巨大なイージス艦や護衛艦の至近距離を運航!京都府舞鶴市、波静かな舞鶴湾を周遊する「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」運航再開!
日本海側で唯一の“海軍ゆかりのまち”舞鶴市は、5月30日(土)から、海上自衛隊舞鶴地方隊の巨大な護衛艦が停泊する舞鶴湾の東港を約30分かけて周遊する「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」の運航を再開する予定です。舞鶴赤れんがパークでは、海軍の料理教科書を参考にメニュー化したオリジナルドリンク「海軍ラムネ」の提供も再開します!
令和2年5月29日
舞鶴市観光まちづくり室観光振興課
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日本海側で唯一!海軍ゆかりのまち・舞鶴を満喫!
「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」運航再開!
人気スポット・舞鶴赤れんがパークで「海軍ラムネ」提供!
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京都府北部の日本海に面する舞鶴市(市長:多々見良三)は、このほど、政府および京都府の緊急事態宣言の解除を受け、適切な新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を徹底のうえ、本年(2020年)5月30日(土)から、海上自衛隊舞鶴地方隊の護衛艦が停泊する舞鶴湾の東港を約30分かけて周遊する「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」の運航を再開する予定です。
■「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」来年1月末まで運航!
舞鶴市が明治時代の舞鶴鎮守府の開庁によって発展してきた“日本海側で唯一の海軍ゆかりのまち”を観光資源とする観光誘客事業の一環として、有限会社舞鶴港遊覧船および一般財団法人舞鶴交通安全協会に協力する「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」の今期の運航は、来年(2021年)1月31日(日)までです。
運航日は期間によって異なり、本年11月30日(月)までは、火曜・水曜を除く毎日と祝日。12月1日(火)~来年(2021年)1月31日(日)までは、年末年始(12月28日~1月8日)を除く土曜・日曜・祝日に運航します。
乗船料(税込)は大人1,300円、小人(3歳~12歳)700円、2歳以下は無料。定員は約60名、座席は約50名で全席自由席ですが、当面の間、三密を回避し、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保のため、乗船人数を25名に制限します。雨天運航。台風接近など荒天の場合は欠航の可能性があります。
「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」は、海上自衛隊の北吸(きたすい)桟橋に停泊するイージス艦や補給艦などの巨大な護衛艦に手が届きそうなくらい至近距離を運航し、圧倒的な迫力を体感できる一番人気の観光スポットです。
護衛艦が接岸するのは北吸桟橋だけで、また遊覧船は北吸桟橋に並行して運航するため、巨大な護衛艦が真っすぐ一列に停泊する様子や、きちんと横に並んでいる様子のほか、護衛艦の船首、左舷側、船尾を「海側」から自由に写真撮影できることは、舞鶴ならではの楽しみ方です。特に、舞鶴湾の干満差は最大でも30cmのため、波や風による横揺れが起きにくいので、護衛艦を背景にした自撮り写真は乗船記念やSNS向けの投稿写真に最適です。
■海軍レシピを参考にした炭酸レモン飲料「海軍ラムネ」づくりを体験!
舞鶴市は、海軍が明治・大正時代に建設した赤れんが倉庫群が残る舞鶴赤れんがパーク内の2店舗で、海軍が調理担当の隊員の育成を目的に編纂した「海軍の料理教科書」を参考にした“海軍ゆかり”のメニュー「海軍ラムネ」の提供を再開します。
「海軍ラムネ」は、海軍が大正7(1918)年に発行した「海軍四等主計兵厨業教科書」に記載されている炭酸レモン飲料「フレッシュ・レモネード」のレシピを参考にメニュー化したオリジナルドリンクで、氷を浮かべた炭酸水に、レモン絞り器を使って絞った生レモン汁、珈琲と紅茶を少量入れ、ガムシロップを加えて自分で好みの味を作る体験型ドリンクです。提供する2店舗は、同じグラスや食器を使用しますが、それぞれオリジナリティに富んだ「海軍ラムネ」を味わうことができます。
舞鶴赤れんがパーク 2号棟1階の「赤煉瓦 Café Jazz」は、「海軍ラムネ」の飲み方の手順を手書きしたメモを添えて提供しています。ガムシロップを好みで加えるほか、珈琲と紅茶を入れる順番も自由です。
