九大発ベンチャーPicoCELA と九州朝日放送が資本業務提携ケーブルレスな Wi-Fi 環境と映像配信サービスを提供

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　九州朝日放送株式会社（福岡市中央区、代表取締役社長：和氣靖、以下「KBC」）は、九大発のベンチャーで、ケーブルレスでの Wi-Fi 環境を実現する無線マルチホップ技術を持つ PicoCELA 株式会社（東京都中央区、代表取締役社長：古川浩、以下「PicoCELA」）に出資し業務提携することで合意したことを発表いたします。これにより観光、防災、教育関連の施設において低コストで Wi-Fi 環境を整備するとともに、観光案内や防災情報、教育コンテンツなどを制作し展開するサービスをトータルで提供していきます。

　KBC グループである株式会社ケイ・ビー・シー映像（福岡市中央区、代表取締役社長：半田俊彦、以下「KBC 映像」）では、2015 年から Wi-Fi 無線機を通じて多言語音声ガイドや映像コンテンツを配信するサービス「ｊａｊ.ｊｐ」（ジェイ・エイ・ジェイ・ドット・ジェイピー）を開始し、博物館や動物園など３６か所で導入されています。利用者はアプリのダウンロード不要で、手持ちのスマホでコンテンツを閲覧することができるもので、導入に当たってはインターネット回線不要のため、大規模な工事の必要がなく、専用端末（子機）の運用・管理・メンテナンス不要です。

　今後、多段無線中継機能と無線 LAN アクセスポイントを搭載した PicoCELA 製の無線エッジコンピュータ PCWL-0400 と「ｊａｊ.ｊｐ」サービスを組み合わせることで従来、通信環境の整備が難しい場所にケーブルレスで広域 Wi-Fi 網を実現するとともに、軽快にコンテンツ配信することが可能になります。ハードとソフトをトータルで提供していくことで利便性を向上し、福岡・九州を中心に観光案内にとどまらず、避難所・避難場所の Wi-Fi 環境整備と防災情報、学校の ICT 環境整備と教育コンテンツの普及に貢献していきます。

　近年、スポーツやイベントのライブ配信のニーズが高く、この分野でも PicoCELA の技術と KBC グループの映像制作力により、ケーブルレスなライブストリーミングを提供していきます。

◇PicoCELA 株式会社とは https://jp.picocela.com/ 九州大学発のベンチャー企業で、中継段数が増加してもスループット劣化の少ない独自の多段無線中継技術を保有。無線バックホールが導入された Wi-Fi 網は福岡・天神地下街など国内外で１００事例 3,000 台を超え、年間延べ利用者数は 100 万人に達しています。多くの導入箇所で７割以上の LAN ケーブル削減に成功し IoT 普及を促進させる技術の一つとして注目されています。

■「ｊａｊ.ｊｐ」サービスに関するお問い合わせ

株式会社ケイ・ビー・シー映像企画営業部藤元・伊藤

TEL：092-752-1186 FAX:092-733-4753

URL：http://jaj.kbceizo.co.jp/

jajパンフ（A4）20181219.pdf

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