報から必要な情報を抽出し、横断検索やセミナー演者(機関)への直接の連絡を可能にするオンラインセミナーライブラリおよび技術移転プラットフォーム「TECHSEARCH」のベータ版サービスを開始することをお知らせします。コンテンツ第一弾として、ゾルゲル法の世界的権威であるドイツの Prof. Dr. Helmut Schmidtのセミナーを完全収録し、欧州最大の研究機関傘下の研究所「Fraunhofer FEP」の技術者によるセミナーコンテンツも8月末より順次掲載開始いたします。
2018年7月31日、株式会社ワイアードゲート(岡山県加賀郡吉備中央町湯山1280-128、代表取締役社長:鈴木肇)は、海外及び国内の研究機関の技術情報に関するオンラインセミナーの情報から必要な情報を抽出し、横断検索やセミナー演者(機関)への直接の連絡を可能にするオンラインセミナーライブラリおよび技術移転プラットフォーム「TECHSEARCH」のベータ版サービスを開始することをお知らせします。コンテンツ第一弾として、ゾルゲル法の世界的権威であるドイツの Prof. Dr. Helmut Schmidtのセミナーを完全収録し、欧州最大の研究機関傘下の研究所「Fraunhofer FEP」の技術者によるセミナーコンテンツも8月末より順次掲載開始いたします。
サービス開始の背景
従前より、研究機関の国際的な技術移転に関しては、企業側においてはまず技術情報自体を探索する手段が乏しい、海外視察以外に直接アプローチする手段があまりない、現地語でのコミュニケーションに長けている必要がある、セミナーに参加してもプレゼンターの英語を理解することが難しい、などの障害がありました。一方、研究機関側としては、海外の企業にアプローチする手段に乏しく、ニーズがわからないまま多大な渡航費をかけ現地でセミナーをす
る必要がある、現地語に対応しなければならないなど、企業側と裏返しともいえる課題がありました。
そこで、海外の研究機関とのコネクションとIT、IoTに関する技術力に強みを持つワイアードゲートは、オンラインセミナーのライブラリでありながらそれだけにとどまらず、多言語翻訳、横断検索、オンラインでの連絡機能をもつ技術移転プラットフォーム「TECHSEARCH」のサービスを開始し、国際技術移転のハードルを劇的に下げる援助をいたします。
「TECHSEARCH」の特徴
TECHSEARCHの最大の特徴は、多言語対応(※現在は日本語/英語のみ)と内容の横断検索ができることです。すべてのセミナー内容は書き起こしされ、各言語で字幕表示されます。興味のあるワードで全てのセミナーの字幕から横断検索ができ、そのワードの場所からセミナーを聞くこともできます。ユーザーはログイン後、自分専用のメモボードを持つことができ、そちらに各セミナーの字幕をワンクリックで引用することが可能で、それを元に編集、報告書等を作成することも可能です。さらにセミナーの国内担当者に、チャットで直接連絡することも可能となっています。
サービス・利用形態としては、技術移転の活性化の観点から、技術情報を掲載する国内外の研究機関については無料で掲載することが可能です。(翻訳等が必要な場合は別途料金がかかります。また、企業は有料での掲載となります。)マッチングおよびコンサルティングを希望する企業、各研究機関については、マッチングごとの都度課金といたします(詳細はお問い合わせください)。上記を含むサービスの特徴は以下となります。
• チャプター/字幕検索:セミナー内のチャプターに紐づけられたキーワードや字幕をすべて検索して表示します。 検索結果の字幕をクリックすると、その場面から視聴できます。
• My Notes:メモはここで管理できます。字幕はすべて1クリックでメモに引用することが可能で、そのまま編集して報告書を作成することもできます。
• 言語選択:お好みの言語でサイトを回覧できます。※現状は日本語/英語の 仕様となっています。
• メッセンジャー:国内担当者とのコミュニケーションボードです。チャット形式で対話ができます。
• 関連製品:セミナー内容に関連する技術を応用した技術特許や製品などのリストです。クリックすると詳細が表示され、国内担当者と連絡をとることができます。
• 資料ダウンロード:各種資料をダウンロードすることができます。
• メッセージ:国内担当者へメッセージを送ることができます。各セミナー担当者に限定した送信専用メッセージです。
欧州最大の研究機関傘下の研究所「Fraunhofer FEP」と提携
