CSRとMotorola、ロケーション テクノロジーの発展と向上のために、EGPSフォーラムを設立

CSR とMotorola社は、本日、enhanced Global Positioning System(EGPS)テクノロジー開発・普及の促進を目指すオープンな業界フォーラム、「EGPSフォーラム」を設立することを発表

CSR plc とMotorola社は、本日、enhanced Global Positioning System(EGPS)テクノロジー開発・普及の促進を目指すオープンな業界フォーラム、「EGPSフォーラム」を設立することを発表。モバイル デバイスへのEGPSテクノロジーの搭載は、GPS機能を強化し、難しい環境下でも位置情報のタイムリーかつ正確な提供を可能にする。EGPSフォーラムは、モバイル デバイスに搭載されるロケーション テクノロジーの向上を促進し、正確で一貫したレベルの位置情報を求めるエンドユーザーの要求や、規制上のニーズを満たせるよう取り組む。

現在実用化されているロケーション テクノロジーは、携帯電話で幅広く使用することを前提とした、エンドユーザーの基本的なニーズや最低限の規制要件は満たしている。しかし、高付加価値の商用サービスでは、ポータブル デバイスの限られた電力の範囲内で(たとえ屋内でも)信頼性の高い位置情報を、迅速に提供できるロケーション テクノロジーが必要。また、緊急サービスにおいても、屋内での正確な位置情報の取得が不可欠。EGPSフォーラムの目標は、GPSを強化して、これらの高度な要件を満たすテクノロジーを普及させること。

EGPSフォーラムは、端末メーカー、ロケーション テクノロジー企業、ネットワーク インフラ プロバイダ、モバイル ネットワーク キャリアなど、通信業界の多岐にわたる組織が参加できるように門戸を開く予定。フォーラムの最初の活動は、セルラー ネットワークを活用した時間計測と衛星計測を組み合わせ、GPSを強化するハイブリッド テクノロジーを評価することと、このテクノロジーの完全な相互運用性を確保するために必要な、ベースとなるインフラを確立すること。

CSR社、ロケーション ビジネス ユニット担当VP、Stuart Stricklandは、「CSRは、エンドユーザーやポータブル デバイス メーカーの皆様のニーズを満たす、統合型ロケーション テクノロジーの実現に向けて努力しています。Motorola社のような業界のリーダーとともにEGPSフォーラムで活動することにより、当社独自のEGPSテクノロジーの可能性をフルに発揮できるようになれば幸いです」とコメント。

Motorola社、モバイル デバイス事業 デバイス テクノロジー エンジニアリング担当VP、Kevin Coleは、「Motorolaは、長年にわたって、自社のモバイル デバイスに革新的なロケーション ベース テクノロジーを搭載してまいりました。2008年には、モバイル ロケーション サービスがさらに注目を集めることでしょう。当社は、こうした中で、CSR社などの業界のリーダーと協力してこのテクノロジーを発展・普及させられるよう前向きに取り組んでまいります」と語った。

CSRとMotorolaは、EGPS の実証実験および性能テストの準備を2008年第1四半期に完了する予定。

本件に関するお問合せ先
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com


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企業名 シーエスアール株式会社
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