金属塗装の町工場が10月1日、カフェをオープン。工場の一部閉鎖でできた建屋をDIYで改造中、クラウドファンディングで100万円支援のプロジェクトを実施中
大阪市平野区の創業から60年以上の町工場が、人々が集う妄想を形にすることができるカフェを作ります。プレオープンは9月21日です。全く飲食業の経験のないところからスタートして、工場を金属塗装をコンセプトにしたカフェに変身させています。クラウドファンディングにも初挑戦して、DIYで内装を作っていくと告知したところ県外からも参加者が集まってくれて作りこみを現在進めています。
金属塗装の老舗である永和工芸株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:松本悦典)は10月1日(火)、金属塗装をモチーフにしたカフェ「Café Sa Cueva(カフェ サクエバ)」をグランドオープンします。30年以上稼働していた工場の一部を閉鎖したことによって生じたスペースを利用するもので、現在、開店の資金調達のため、100万円を集めるプロジェクトをクラウドファンディングのFAAVO大阪において実施中です。
▼大阪の町工場が創る最高傑作のカフェ|FAAVO:https://faavo.jp/osaka/project/3828
▼永和工芸株式会社|公式サイト:http://kinzokutoso.com
■塗装会社の枠にとらわれない発想、クリエイティブな空間づくり
当社は創業から60年以上の塗装会社で、現社長は3代目です。今回のカフェプロジェクトは、2018年に創業以来続けてきた塗装ラインを閉鎖したことに始まります。経営の効率化、合理化を進める上で1つの建屋に生産を集約させた結果、建屋に空きが生じました。
その利用法について検討したところ、塗装会社という枠にとらわれずイベントやワークショップ、様々なアイデアはあっても実現が困難である人たちの背中を押してあげるために人々が集う空間、あるいは物販向けのスペースというクリエイティブなものにするのが良いという意見が大半を占めたのです。
そこで、これまでのカフェにはない金属塗装という製造業の一つの工程をコンセプトにしました。昼はカフェでのランチ営業、夜はバーの通常営業を行いながら、イベントやワークショップなどにも広く使えるレイアウト。これまで工場という中で何をしているのか分からなかったブラックボックスをオープンスペースのカフェとすることで、当社が何をしている、どんな会社なのかを周知することもできると考えました。
3月にカフェプロジェクトを開始。反響は大きく、フェイスブックのグループページは200名以上のメンバーとなりました。カフェと町工場という異色のコラボレーションに対する関心の高さが示されたのです。
場所は平野区、大阪市の東端。電車で東梅田から40分、難波から35分、天王寺から15分の地下鉄平野駅から徒歩15分という立地です。駐車場には5台以上とめられるスペースがあります。大阪市の中心部からも気軽に集まっていただける立地と言えるでしょう。
店名の「Sa Cueva(カフェ サクエバ)」はフランス語の“秘密”とスペイン語の“洞窟”をつないだ造語です。みなさまが集う“秘密の洞窟”のような存在になりたいという思いを込め、また、謎めいた名前が多くの人の興味を引きつけるのではないかと考えました。Saは本来Seになるのですが、発音しにくいのでSa Cuevaになりました。
■クラウドファンディングは8月31日まで、内装のDIYイベントも予定
「Café Sa Cueva(カフェ サクエバ)」のオープンにあたっては、クラウドファンディングのFAAVOで100万円を調達するプロジェクトを実行することにしました。
オープンには設備に460万円ほどかかる計算です。そのうち100万円分の支援を募っております。オールイン方式で目標額に達しなくても、集まった金額が投資されます。期間は8月31日(土)までです。
<オープンにかかる費用>
内装 100万円
家具備品 60万円
空調設備 100万円
キッチン設備 70万円
水道ガス排水設備 100万円
広告 10万円
クラウドファンディング手数料 20万円
合計 460万円(*100万円は支援金から支出予定)
支援は金額により1,000円から30万円です。コース別にリターンを用意しています。
<支援コース別リターン>
・1,000円コース
お礼のメール、オープン直後の様子をレポートでメール送信
・3,000円コース
Sa Cuevaで使えるドリンクチケット10枚、オープン直後の様子をレポートでメール送信
・3,000円コース
Sa Cuevaの内装DIYへの参加権利、オープン直後の様子をレポートでメール送信