ワイアードゲートの強みのひとつである海外研究機関とのコネクションを活かし、コンテンツ第一弾として欧州最大の研究機関傘下の研究所「Fraunhofer FEP」の技術者によるコンテンツ掲載を開始します。Fraunhoferの技術者によるセミナーは国内でも多くの技術者にニーズがあり、日本でセミナーが行われる場合、高額でもすぐに満席となるコンテンツです。
第一弾は、表面処理技術を中心とした国際技術移転を専門とする株式会社サーフテックトランスナショナルとワイアードゲートと共同で企画するセミナーとなります。コーティング分野でゾルゲル法に関わる人であれば必ず聞いたことのあるゾルゲル法の世界的な権威者であり、FraunhoferやLeibnizといった研究機関のディレクターを歴任し、革新的なゾルゲル技術を用いての様々な製品の実用化という点で多大な実績を残したドイツの Prof. Dr. Helmut Schmidt(現在は技術コンサルテイング会社HSM TechConsult GmbH 代表)によるセミナーを日本語吹替版とともに完全収録します。ゾルゲル法の基本全般から、技術開発、そして実用化に必要な幅広い情報を、彼の長年の経験、知識、ノウハウ、独創的なアイデアに基づいて提供します。ゾルゲルの技術的な側面のみならず、Innovationの実現・実用化には何が必要か?マネジメントに携わる方々にもたいへん有効な情報を提供できるはずです。
国内研究機関・企業を対象に、国内アグリゲーターを通じ技術情報掲載をサポート
TECHSEARCHは、海外展開を検討する国内研究機関・企業にも広く情報掲載をサポートします。サポート体制を整えるため分野別のアグリゲーターおよびコンサルタントを指定し、彼らを通じてオンラインセミナー動画の投稿、翻訳などをサポートいたします。
Fraunhoferの技術全般および表面処理技術やコーティング関連技術のアグリゲーター兼コンサルタントとして株式会社サーフテックトランスナショナル(川崎市幸区新川崎3-1-1509イニシア新川崎 代表取締役社長:鈴木巧一)と提携。
医療・ヘルスケア分野のアグリゲーターとして合同会社ソシオタンク(川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル4F 代表社員:河田茂)と提携。
それぞれの領域に関する技術情報は各社を窓口として掲載を進めます。
株式会社ワイアードゲートについて
国内外の研究機関からの国際技術移転やスタートアップの総代理店事業、そして様々な技術やアイデアシーズからイノベーションを起こす新規事業創出プロジェクトを多数走らせています。また、2018年4月からは拠点を岡山県の吉備高原都市へ移転し、国際オープンイノベーションセンターとインターナショナルスクールを設立するプロジェクトを立ち上げています。そのほか先端的な海外のIoTを紹介・輸入販売も行っています。
株式会社サーフテックトランスナショナルについて
欧州実用化研究機関や関連ベンチャー企業の最先端技術を日本企業の皆様へ表面処理技術を中心とした国際技術移転のコーディネーションを行っています。また、日本企業の皆様の抱えている技術課題やニーズに対するソリューション提供のためのコンサルティングも行っています。
Fraunhofer FEP について
欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構傘下の研究所で、本部はドレスデンにあり、表面処理技術および有機エレクトロニクスなどの革新的なソリューション、技術、プロセスの開発に力を入れています。
合同会社ソシオタンクについて
「ソーシャルイノベーションを具現化する」をスローガンに、医療・ヘルスケア関連のWebメディア運営から、同領域のベンチャーを支援するプラットフォーム構築、個別案件のコンサルティングを行っています。神奈川県の委託事業である「かながわ医療機器レギュラトリー・サイエンスセンター(MDRS)」事業の中核であるコンソーシアムに参加しており、また県内の医工連携を促進する役割を持つ「神奈川県医療機器開発コーディネーター」の連携組織「MedeK」の事務局を運営しています。
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企業情報
企業名 | 株式会社ワイアードゲート |
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代表者名 | 鈴木 輩 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |