ロックダウン(都市封鎖)がもしも起こったら？家族に新型コロナウイルス感染症を疑われる症状が発症したら？外出自粛やテレワークの際にも室内で気を付けておきたいこと。

　新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、各都道府県では外出自粛要請が出されましたが、実際のところ室内にいれば安全なのでしょうか？また、同居人に新型コロナウイルス感染症を疑われる症状が発生した場合はどのように対処すればいいのでしょうか？

 

　誰もが経験したことのないロックダウン(都市封鎖)の可能性が起こりえる中で、一人一人が出来る対策をご紹介していきます。

 

■ロックダウン(都市封鎖)とは？

　ロックダウンとは、都市封鎖という意味で使われる言葉で、具体的には「対象エリアの住民の活動を制限する 」などが挙げられ、外出禁止などが代表例です。

 

　現在までにアメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、中国など複数の国でロックダウンが実施されており、外出禁止令の対象人口は世界合計で30億人に上る とも言われています。国によって措置は変わりますが、食糧、日用品、薬の調達のための外出は禁じられておらず、スーパーや薬局、そしてガソリンスタンドなどの重要な商業施設は、現在でも営業が認められています。

　

　また、通勤は原則として禁止されており、市民生活を維持するために必要とされる職業については例外的に出勤してよいという扱いとなっています。

 

■もしも日本国内でロックダウン(都市封鎖)が起こったら？

　日本国内でのロックダウンについては、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言によって、都道府県知事が外出自粛の「要請」 、学校や福祉施設などの使用制限に関する「要請」や「指示」が可能 になり、特措法が改正されたことで、新型コロナウイルスも同法が適用できるようになりました。

 

　内閣官房新型インフルエンザ等対策室によれば、特措法における「要請」とは、一定の行為について要請を受けた相手に対し好意的な処理を期待するもの であり、その相手は要請を法的に履行すべき立場に立たされないとのことです。「指示」とは一定の行為を実施させることを指し、指示事項について相手に法的な履行義務が生じる 。

 

　指示に違反したとしても刑事罰が科されるのは限定的であり、特措法で刑事罰が規定されているのは、必要な物資を確保するための都道府県知事からの命令に従わず、必要物資を隠匿、損壊、廃棄したケースなどに限られます。外出自粛や使用制限について特措法は罰則規定を置いていませんが、民事上の損害賠償の対象になる恐れはあります。

　

　つまり日本国内ではロックダウンが行われたとしても、海外のような強制力のある都市封鎖を行うことは実質的に不可能だと言えます。

 

■もしも家族や同居人に新型コロナウイルス感染症が疑われる症状が発症したら？

　家族や同居人の中に新型コロナウイルスの感染が疑われる人などが出た場合は、自宅で2週間程度の待機が必要となっています。以下に気を付けて落ち着いて対処しましょう。

 

・咳やくしゃみでウイルスが飛ぶ2メートル以上の距離を保って生活をする。

・飛沫が付着した可能性があるドアノブや手すりの消毒をこまめにする。

・感染者の看護などをする人はできるだけ一人に限定する。

・感染者はマスクを着用し、看護をする人は、マスク着用の上、接触感染を避けるために手袋をする。

・看護・看病をした後などを中心にこまめに手洗いをする

・感染者の部屋を分けて隔離することが大切。部屋数が足りない場合は飛沫を遮断する仕切りを部屋に入れたりするのも効果的。

・感染者の使ったタオルや衣類、寝具などの共有は避ける。

 

また、手にもウイルスが付着していることがあるので、目や鼻などにはできるだけ触れないように気を付けましょう。

 

　高齢者や糖尿病などの持病のある人は免疫機能が低下していることが多く、万一感染した場合には重症化する恐れがあるので、看病をする人の人選については「50歳未満の健康な人」 を選んだ方が良いとされています。

 

●感染の疑いのある人との食事の際に気を付けること

　食事のときは、大皿に一緒に入れずにあらかじめ小皿に小分けにする 。東北医科薬科大学のまとめた新型コロナウイルスの「市民向け感染予防ハンドブック」によると、感染者の食器を洗う場合は、消毒液に10分以上浸して洗うと良い とのことです。消毒液は2リットルの水に、ペットボトルキャップ2杯分（10ミリリットル）の次亜塩素酸ナトリウムの原液を入れるのが目安です。

 

●感染の疑いのある人の洗濯の際に気を付けること  

　感染が疑われる人がいるときに気になるのが衣類などの洗濯です。日本環境感染学会によると、タオルや衣類は健康な人と分けて洗濯する必要はない とのことです。

ただし、衣類やタオルの繊維の中にウイルスが残存する可能性はあり、おう吐や下痢などで汚れてしまった場合は、ウイルスが付着している可能性が高いので、熱湯で消毒した後に洗濯しましょう。熱湯消毒の目安としては「ウイルスの殺傷効果があるセ氏80度以上の熱湯に10分以上」浸すこと です。

