逆転の発想で、ケアマネ、メディカルソーシャルワーカーの施設探しの電話作業が大幅軽減～マッチングWebサービス「みっけあ」誕生～

ネットサービス

ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーが利用者を探す電話作業を大幅に削減できる、マッチングWebサービス「みっけあ」が２０１８年１０月よりスタート。ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーは、無料で使用可能。施設側も登録は無料（施設側の利用料は今後有料化予定）。これからは「みっけあ」を使うことで、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーは受入希望者の内容（匿名・匿住所）を専用サイトで登録。施設側は、その登録一覧から自所の条件に合う人のオファーボタンをクリックし、受け入れ可能をケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーに知らせることができる。ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーはオファー内容を確認し、利用者への情報提供を行うことで、無駄のない施設探しが可能となる。

介護・医療の課題解決を手掛ける、日本営業代行株式会社　マザー事業部（所在地：大阪市中央区、代表取締役：福永直人）は、ケアマネ、メディカルソーシャルワーカーの施設探しの電話作業を大幅軽減～マッチングWebサービス「みっけあ」を、2018年10月1日（月）より開始。

ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーと施設のマッチングWebサービス・「みっけあ」

https://miccare.net

【背景】

介護・医療専門の営業代行「マザー事業部」では、現在年間に、のべ2000人を超えるケアマネ、メディカルソーシャルワーカーの事業所、病院の地域医療連携室を訪問し、クライアントのPR活動を請け負うサービス「マザーアシスト」を展開中

訪問時には、クライアントのPRだけではなく、ケアマネ、メディカルソーシャルワーカーから直接、地域のニーズや課題など様々なヒアリングも同時に実施。

そんな中、ケアマネ・メディカルソーシャルワーカーから共通して多く聞かれたのが、利用者・退院患者の入所先を探す為の電話作業の大変さ。「気がつけば半日以上施設探しに時間を費やすこともある、、、」と実務の困難な状況がわかった。

従来一般的に施設探しの流れとしては、ケアマネ・メディカルソーシャルワーカーから施設に電話をして、空室や空床状況を確認し、条件相談を経て、見学、検討、契約となっている。

以下、具体的にヒアリングした声

首都圏ケアマネ「施設の空き状況は、電話しないとわからない」

首都圏ケアマネ「施設のサイトを見て、“空室無し”だったが電話したら、空室があった」

地方都市ケアマネ「施設に電話しても、担当不在で折り返しもなかなか電話貰えない」

地方都市MSW「生活保護など、条件が厳しい退院患者さんの入所先が見つからない」

首都圏ケアマネ「遠隔地の施設の情報がないので、どこに電話すれば良いか困る」

都市部施設長「入居者の入院などのタイミングで、空室状況をオープンに出来ない」

「普段から、ケアマネ・メディカルソーシャルワーカーとコミュニケーションを取り、日常業務の大変さを感じていた。なんとか施設探しが楽にならないかと、思案していたところ「みっけあ」の発想につながり、具現化できた（代表取締役社長　福永直人）」

【製品・サービスの概要】

対象となるのは、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカー・有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅・グループホーム・ショートステイ。

今まで、施設の空き状況を電話で個別に確認していたが、「みっけあ」では、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーが利用者・退院予定患者の受入希望内容（匿名・匿住所）を登録。その登録者一覧をアカウント登録した施設担当者が検索閲覧し、条件が合う希望者へ「入居可能のオファー」をワンクリックで行い、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーがオファー先へ電話連絡をして、入居調整を行う。

ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカー・施設はネット上のみっけあ専用サイト https://miccare.net/top.htmlから、アカウント登録、その後すぐに使用できる。（施設は一旦仮登録となり、みっけあ運営側から登録の本人確認を電話で行った後、本登録となる）

ケアマネジャー、メディカルソーシャルワーカーは、登録したアカウントとパスワードで自身のページにログインし「受入希望登録」ページで担当の利用者や患者の年齢・性別・受入希望地域（都道府県市区）・介護度・自立・保証人・生活保護・希望入居額・希望月額・施設に伝え得たいこと（フリー入力）を入力し登録。利用者・退院予定患者の個人が特定されないよう、匿名・匿住所での登録となる。

受入希望の登録内容は「みっけあ」でのアカウント登録済の施設の担当者が閲覧可能となる。この時点では、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーの居宅介護支援事業所名・病院名は施設側には伏せられている。

そして施設の担当者は受入可能な希望者のオファーボタンをクリックする。そうすると、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカー側のページでは、受入希望登録者への施設からのオファーが「１件」なら「オファー数」の数字が「１」と表示され、「２件」なら「２」と表示が随時変更となる。

どの施設からオファーが来たかを確認するには、受入希望者の「詳細」ボタンを押すと、施設名、担当者、電話番号がわかるようになっており、その情報を見て、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーは施設担当者と電話で詳細を打合せ、入居に結び付けることができる。

登録・使用料については、ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーは無料。施設側は、登録料無料で使用料は実際に入居希望者へオファーするタイミングで課金開始となる（２０１８年１２月までは無料で使用できる）

＜3つの特長＞

1：施設探しの電話作業が大幅に軽減できる

2：介護業者専門サービスであり、利用者・患者は匿名・匿住所での利用

3：ケアマネジャー、メディカルソーシャルワーカーは永久無料で使用できる

【今後の展望】

現在（２０１８年１０月）の利用可能地域は、大阪府・京都府・兵庫県・広島県・愛媛県・福岡県・東京都・神奈川県であるが、今後、随時可能地域は拡大し、最終的には日本全都道府県での利用可能となる予定。

ケアマネジャー・メディカルソーシャルワーカーと施設のマッチングWebサービス「みっけあ」

https://miccare.net