高校、塾、予備校、教育実習生の相互研修の場が登場

【背景】
従来は中学、高校の教員や塾、予備校等の教員は業界の大きな「壁」に
より接することはほとんどなかった。しかし、これだけお客のニーズが
多様化し、現場がお客のニーズに対応できなくなってしまっている。
また、今まで自分の授業等が硬直化したりマンネリ化した場合の研修機関
等も存在しなかった。そこで少しずつであるが業界の「壁」を越えた
自由研修の場を試行錯誤しながら設立し始めた。いずれは、大学の教員
採用試験を目指す大学生も混入して業界のブレイクスルーを起こして
みたい。

【システム】
２人の教員が同じ単元を授業し、相互にノウハウを共有する。あるいは
教育実習生を審判としてどちらの授業がわかりやすいかジャッジさせる。
まず、今まで学校の先生と塾や予備校の先生が協力して授業の公開を
しあうということは今までなかった。どちらもお互いの聖域を譲らない
と言える。しかし、今はモンスターペアレンツに代表されるように学校
に出席はするが授業崩壊している現場まである。つまり、顧客のニーズ
が多様化して現場が追いつけないという状況である。
そこで公教育と私教育が交流できる場所があればと思い設立した。
まだまだ大きな協力はお互いの「縄張り争い」のために浸透はしていない
が、ユーザーは生徒、スポンサーは保護者というお客のパワーだけが
どんどん強力になり、教育現場が意味をなさないようになるのではないか
という危惧すら感じる。公教育と私教育というお客から見れば何の意味も
ないつまらぬお互いのプライドのために日本で初めてであろう「接点」と
なる場所の設立ができればと思う。

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