多摩市立複合文化施設等リニューアル準備およびリニューアル後の 管理運営共同事業の民間パートナー協定を締結しました

　公益財団法人多摩市文化振興財団（以下、当財団）では、パルテノン多摩および公園内駐車場（以下、当施設）の次期指定管理受託後（2022年1月開始予定）の施設運営はもとより、リニューアル準備期間において、財団とともに多摩市への事業提案を実施し、開館に向けた準備も含めて協働していただける民間パートナーを公募型プロポーザル形式によって広く募集・選定を行いました。

　この度、最適業務候補者に選定された民間パートナーと2019年12月10日に共同事業体協定を締結いたしました。
　本協定の締結により、４社で協力して専門性を発揮することで、施設の日常的な居場所機能の創出やサービスの質の向上を実現し、施設提供の側面でも市民に貢献することを目指してまいります。財団としての重点を置く活動に傾注し、より多くの市民に文化の側面で貢献してまいります。

 

パルテノン多摩館長と4者の代表者による記念撮影の様子

 

【 締結期間 】  
2019年（令和元年）12月10日から2022年（令和4年）1月4日迄
＊リニューアル準備期間。2022年1月（予定）の再開館後における次期指定管理は別途締結

 

【 選定の経緯 】  
　なお、民間パートナー募集にかかる公募プロポーザルにおいては、専門家、行政、市民、財団関係者からなる選定委員会によって審査・選定がなされました。詳細は選定委員会審査結果報告書をご参照ください。
http://www.parthenon.or.jp/koho/pdf/190829report.pdf

 

【 パルテノン多摩共同事業体紹介】

代表団体　公益財団法人 多摩市文化振興財団  
　多摩市立複合文化施設（パルテノン多摩）開館当時から、「多摩市における文化芸術振興を目的とした事業」や「地域活性化、コミュニティ活動支援及び市民活動支援のための事業」、そして「市民のふるさと意識を育てる事業」を実施してきました。今後は共同事業体の代表団体として、当財団がこれまで多摩市で培ってきた専門性を活かしながら、より多くの市民が文化・芸術に触れられる事業展開を進めてまいります。

 

構成企業　株式会社JTBコミュニケーションデザイン  
　施設の管理運営のみならず、施設を文化や教育の課題解決の拠点とするエリアマネジメントの取り組みを総合プロデュースしています。新設施設や大規模改修後の運営を得意とし、行政のパートナーとして市民協働の姿勢で本共同事業に取り組んでまいります。

 

構成企業　野村不動産パートナーズ株式会社  
　公共文化ホール、大規模複合施設、教育機関などの運営で培った技術力と経験を活かし利用者の視点にたった管理運営を行います。大規模改修施設の管理を得意とし、リニューアル後の維持管理業務の刷新、省エネ、長寿命化に貢献します。

 

構成企業　株式会社フラットステージ  
　パルテノン多摩竣工以来、市民協働の姿勢で市民文化と安全な舞台技術に貢献してまいりました。ホールのみならず、中央公園やエリア一体の舞台技術運用に強みを持っています。施設だけでなく、アウトリーチなど施設の外に出て市民文化の支援に取り組んでまいります。

 

【 民間パートナーの共同事業への意気込み 】  
　文化の殿堂として愛されてきた当施設のリニューアル後の共同事業を協働させていただくことに、喜びと責任を実感しています。リニューアル後の持続可能な文化振興・まちづくりを見据え、ＡＩを活用したサービス提供や主体的に文化芸術活動に関わる市民を増やす仕組みづくりを提案させていただきました。同じビジョンのもと、施設運営のみならず地域連携や市民協働で協働し、多摩市の文化振興に貢献してまいります。

（株式会社JTBコミュニケーションデザイン　執行役員・エリアマネジメント事業部長 丸尾 浩一 ）

 

【 多摩市文化振興財団より共同事業への意気込み 】  
　大規模改修を契機とした新しい役割へのチャレンジは、今までにない挑戦的な取り組みとなります。そうした中で、民間パートナーと共同事業体を組み、同じビジョンに向かって、対等なパートナー同士のチームとして互いの強みを活かし、ミッション達成に向けて取り組んでいきたいと考えています。

（公益財団法人多摩市文化振興財団 代表理事 牧田 和久 ）

 

以上

 

 

【 本プレスリリースのお問合せ先 】

パルテノン多摩共同事業体　（多摩市文化振興財団 総務管理課 担当：鈴木）

TEL ： 042-375-1414　/　MAIL ： info@parthenon.or.jp