【日本電通グループ】AI 画像認識技術を活用した 帳票自動仕分けソリューション「BPA2」の販売を開始/OCRの前処理を簡略化します

日本電通グループでは、紙帳票(請求書/注文書 等)から業務システムへの転記入力作業の自動化を支援するソリューション「BPA2」を今春4月より販売開始いたします。昨今の働き方改革を背景に、RPAに代表される企業内の「業務の自動化」は加速の一途です。しかしその一方で、取引先からの請求書や注文書などの紙書類からの「データ入力」「複数システムにまたがる転記作業」は繰り返すルーチンワークとしてオフィスに残存し、生産性向上の課題のひとつとなっています。「BPA2」はヒトによる帳票識別を、AIによる画像認識に置換えることで、OCR前工程である「帳票仕分け作業」を自動化した製品です。これによりOCRの読取り効果を最大限に発揮させ、さらにRPAを組み合わせることにより「帳票の読み取り作業~業務システムへの入力作業」まで一貫した作業の自動化を実現します。

 

画像の説明文(編集してください)


AI画像認識技術を活用した帳票自動仕分けから

OCR・RPAの連動による帳票入力作業までを完全自動化

「BPAシリーズ」第ニ弾:「BPA2」の販売を開始

~ヒトによる帳票入力作業をAI・OCR・RPAにより自動化し、業務の効率化・省力化をはかり、働き方改革に貢献します ~

 

日本電通グループ(※1)は、業務プロセスの自動化を目的とした「BPA (Business Process Automation) シリーズ」(※2)第ニ弾リリースとして、紙帳票(請求書/注文書 等)から業務システムへの転記入力作業の自動化を支援するソリューション「BPA2」(※2)を2019年4月より販売開始いたします。

 

(※1)「日本電通グループ」

日本電通株式会社                                      (本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長: 上 敏郎)

エス・アイ・シー株式会社                        (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:仁司 宏一)

NDIソリューションズ株式会社                 (本社:東京都品川区、代表取締役社長:岩井 淳文)

NNC株式会社                                            (本社:新潟県新潟市、代表取締役社長: 仁司 宏一)

四国システム開発株式会社                        (本社:徳島県徳島市、代表取締役社長: 日下 修伸)

 

(※2)「BPAシリーズ」「BPA2」

「BPAシリーズ」及び「BPA2」は、日本電通グループのエス・アイ・シー株式会社「AIソリューションサービス事業:AI-labo」が開発し、同グループが販売する業務プロセス自動化製品です。

 

帳票自動仕分けソリューション「BPA2」について

社内業務のペーパーレス化は進んでいるものの、取引先との受発注や請求などの事務手続きには、依然として多くのFAXや紙帳票が使われています。昨今の働き方改革を背景に、多くの企業では紙を使用した業務をいかに効率化できるかが、生産性向上の課題のひとつとなっています。そこで、購買部門や経理部門等におけるヒトによる紙帳票からシステムへの入力作業効率化の解決策として、OCR(光学的文字認識)とRPA(Robotic Process Automation)の活用が注目されています。しかし、OCRが帳票設計通りに精度高く帳票の内容を読み取るには、ヒトが帳票の種類や、どの取引先の帳票かを識別・仕分けしたうえでOCR処理する必要があり、効率化・自動化の課題となっていました。

 

<図1>OCR前工程のヒトによる帳票仕分け 参照

 

「BPA2」は、ヒトによる帳票識別をAIによる画像認識に置換えることで、OCR前工程である「帳票仕分け作業」を自動化した製品です。「BPA2」とOCR製品およびRPA製品を組み合わせることにより、帳票の読み取り作業から業務システムへの入力作業まで一貫した作業の自動化が行えます。これによって働き方改革で真に求められる業務効率化・生産性向上に貢献します。

 

<図2>「BPA2」ソリューションイメージ 参照

 

日本電通グループは「BPA2」初期導入時における画像AIへの帳票学習から、連携するOCR帳票読み取り設計、RPAロボットによる業務システムへの入力自動化タスク作成、運用時のサポートまでワンストップでサービスをご提供します。また先行販売しているRPA管理ソリューション「BPA1」(※3)を活用することで、帳票処理業務フローの可視化や、連携するRPAロボットの導入起案・開発・テスト・稼働までのライフサイクル管理、RPAロボットの稼働状況の一元管理までを支援します。

 

「BPA2」は、OCR製品「AnyForm OCR」(※4)とRPA製品「AutoMate」(※5)との組み合わせにより、先行して2019年3月より日本電通グループ内の購買部門に導入を開始しました。請求書の入力業務を自動化した結果、従来1請求書あたり9分かかっていた業務を1分50秒に約80%短縮し、この業務の内、ヒトの作業量を9分から50秒に約90%短縮する効果を確認できました。今後、注文書からの受注入力等への活用も予定しています。

 

<図3>購買部門における自動化の例

 

<「BPA2」概要と連携検証済みOCR製品・RPA製品 >

 

①<BPA2> 画像認識技術を利用した帳票種類の識別・自動仕分け

お客様社内の複合機やスキャナーでデータ化した帳票画像データを、AI画像認識製品(以下3製品)を利用して帳票を識別し、事前に定義された仕分けルールに従って帳票画像データをフォルダに自動配置します。