 

■外出自粛やテレワークの際に室内で気を付けること。

東京都を始め、各都道府県では週末だけでなく平日でも外出自粛要請が出されており、それに伴い、テレワークなどで自宅で過ごされる時間が多い方も増えてきていると思います。ですが、外出自粛をし、人の多い場所を避けていても感染のリスクは少なからずありますので、感染のリスク軽減の為にできることをご紹介します。

 

●接触感染しやすい場所の消毒

　どんなに外出を控えていても、家族や同居人がいる場合の感染予防には、接触感染が起きるドアノブやテーブル、ベッドの消毒液での清掃を1日1回以上を心がけることが大事です。

もちろん、一人暮らしであってもコンビニやスーパーなどでウイルスが付着し自宅内に持ち込んでしまう可能性はあるので、消毒液での清掃を心がけましょう。

 

●家の中はこまめに換気

　消毒液での清掃をキッチリ行っていても、部屋の中にウイルスが残留する可能性があるので自宅内の換気は1時間に1回行うことが望ましい と言われています。

 

●可能ならば空間除菌も

　室内の清掃にはアルコール除菌や次亜塩素酸ナトリウムを利用した除菌水を利用することで十分に予防効果を得られますが、これらでは加湿器や噴霧器での空間除菌は安全性の面から行えません。

 

　加湿器や噴霧器を利用した空間除菌は、次亜塩素酸水を利用することで行うことができます。 次亜塩素酸水の殺菌効果は次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤に含まれる成分)の約80倍と言われており、人体への安全性も非常に高いと厚生労働省に認められている除菌水です。

　

　まだ次亜塩素酸水という除菌水自体を知らない方も非常に多いと思われるので、次亜塩素酸水の商品をいくつかご紹介します。

 

【微弱酸性次亜塩素酸水　生成パウダー　「ジアの素」】

●長期保存が可能で、経済的

　微弱酸性次亜塩素酸水 生成パウダー 「ジアの素」は1包で500mlの除菌水をペットボトル4本分も生成することができる生成パウダーです。1包の値段も400円で、ペットボトル1本あたり100円で除菌水が生成できるのでとても経済的です。また、次亜塩素酸水は1ヶ月から保存状態が良くても半年ほどで効果が薄れてしまうと言われていますが、「ジアの素」は未開封の生成パウダーの状態であれば長期的な保存が可能であり、必要なときに除菌水を生成することができます。

【まましゅっしゅ】

 

 

●赤ちゃんがいても使用可能

La Chouetteのまましゅっしゅ は、お子さんがいる家庭に優しいと評判の商品です。パッケージのデザインがとても可愛いので、お部屋にあるだけでも気分が高まりますね。

また、ph6.0～6.5 と微酸性次亜塩素酸水タイプになっています。小さな子供やペットがいても使用できます。

 

【次亜塩素酸 スターター2点セット】

 

 

 

●初心者にもオススメのスターターセット

バイバイ菌の次亜塩素酸 スターター2点セット は、次亜塩素酸を始めて使うという方にオススメの商品です。スプレーボトルと詰め替えがセットになっているので、気軽に使う事ができます。

アルコールやエタノールが含まれていないため体にも優しく、全体的に低刺激です。 クリニックなどでも使用されているほどなので、迷った時には買ってみると良いかもしれません。

 

 

【弱酸性次亜塩素酸水 除菌モーリス】

 

 

●買ってスグに使える

買ってスグに使えるような次亜塩素酸水が欲しいという人は、スプレータイプがオススメです。 シュッと吹きかけるだけで簡単に除菌ができるので、使い勝手が非常に良いです。

 

除菌だけではなく消臭効果も高く、より気軽に使える、と言われています。スグにでも効果を実感してみたいという人には是非、オススメです。

 

【次亜塩素酸 ジアニスト】

 

●除菌効果が高い

エスエーシーラボ株式会社の次亜塩素酸 ジアニスト は、品質がとても良いと評判です。製造方法が電気分解になっており、アルコールや塩酸は含まれていません。

 

次亜塩素酸 ジアニスト も多くの病院やクリニックで使用されているほど信頼度が高いので気になる方は、是非お試しください。

 

 

　新型コロナウイルス感染症は症状が発症していなくとも、ウイルスを感染自覚無しに保有してしまう可能性のあるウイルスです。今は感染拡大を防ぐことが出来るか否かの瀬戸際であり、症状が出ていないからといって安易に人の多く集まる場所などに外出することは控えましょう。

イタリアでは新型コロナウイルス感染症による死者が1万人を超えており、日本国内でもそのような状況にまで感染が拡大しないとは限りません。一人一人の予防意識をしっかり持ち、この苦境を乗り越えていきましょう。