攻城団が「全国の城好き1000人が選んだ、城めぐり初心者の旅行先にオススメのお城ランキング」を発表 〜姫路城、松本城など全国の名城がランクイン〜
毎年恒例の「城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング」を発表しました。5年目となる今回は「東日本の城(北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海)」「西日本の城(近畿、中国、四国、九州)」「チャシとグスク」とエリアごとに受け付け、過去最大となる1055人の投票が集まりました。全国各地のお城を自ら訪問している方々によるランキングなので、単なる知名度ランキングではなく現地を訪問したからこそわかる魅力が反映されたランキングとなっております。 現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために臨時休館中のお城も多く、不要不急の外出を控える時期でもありますので、掲載された団員たちの熱い推薦コメントを読みながら遠征計画を練っておき、お城めぐりを再開できるようになったあかつきには多くの方がこのランキングを参考にお出かけされることを願っております。
2020年4月6日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、4月6日の「城の日」にあわせたサイトの6周年企画として「みんなのベストキャッスル〜城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング〜」を発表しました。この企画は今年で5回目となります。
サイトの利用者を対象に「これから城めぐりをはじめようと考えている身近な人(初心者)にオススメするなら」という条件で投票を呼びかけたところ、1055人の回答が集まりました。城好きであることはもちろん、じっさいに全国各地の城めぐりをされている方々の投票ですので、単なる知名度ランキングではなく現地を訪問したからこそわかる魅力が反映されたランキングとなっております。
今年は「東日本の城(北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海)」「西日本の城(近畿、中国、四国、九州)」「チャシとグスク」とエリアごとにオススメを選ぶ方式に変更しています。そのため旅行先選びの参考にしやすい、実用的なランキングとなりました。
結果発表ページには投票の際に寄せられた推薦コメントもあわせて掲載しております。過去最大数となるコメントはいずれも熱のこもった内容ばかりですのでぜひご一読ください。
ランキングの詳細について、簡単ですがコメントいたします。
「東日本の城」部門の1位に選ばれたのは松本城(長野県松本市)でした。昨年は「平城・陣屋」部門で1位を獲得した松本城ですが、2年連続の部門トップとなりました。2位には国宝5城のひとつである犬山城(愛知県犬山市)が選ばれています。また弘前城(青森県弘前市)や丸岡城(福井県坂井市)などの現存天守がある中で、会津若松城(福島県会津若松市)が3位に選ばれたことは注目です。
つづいて「西日本の城」部門では予想どおり姫路城(兵庫県姫路市)が1位を獲得しています。2位以下には彦根城(滋賀県彦根市)、備中松山城(岡山県高梁市)、松山城(愛媛県松山市)と現存天守が並んでいますが、安土城(滋賀県近江八幡市)や竹田城(兵庫県朝来市)といった建造物が残っていない山城を初心者でも楽しめるお城としてピックアップする方もいました。
最後の「チャシとグスク」部門も首里城(沖縄県那覇市)が1位を獲得することは予想どおりでしたが、2位以下についてはまったく予想がつきませんでした。今帰仁グスク(沖縄県今帰仁村)、中城グスク(沖縄県中城村)、勝連グスク(沖縄県うるま市)と世界遺産のグスクが並ぶ中で、「日本100名城」でもっとも訪問するのがむずかしいといわれているヲンネモトチャシ(北海道根室市)が5位に選ばれています。
今後も攻城団ではさまざまな切り口で投票を募ることで、多種多様なお城の魅力に毎回ちがった角度からスポットをあて、日本各地のお城に出かけるきっかけづくりになることを期待しています。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために臨時休館中のお城も多く、不要不急の外出を控える時期でもありますので、掲載された団員たちの熱い推薦コメントを読みながら遠征計画を練っておき、お城めぐりを再開できるようになったあかつきには多くの方がこのランキングを参考にお出かけされることを願っております。
■攻城団URL
■アンケート結果発表ページ
https://kojodan.jp/BestCastle/
城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング
【「東日本の城」部門】
1.松本城(長野県松本市) 300票 ※国宝、現存天守
2.犬山城(愛知県犬山市) 95票 ※国宝、現存天守
3.会津若松城(福島県会津若松市)47票
4.江戸城(東京都千代田区) 42票
5.小田原城(神奈川県小田原市) 35票
5.名古屋城(愛知県名古屋市) 35票
7.山中城(静岡県三島市) 34票
8.弘前城(青森県弘前市) 31票 ※現存天守
9.苗木城(岐阜県中津川市) 30票
10.岐阜城(岐阜県岐阜市) 29票
【「西日本の城」部門】
1.姫路城(兵庫県姫路市) 324票 ※世界遺産、国宝、現存天守
2.彦根城(滋賀県彦根市) 96票 ※国宝、現存天守
3.備中松山城(岡山県高梁市) 67票 ※現存天守
4.松山城(愛媛県松山市) 58票 ※現存天守
5.熊本城(熊本県熊本市) 51票
6.安土城(滋賀県近江八幡市) 39票
7.大阪城(大阪府大阪市) 36票
8.松江城(島根県松江市) 29票 ※国宝、現存天守
9.高取城(奈良県高取町) 25票
9.竹田城(兵庫県朝来市) 25票
【「チャシとグスク」部門】
1.首里城(沖縄県那覇市) 273票 ※世界遺産
2.今帰仁グスク(沖縄県今帰仁村) 167票 ※世界遺産
3.中城グスク(沖縄県中城村) 59票 ※世界遺産
4.勝連グスク(沖縄県うるま市) 51票 ※世界遺産
5.ヲンネモトチャシ(北海道根室市)27票
6.座喜味グスク(沖縄県読谷村) 18票 ※世界遺産
7.白老チャシ(北海道白老町) 4票
8.カムイチャシ(北海道豊浦町) 3票
8.豊見城グスク(沖縄県豊見城市) 3票
10.ノツカマフチャシ(北海道根室市) 2票
■攻城団の状況(6年間の歩み)
「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでにめぐったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。現時点で「団員」と呼んでいる登録メンバー数は約4500人(アクティブ)、約36万回をこえる訪問記録が残されています。また団員が投稿したお城の写真は約19万枚を数えています。現在も利用者数、PVは毎月伸びており、今後はさらに多くの「城好き」が集まるコミュニティに育てていきたいと考えています。
攻城団では「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズムの実践を通じ、お城めぐりをきっかけとした歴史観光集客支援を、自治体や観光協会、観光業のみなさまへ提供することで、地域経済活性化や文化観光の振興に取り組んでいます。
またコラムやマンガなどの読み物をはじめ、最近ブームになっている「御城印」情報をどこよりも詳しくまとめるなど、お城を楽しむためのコンテンツを充実させ、お城好き人口の拡大にも貢献しています。
■日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
*コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
https://blog.kojodan.jp/entry/2019/03/08/135524
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企業情報
企業名 | 攻城団合同会社 |
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代表者名 | 河野 武 |
業種 | ネットサービス |
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