食べる・贈ることで参加できる、SDGs。環境負荷の小さい農業普及を目指す坂ノ途中、企業へ販売を開始〜第一弾、クラウド会計ソフトのfreeeがお祝いギフトに導入〜
持続可能な農業の普及を目指す、野菜提案企業 株式会社坂ノ途中(京都市下京区、代表取締役 小野 邦彦)は一般企業向けに野菜の販売を開始します。第一弾としてクラウド会計ソフトのfreee株式会社(東京都品川区、CEO 佐々木 大輔)の導入が決定したことを、2019年3月26日発表しました。
株式会社坂ノ途中は、2009年の創業以来「農薬や化学肥料に頼らない、環境負荷の小さい農法」で育てた提携生産者の農産物を集め、販売してまいりました(EC販売で直接消費者へ、法人向けには小売店、飲食店へ販売)。提携生産者200件のうち9割は新規就農者(非農家出身で新たに農業に飛び込んだ方々)です。このたび、新たな販路として一般企業への販売を強化します。
注目が集まるSDGs(持続可能な開発目標)
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」。グローバル目標の15番目「陸の豊かさも守ろう」に関連する事業を行なっています。SDGsへの理解が深まり共感が高まっている今、《持続可能な未来のために「食べる」ことでSDGsへ貢献する方を増やしたい》という思いで拡大を検討。働き方改革で「働く人の健康」にも注目が集まっており、健康配慮という面からも企業の導入が進むと考えています。
提供サービス
1) ご結婚祝い/ご出産祝い(freeeさま導入)
企業ごとにシリアルナンバーが付与された野菜ギフトチケットをご用意いたします。
お祝いごとのあった社員さまにあててメッセージを記入したチケットをお渡しいただき、
その後、専用サイトから社員さまがコースを選んでご注文。お祝い野菜が届きます。
(コースのラインナップや金額はご相談可。下記はセット例です)
・野菜とお味噌のセット
・野菜とお米のセット
・野菜と調味料のセット
・野菜とベビーフードのセット など
2) 周年記念プレゼント
周年記念に、お客様へのプレゼントや、抽選で当たるギフトなどにも。
3) 福利厚生として
人生100年時代は「健康に長く」働かねばならない時代。社員の健康を考える企業さまへ提案。
そのほか、社員食堂の食材に活用されている企業の事例もあります。
freee株式会社さま 導入の理由
弊社では、メンバーの結婚や出産のお祝いに「選べるプレゼント」を用意しています。今まではペアグラスやタオルセットなど雑貨のプレゼントがメインだったのですが、野菜やお米、ベビーフードなど食品を導入することで、実用的なギフトを好むメンバーの期待にも応えられると感じ、導入を決定しました。
農業の課題と坂ノ途中の取り組みについて
「環境負荷の小さい持続可能な農業」を志して新規就農を目指す人は増えていますが、新規就農者が確保できる農地は小規模で水はけが悪いなど、条件が良くないことが多く、栽培する農産物は少量不安定になりがちです。そのため一般的なバイヤーから見ると、新規就農者は「つきあいにくい相手」と映ってしまい、販路が得られず農業経営が立ち行かないケースが多くあります。
当社はこの問題を解決するため、新規就農者を中心に約200件の農業者と密なコミュニケーションをとりながら連携し、グループ全体としては常にバリエーションある農産物を確保できるという体制を構築しています。農産物の味わいの変化や色、かたち、風味などの多様さを楽しんでもらうような提案を顧客にすることで、季節や天候による不安定性を、ネガティブなものから楽しむものへと変えていきたいと思っています。
会社概要
株式会社 坂ノ途中 京都市下京区西七条八幡町21番地
代表取締役:小野 邦彦 設立:2009年7月
HP:http://www.on-the-slope.com/
事業内容:提携生産者が栽培した農産物の販売。環境負荷の小さい農法で栽培された「海ノ向こうコーヒー」の販売。オーガニックが広がるオンラインプラットフォーム”farmO(ファーモ)”運営。
お問合せ:株式会社坂ノ途中 広報 松田 真弓
TEL:075-200-9773 MAIL:mayumi@on-the-slope.com
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企業情報
企業名 | 株式会社坂ノ途中 |
---|---|
代表者名 | 小野 邦彦 |
業種 | 農林水産 |
コラム
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