世界人権デー特別企画 「発達障害の診断・治療を問い質す」啓発イベントを開催しました!
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厚生労働省は、注意欠陥多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセカプセル」(一般名:リスデキサンフェタミンメシル酸塩)の流通管理策案を示し来年1月4日までパブリックコメントを募集しています。一方で、同剤は、覚醒剤の原料に指定されていることから特別な流通管理を行う必要があり、その強い副作用により暴力や、自殺、突然死につながるのではないかとの懸念も広がっています。 このような中、国連の定めた世界人権デーを記念して、市民の人権擁護の会は世界人権デーを記念して12月15日(土)新宿にて「発達障害診断・治療を問い質す」として発達障害の診断や治療の問題についての啓発イベントを開催しました。
このような中、国連の定めた世界人権デーを記念して、市民の人権擁護の会は世界人権デーを記念して12月15日(土)新宿にて「発達障害診断・治療を問い質す」として発達障害の診断や治療の問題についての啓発イベントを開催しました。
イベントでは、市民の人権擁護の会の世話役から基調講演「なぜ支援は魔女狩りと化したのか?発達障害バブルの真相」が話され、例えば一昨年7月に発生した、相模原知的障害者施設殺傷事件で逮捕された犯人は、過去4人の精神科医が診断し、7つの病名が付けられていたというような状況を紹介。「安易なチェックリストに基づいて行われる早期発見至上主義の弊害、障害でない子どもまでも障害者に祭り上げられ、差別を生む、これは21世紀の魔女狩りと言っても過言ではありません。」と述べ、警鐘を鳴らしました。
他にも、一般社団法人全国自死遺族連絡会代表理事の田中幸子氏からは、こどもの人権という観点から、発達障害者支援の問題点について、ふれられ、具体的には教育の現場で起こる体質や労働環境などへの原因転換は問題であるとしました。また、全国オルタナティブ協議会理事長・中川聡氏や、発達支援「Kids Sense」主宰である茂木厚子氏もアメリカ・カリフォルニア州での自身の発達支援の経験について、薬に一切頼らない発達支援を展開していたことを紹介しました。
全国から参加した方々からは、「発達障害診断と服薬は、現代の強制不妊手術ですね。」「孫が発達障害かもしれなく色々勉強になります」「実りある素晴らしい講演だった」などと反響がよせられました。
最後に、イベントでは市民の人権擁護の会・米田倫康氏の執筆新刊「~発達障害バブルの真相~救済か?魔女狩りか?暴走する発達支援障害者支援」が講演会当日特別価格(消費税サービス)にて販売されました。
目次
第1章 作られた発達障害バブル
発達障害の〝大安売り〟/発達障害って何だろう?/脳機能障害というまやかし/先天的な脳機能障害は特定できるのか/「正しい診断」は存在するのか/診断は何のため?/発達障害の診断は「参考」であって「絶対」ではない/診断のインフレ/うつ病バブル/うつ病バブルから発達障害バブルへ/六%という詐欺的数字/問題ある七五項目のチェックリスト/チェックリストが教育者の責任を奪う/発達障害は六・五%?/発達障害者支援法の疑問/早期発見至上主義/まともな意見も「無理解」?/チェックリストの神格化/まるで魔女狩り
第2章 知られざる「専門家」の実態と歴史
「専門家との連携」の罠/そもそも精神科医はメンタルヘルスの「専門家」なのか/精神科医の目指すゴールと市民が求めるゴールの違い/歴史から学ぶ精神医学の姿/反省するドイツの精神医学会、自覚すらない日本の精神医学会/ナチス型精神医学とアメリカ型精神医学の化学反応/発達障害者支援と強制不妊手術の共通点/十分な声が上がらないかぎりなかったことにされる日本/ある子どもの死/ずさんで危険な実態/極端な事例を取り上げて不安を煽るなという反論について
第3章 製薬産業と発達障害者支援
国連の勧告を無視する学会/新たな違和感/東京都にも厚生労働省にも虚偽報告をした市川氏/市川氏は日本のビーダーマン博士か/レベッカ・ライリーちゃん事件と日本人精神科医/繰り返される悲劇/製薬会社に尻尾を振る自治体/製薬マネーによる発達障害者支援/子どもに覚せい剤!?/先手を打ってきた塩野義製薬/真の薬物乱用防止活動とは?/ついに教育委員会までも
第4章 未来を奪われる子どもたち
狙われる日本の子どもたち/投薬は傷害行為/薬は人体にとって毒/異常な多罪併用率/薬に対する幻想/医師ですら服薬の強制はできない/排除・差別に向かう教育現場/受診と服薬を勧める教師たち/正しい理想の光景が共有されないかぎり、目的にたどり着かない/早期発見・早期支援は結局悪なのか/過剰診断VS過小診断/究極のデメリット
《コラム》インクルーシブ教育への誤解
第5章 発達障害バブルの混乱から抜け出すために
では、どうすればよいのか/発達障害は治るのか/発達障害ビジネスの闇/まともな医師は経過観察、鑑別検査をする/「食」は非常に重要/食事の改善で子どもたちの人生が変わる/薬を抜くことの困難さ/重要なことは向き合うこと――はるや君の事例/「理論上の発達障害」と「現実の発達障害」の違い/検察官であるべきか弁護士であるべきか/発達障害探しよりも発達支援を/あるべき支援の姿とは?/基本的方針の提案/市民の人権擁護の会/精神医学的イデオロギーとの決別/最後に――身を守るための基本的な心得
《コラム》現代食はミネラル不足
主催:市民の人権擁護の会日本支部 東京都新宿区西新宿7-22-31-711
市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療の人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によってアメリカ・ロサンゼルスに創設されました。
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、市民の人権擁護の会を応援しています。
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企業情報
企業名 | 特定非営利活動法人イマジン |
---|---|
代表者名 | 尾端 國次 |
業種 | 教育 |
コラム
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