パスカル（長野県佐久市）酒造業向けシステムの販売を開始～「麹・もろみの品温モニタリング」と「帳票作成」で酒造りの品質向上と現場の作業負担軽減を支援～

食品関連

システム開発の株式会社パスカル（本社：長野県佐久市、代表取締役：井上隆）は酒造りの現場を支援する『麹・もろみ見張り番　ラクーラ（楽蔵）』を開発、9月から販売を開始する。日本酒造りの工程で麹（こうじ）・酒母・もろみの温度管理は日本酒の品質を左右する重要な要素となる。現状は杜氏や蔵人が一日に何度も温度を計測して温度管理を行っているが、本システムではセンサーによる自動計測で品温の変化を常時監視する。自動計測は麹・酒母・もろみ全ての工程で可能。現場の作業負担を軽減し、高頻度・高精度の品温データを蓄積していくことで、酒質の安定化と向上にも生かせる。また他の実績データもあわせて記録でき、酒造り技術の継承に役立ててもらう。

パスカル（長野県佐久市）酒造業向けシステムの販売を開始

～「麹・もろみの品温モニタリング」と「帳票作成」で酒造りの品質向上と現場の作業負担軽減を支援～

システム開発の株式会社パスカル（本社：長野県佐久市、代表取締役：井上隆）は酒造りの現場を支援する『麹・もろみ見張り番　ラクーラ（楽蔵）』を開発、9月から販売を開始する。

日本酒造りの工程で麹（こうじ）・酒母・もろみの温度管理は日本酒の品質を左右する重要な要素となる。現状は杜氏や蔵人が一日に何度も温度を計測して温度管理を行っているが、本システムではセンサーによる自動計測で品温の変化を常時監視する。自動計測は麹・酒母・もろみ全ての工程で可能。現場の作業負担を軽減し、高頻度・高精度の品温データを蓄積していくことで、酒質の安定化と向上にも生かせる。また他の実績データもあわせて記録でき、酒造り技術の継承に役立ててもらう。

データは全てクラウド環境上に保管されており、パソコンやスマートフォンでいつでもどこにいても蔵の状況がモニタリングできる上、万が一のデータ消失もなく安心だ。さらに、これまで手書きによる作成で現場の負担となっていた税務署提示用の帳票を作成する機能もあり、酒造りの現場を様々な面から支援する。

◆麹・酒母・もろみの品温モニタリングの特徴

設置したセンサーで品温と室温を自動計測。現場の作業負担を軽減する。蔵にいない時間も24時間品温を確認できるようになり、効果的なデータ収集が可能になる。特に、麹づくりの品温管理は、最も気の抜けない作業で、2昼夜が勝負。これまで麹のモニタリングは難しいとされてきたが、本システムでは麹造りの工程もモニタリングできることが特徴だ。また、日本酒度、アルコール度、酸度などの関連データもまとめて管理。品温と並んで酒質を決める指標となっているBMD曲線やA―B直線を自動で作成する。これらのデータと酒質の関係をノウハウとして蓄積していくことで、品質の安定と向上や、出来高の向上につなげてもらう。

◆帳票作成にかかる労力を削減

仕込み後に行う税務署向けの帳票も手書きによる作成で負担となっていたが、本システムでは蓄積したデータが「もろみ製造経過表」や「酒母製造帳」に自動で取り込まれ、簡単に作成できる。さらに必要な項目を入力すれば、製造歩合や事績が自動で算出され「もろみ製造帳」が作成できる。これらはそのまま印刷可能だ。

◆蔵の技術継承を支援

酒造りは杜氏や蔵人の熟練の技と勘で品質が決まる伝統的なものだが、これら酒造りのノウハウは蔵の財産。本システムで蓄積したデータから酒造りのノウハウを見える化し、熟練の技の継承に役立ててもらいたい。

◆製品概要

もろみ見張り番ラクーラ（製造帳作成支援/品温モニタリングシステム）

月額利用料　定価9,000円（税別）～　※スマホの台数制限はありません。

・品温センサー　51,850円（税別）～

・室温センサー　17,800円（税別）～

・親機　49,500円（税別）～

※導入設置に関する費用が別途必要です。詳しくは直接お問い合わせください。

◆問い合わせ先