当社iDCインフラを利用したTV放送のネットライブ配信を実施

1.概要
　株式会社テレビ神奈川が実施した2007年の年末年始のカウントダウンイベントにおいて、テレビ放送に合わせてネット向けのコンテンツをライブ配信するという企画を実施しました。（放送と通信の融合と題して、インターネットコミュニケーションによる音楽ビジネスの業態変革をテーマに各界の専門家を招いてディスカッション等を実施、その他。）

　今回のライブ配信のシステム及びインフラは映像配信ソリューションを有する株式会社SEEBOXとiDCインフラで高い評価と実績を蓄積してきた当社が共同で提供しました。今回のライブ配信でキーとなったのは高画質の配信および大規模ユーザーへの提供実現であり、株式会社SEEBOXの配信技術と当社のiDCインフラが株式会社テレビ神奈川に高く評価されたことにより実現に至りました。

2.ソリューションの特徴
　今回のネットのライブ配信において、ユーザー企業の株式会社テレビ神奈川から株式会社SEEBOXへの要望として、「高画質なストリーミングを大規模ユーザーに確実に配信できること」がありました。そのため同社は自社の高画質ストリーミング配信ソリューション「SEEBOX STUDIO」と当社のiDCインフラ及びそのオペレーションノウハウをセットにし、ワンストップでのサービス提供を目指しました。
　株式会社SEEBOXの「SEEBOX STUDIO」は韓国で同じく高画質配信ソリューションで高い実績を有する株式会社ディディオネットの技術がベースとなっています。現在、日本国内では普及段階ですが、ご利用企業の生の声として、「高品質の映像配信サービスをリーズナブルな価格で、そして手軽に導入することができる」と高い評価を受けています。
　また、当社のコア事業であるiDCサービスは2000年6月の創業以来、設備とオペレーションの継続的な進化を遂げてきております。500社近い当社の顧客に対しても安定的なオペレーションを提供しており、またサーバの消費電力増加にも十分に対応可能なだけの電力供給能力の増強を図り安定供給を実現するなど、信頼性と安定性を兼ね備えたネットのライブ配信に適したサービス提供インフラを有しています。

3.今後の展開
　昨今のブロードバンドの急速な普及により、放送と通信の融合が今後、着実に進んでいくことが予想されます。そのような状況の下、今回のケースのように特定のイベントにおいてTV放送に合わせて、放送内容に関連した新たな企画や放送内容を補完するようなコンテンツをインターネットで同時にライブ配信することへの需要が高まってくると考えられます。当社はインターネットビジネスに不可欠なiDCインフラを自社で有しており、今後も高画質のストリーミング技術など、独自の競争力のある技術を持つソリューションベンダーと組んでネットのライブ配信を中心としたビジネス機会を捉え、自社のiDC売上の拡大を目指していきます。

4.会社概要
　株式会社SEEBOX
　　設立　2006年5月19日
　　資本金　847百万円（資本準備金を含む）
　　代表者　代表取締役CEO　佐藤　慶太
　　従業員数　13名（2007年12月31日現在）
　　事業概要　インターネットでの映像配信サービス
　　　　　　　コンピュータグラフィックス映像等の企画、制作、販売等
　　　　　　　インターネット、移動体端末等を利用した配信技術に関する技術開発等
　　　　　　　デジタルコンテンツの制作及びストリーミング配信システムの開発等
　　URL　http://www.seebox.jp/


【リリースに関するお問合せ先】
株式会社ビットアイル
社長室
TEL：03−5715−1404
URL：http://www.bit-isle.jp/

以上


《関連URL》