訪問介護向けシフト・記録管理システム「Caregate」、4月から自社向けに順次導入を開始。訪問介護における事務作業が事業所あたり50時間以上削減可能に！

在宅介護事業、IT事業を手がける株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：宮本剛宏）は4月より、自社で開発した訪問介護向けシフト・記録管理システム「Caregate」を、4月より自社向けに導入開始いたします。

 

「Caregate」の名前は、Care + Aggregate に由来し、訪問介護における大きな事務負担となる「シフト作成」、「記録票の管理」、「請求作業」を統合した、訪問介護の基幹システムとなっています。

このシステムを導入することにより、現場は膨大な事務作業から解放されることとなり、残業時間の大幅な削減に加え、より多くの時間をお客様向けのサービスや研修等に割くことが出来るようになります。

結果として、他の訪問介護事業者と比較して労働環境が飛躍的に改善することになります。

 

現状では他社向けにサービス提供することは検討していませんが、この導入により自社の事務作業効率が改善される結果、今後3年間で自社には5億円のインパクトがあると試算しています。

 

▼（株）ケアリッツ・アンド・パートナーズ｜訪問介護向けシフト・記録管理システム「Caregate」：

 

 

■Caregateの特長

昨今、厚労省から「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン」といったものが示されるなど

介護事業における事務作業の効率化が重要視されるようになってきております。

 

訪問介護事業において一番時間のかかる事務作業は、訪問記録票の管理や、それに基づく請求業務です。

通常訪問介護事業者はシフトをExcelなどで組み、そのスケジュールに従ってサービスを行っています。ヘルパーは、お客様の家でサービスを行った後、そのサービスの記録を複写式の記録票に手書きで記載します。そして、1枚をお客様宅に残し、1枚を持ち帰り事業所で保存します。

平均的な事業所ではこの記録票が1か月に1000枚以上発生します。この記録を月末・月初に請求ソフトにすべて入力をする必要があり、ここに多大な事務コストがかかっていました。

 

「Caregate」は、シフトと記録票が連動した、これまでにない電子管理システムです。Excelと同じ操作性でシフトを組むことが可能で、さらに各ヘルパーが携帯アプリから入力した記録とこのシフトが連動。最終的に、保存された内容がそのまま請求ソフトに連携される仕組みです。もちろん記録はお客様も、専用のページからいつでも確認することが可能です。

 

このシステムを導入することで、1事業所あたり、50時間ほど事務作業の時間が削減されると試算しています。元々、登録社員と言われるパート社員が全体の8割以上を占める訪問介護業界において、逆に8割以上を正社員として雇用しているのがケアリッツの特長でしたが、このシステム導入によって、彼らの労働環境が飛躍的に向上することになります。

 

現状では、システムは外販する予定はなく、社員専用のアプリとして当面使用していく予定となっています。

 

【株式会社ケアリッツ・アンド・パートナーズについて】

本社：〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 8F

代表者：代表取締役社長 宮本剛宏

設立：2008年7月

電話番号：03-6273-1925

URL：https://www.careritz.co.jp

事業内容：

・介護事業全般

・ITシステム事業