砂糖の代替甘味料となる「レバウディオサイドM」の特許を、米国の名門企業イングレディオン社とライセンス契約。グローバル市場で販売、年間を通じて安定供給が可能
砂糖の約600倍の甘さを持つ、次世代のステビアである天然甘味料「レバウディオサイドM」のライセンス契約を締結しました。南米でシェア1位*のイングレディオン社と協力して、米国へ、そして世界市場での販売を目指します。日本での商品化は2020年の予定です。
1971年に世界で初めてステビア甘味料を商品化、業界のパイオニアである守田化学工業株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:守田豊重)は、「レバウディオサイドM」の特許を米国のイングレディオン社(本社:イリノイ州)にライセンス提供しました。同社とは2006年からステビア甘味料に関してライセンス契約を交わし、良好な関係が続いています。新たな甘味料「レバウディオサイドM」に関しても、両社で協力して市場に提供していくことになり、グローバル市場で販売が可能になります。
▼ イングレディオン社(米国・公式サイト):https://www.ingredion.com
「レバウディオサイドM」:http://www.ingredion.us/Ingredients/ProductPages/bestevia.html
■将来は砂糖の代替品へ。さらなる需要が見込める新たな天然甘味料
「レバウディオサイドM」は砂糖の約600倍の甘味を有し、砂糖の代替甘味料として世界で注目されている天然甘味料です。従来の天然甘味料と比較して甘味料独特の後味や違和感がなく、低糖質の商品や低カロリーの商品をよりおいしくすることが期待され、今後は砂糖の代替品としてさらなる需要が見込まれます。
「レバウディオサイドM」は、ステビアに含まれる天然成分を研究する中で発見されました。すでに日本、米国、欧州(EU)、マレーシア、韓国等で特許を取得、世界市場を見据えています。
当社は1971年に世界で初めて植物由来のステビア甘味料の工業化に成功。現在、世界的に使用されているステビア甘味料「レバウディサイドA」高含有品は当社の品質改良技術によるものです。
ライセンス契約を交わしたイングレディオン社は100年を超える歴史を有し、デンプン・糖化製品メーカーとして南米でシェアNO.1*を誇ります。当社はイングレディオン社がコーン・プロダクツ・インターナショナルという社名だった2006年から契約を交わし、良好な関係を築いてきました。「レバウディオサイドM」のライセンス契約を交わしたのも、そのような相互の信頼関係に基づくものです。
イングレディオン社は南米でシェア1位の強みを生かし、ブラジルで従来のステビアの栽培を行ってきました。一方、当社は北半球で栽培を行っています。北半球と南半球で季節が逆となるため、年間を通じて収穫が可能。両社で製品の供給をすることで、市場に対して年間を通じて安定的な供給が実現できます。
まずは米国での商品化を、そこから世界への普及と進める考えです。すでに米国及び欧州での許認可は得ています。日本では当社が申請手続き中で、2020年に商品化を予定しています。
*自社調べ
【守田化学工業株式会社について】
本社:〒577-0002 大阪府東大阪市稲田上町1-19-18
代表者:代表取締役社長 守田 豊重
設立:1960年1月
電話番号:06-6744-8877
URL:http://www.morita-kagaku-kogyo.co.jp/main/html/
事業内容:
・ステビア甘味料・甘草甘味料・合成甘味料の製造・販売
・甘味料・食品添加物の製造・販売
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:守田化学工業株式会社
担当者名:田中富久
TEL:0667448877
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企業情報
企業名 | 守田化学工業株式会社 |
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代表者名 | 守田豊重 |
業種 | 食品関連 |