 

<AI画像認識製品>(※6)

・Microsoft Azure Custom Vision

・IBM Watson Visual Recognition

・Google Cloud Vision

 

画像AIへの学習は、帳票1種類あたり数枚の画像データを画像AIへ登録するだけの短時間の簡単な操作です。そのため帳票の種類が追加されても、業務担当者が容易に新たな帳票へ対応させることができます。

 

②<連携検証済みOCR製品> 取引先帳票対応OCR製品による請求書や見積書の読み取り

 

取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm OCRシリーズ」(※4)との組み合わせを検証済みです。同製品により、以下①②の作業を実施します。

  ・仕分け済み帳票フォルダを監視し、帳票画像データが自動仕分けされるとOCR処理が開始します。

  ・ベリファイヤー機能によって、読み取り精度が低い箇所はヒトの目による検証・校正を行い、読み取り

   結果がCSVデータとして出力されます。

   他社OCR製品との連携も順次検証予定です。

 

③< 連携検証済みRPA製品>RPAによる帳票データの業務システムへの自動転記

 

RPA製品(以下3製品)の組み合わせを検証済みです。

OCRが出力したCSVデータをRPAロボットが読み取り、業務システムへ自動転記します。

 <RPA製品>(※5)

  WinActor / UiPath / AutoMate

 

(※3)

         「BPAシリーズ」「BPA1」    

                 「BPA1」は「BPAシリーズ」の先行販売製品(2019年3月29日発表/4月販売開始)です。

                 「BPA1」は、管理者不在のRPAロボットの増加を防ぎ、内部統制の視点からロボットの適切な導入

                   計画・稼働管理を支援するRPA管理ソリューションです。「BPA2」と同様、日本電通グループの

                   エス・アイ・シー株式会社「AIソリューションサービス事業:AI-labo」が開発し、同グループが販

                   売する業務プロセス自動化製品です。

(※4

          「AnyForm OCR」  OCR製品。株式会社ハンモックの商標または登録商標の商標です。

                  「AnyForm OCR」は、優れたデザイナーツールで取引先帳票を簡単にOCR設計することができる汎

                    用OCRソフトウェアです。帳票ごとにOCR項目を座標指定する従来方式に加え、個別帳票設計不要

                    でOCR処理したい項目(キーワード)を登録する方式の2つの方法をご提供します。これにより従

                    来OCR化が困難であった取引先帳票の処理を可能にし、入力業務の大幅な効率化を実現します。

                    その他、OCR結果を確認する画面を運用に合わせて自由に設計できるなど、現場に喜ばれる多く

                    の仕組みを搭載した実践型のOCRソフトです。

(※5)

         「WinActor」           RPA製品。NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標または商標です。

         「UiPath」              RPA製品。UiPath株式会社の登録商標または商標です。

         「AutoMate」          RPA製品。米国のITベンダー、HelpSystems社の登録商標または商標です。

(※6)

         「Microsoft Azure」/ 「Azure Custom Vision」画像認識AI

                    米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

         「IBM Watson」/「IBM Watson Visual Recognition」画像認識AI

                    世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。

        「Google Cloud Vision」画像認識AI

                    Google LLCの商標または登録商標です。

「BPA2」価格について

<月額利用料金>    ¥35,000 - (税抜) から

   ※Microsoft Azure Custom Vision画像AIによる帳票識別5000枚分/月、画像学習1000枚/月

    学習回数5回/月を含む

<初期導入支援サービス費用> \300,000 - (税抜) から

   ※BPA2プログラムの導入、10帳票までの画像AI学習・自動仕分け設定、操作レクチャーを含む

 

    連携するOCR製品、RPA製品のライセンス販売、およびBPA2と組み合わせた環境構築・技術支援サー

    ビスについても、日本電通グループがワンストップで提供可能です。別途見積とします。

 

株式会社ハンモック様からのエンドースメント

株式会社ハンモック 代表取締役社長 若山 大典様

 

株式会社ハンモックは、「BPA2」の販売を心より歓迎いたします。

お客様が「BPA2」と弊社製品「AnyForm OCR」を組み合わせて活用することにより、さらなる入力業務の効率化を実現されると確信しております。今後も弊社は日本電通グループと連携して、お客様のビジネスの発展を支援いたします。

本リリース・ソリューションについてのお問合せ

 

日本電通株式会社 広報担当

Tel:06-6577-4191 

E-mail: itsol_1@ndknet.co.jp

 

 

エス・アイ・シー株式会社 広報担当

Tel:03-5447-6842 

E-mail: ai-labo.info@ai.netsic.co.jp

 

 

NDIソリューションズ株式会社 広報担当

Tel:03-6422-3885 

E-mail: ndi.info@ndisol.com

 

 

NNC株式会社 営業担当

Tel:025-378-2221  

E-mail: salesinfo@nncnet.co.jp

 

 

四国システム開発株式会社 営業担当

Tel:088-626-5550 

E-mail: info@ssdc.co.jp

 

 



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 日本電通株式会社
代表者名 戸谷 典嗣
業種 建築

コラム

    日本電通株式会社の
    関連プレスリリース

    日本電通株式会社の
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域