・4,000円コース
Sa Cuevaオリジナル樹脂コースター5枚セット、オープン直後の様子をレポートでメール送信、Sa Cuevaのランチ券1枚(ドリンク1杯付き)
・5,000円コース
Sa Cuevaのランチ券5枚(ドリンク1杯付き)、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信
・5,000円コース
陶芸体験でオリジナル作品2点を作れる権利、作品をSa Cuevaに1点置いてもらうのと引き換えにドリンク券5枚、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信
・1万円
8月にコートジボワールに行く北田さんの旅物語を聞く、Sa Cueva旅物語限定ディナー(ドリンク付き)、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信
・1万円
Sa Cuevaの1日店長が出来る権利、ランチ(ドリンク1杯付き)、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信
・3万円
東大阪の秘密のビストロバーでディナー、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信
・30万円
名入りのプレートを作成して店内に貼る権利、お礼とオープン直後の様子をレポートでメール送信、全力であなたやあなたの会社を応援
今後のスケジュールは以下のようになっています。グランドオープンは10月1日ですが、9月21日(土)にプレオープンの予定です。
7月中旬〜8月中旬 店舗内工事
8月24日 料理イベント(永和工芸株式会社内)
7月中旬〜9月中旬 内装、備品整備
9月21日 プレオープン
10月1日 グランドオープン
今後、内装については可能な限り自分たちで行うことを考えています。7月13日からDIYイベントを実施し、手作りの内装に挑戦することとしました。第2弾、第3弾のDIYイベントも行う予定です。
7月13日~15日のイベントには関西各地からDIYが好きな方、SaCuevaに興味を持ってくれた方々が集まってくれて、延べ20名くらいの参加者が永和工芸に来てくれました。
プロにはない感性でSaCuevaのコンセプトに合わせてパーテーションや壁の塗装をみんなでやりました。
その後も今回初めて集まってくれたグループでロゴや看板をどうしていくかなどをインスタグラム上で今も話し合われて盛り上がっています。
永和工芸株式会社では半世紀以上、塗装業のみを行ってきました。塗装に関してはプロフェッショナルであり、多くのノウハウ、技術を持ち合わせていますが、飲食業は会社として全くの未経験分野です。しかし、未知の世界に挑戦し、平野に人が集い交流できるきっかけとなる場を作りたい。そこが夢の出発点となり、そのことによって地域に貢献したいという思いは強く、永和工芸株式会社自身が夢を持って新事業を開始します。
今後も多くの人に声をかけ、町工場カフェプロジェクトに少しでも多くの人を巻き込んでいけるようにしていく考えです。
【永和工芸株式会社について】
本社:〒547-0027 大阪府大阪市平野区喜連5-5-60
代表者:代表取締役社長 松本悦典
設立:1958年12月
電話番号:06-6709-2349
事業内容:
・金属塗装
・塗装前処理
・亜鉛メッキおよび後処理
・塗膜剥離
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 永和工芸株式会社 |
---|---|
代表者名 | 松本悦典 |
業種 | その他製造業 |
コラム
永和工芸株式会社の
関連プレスリリース
-
クラウドファンディングとDIYチームのサポートで実現! 大阪市平野区の金属塗装会社敷地内に「Cafe SaCueva(カフェ サクエバ)」10月1日オープン!
2019年10月9日 12時
-
本物の町工場で中身はカフェが10月1日に大阪に誕生!スペースを再利用して“地域の交差点”を目指す「Café SaCueva(カフェ サクエバ)」オープン迫る
2019年9月10日 10時
-
妄想や想いを実現させる場として、10月1日平野の町工場の中にビンテージカフェをオープン。クラウドファンディングで100万円支援のプロジェクトを実施中
2019年8月13日 10時
-
大阪の金属塗装会社が実践する“働き方改革”!男性中心だった現場を、多様な人がしなやかに活躍できるよう組織をフラット化、元パート主婦を入社1年半で経営チームに抜擢
2019年7月29日 10時