舞鶴赤れんがパーク 5号棟1階の「5号棟カフェ」は、グラスに氷と炭酸水と共に、細かく刻んだはちみつ漬レモンピールを先に入れ、絞り器を使ったフレッシュなレモン汁を加えて、爽やかさと甘酸っぱさが楽しめます。お店では紅茶が先、次に珈琲の飲み方を推奨しています。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5号棟を含む舞鶴赤れんがパーク(全館)を臨時休館していましたが、6月4日(木)から5号棟カフェの営業を再開する予定です。
『ラムネ』の名称は、英語の「レモネード」が訛って海軍に伝わったと言われています。また『レモネード』は、イギリス海軍が長期航海中の船員を死に至らしめる原因不明の病気「壊血病」の発症を防ぐために与えていたレモンと、艦船の消火設備用の炭酸ガス発生装置を活用して誕生させた嗜好飲料です。
今回の「海軍ラムネ」の提供は、来年(2021年)の舞鶴鎮守府開庁120年を記念し、海軍が調理担当の隊員の育成を目的に編纂した「海軍の料理教科書」の原本を所蔵する海上自衛隊 第4術科学校が舞鶴市内にあることからスタートした、舞鶴ならではの「海軍洋食文化」の発信事業の一環として行うものです。
※舞鶴観光の情報は「まいづる観光ネット」を参照してください。
※状況によって、内容が変更・中止する可能性があります。
予めご了承ください。
【「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」 運航概要】
運航便名
「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」
※平成20(2008)年から運航開始、今年で13年目の運航
※撮影自由
※雨天運航、荒天時は欠航の可能性あり
運航期間
令和2(2020)年3月20日(金・祝)~令和3(2021)年1月31日(日)
※現在、全便臨時運休中ですが、5月30日(土)から運航再開の予定
運航日/運航本数/出航時間/運休日
■令和2(2020)年11月30日(月)まで
<土曜・日曜・祝日、お盆(8月8日~16日)運航>
・運航本数:1日6便
・出航時間:1便10:00発、2便11:00発、3便12:00発
4便13:00発、5便14:00発、6便15:00発
※5月30日(土)と31日(日)の2日間のみ、
1便(10:00発)を運休し、1日5便で運航
<月曜・木曜・金曜運航>
・運航本数:1日2便
・出航時間:1便11:00発、2便13:00発
※運休日:火曜、水曜
■令和2(2020)年12月1日(火)~令和3(2021)年1月31日(日)
<土曜・日曜・祝日運航>
・運航本数:1日3便
・出航時間:1便11:00発、2便12:00発、3便13:00発
※運休日:平日(月曜~金曜)、
12月28日(月)~1月8日(金)
所要時間
約30分
定員
約60名(座席は約50名、全席自由席)
※当面の間、乗船人数を25名に制限
遊覧船のりば
北吸赤れんが桟橋(赤れんが博物館横)
※JR東舞鶴駅から徒歩約20分、または路線バス「東西循環線」で
バス停「市役所前」下車徒歩2分
※「遊覧船のりば」は青い旗が目印
乗船料(税込)
大人1,300円、小人(3歳~12歳)700円
※2歳以下は無料
※障がい者割引あり
乗船券
販売場所:舞鶴赤れんがパーク2号棟(市政記念館)1階 乗船券販売所
(所在地:舞鶴市北吸1039-2、
「遊覧船のりば」まで徒歩約3分)
販売時間:当日9:00~希望する便の出航20分前まで
販売方法:
・3月~11月の土曜・日曜・祝日、お盆(8月8日~16日)の運航便に限り
WEB予約が可能。
・WEB予約者は、出航20分前までに、舞鶴赤れんがパーク2号棟の乗船券
販売所で「予約メール」を提示し「乗船券」を購入。
残席があれば「当日券」を販売する。
・3月~11月の月曜・木曜・金曜と、12月~1月の土曜・日曜・祝日の
運航便は、乗船券販売所で「当日券」を販売。
WEB予約
観光情報サイト「まいづる観光ネット」の「遊覧船専用ページ」から予約
http://www.maizuru-kanko.net/recommend/cruise/
備考
・護衛艦の停泊状況など事前にお知らせすることはできません。
・状況によって護衛艦が停泊していない場合があります。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年4月13日(月)から
全便臨時運休していましたが、5月30日(土)から運航を再開する予定です。
・5月30日(土)と31日(日)の2日間のみ、1便(10:00発)を運休し、
1日5便で運航します。
・来場時や乗船時はマスク着用にご協力ください。
事業実施者
有限会社舞鶴湾遊覧船
一般社団法人舞鶴交通安全協会 クルーズ事業部
遊覧船に関する公式HP
まいづる観光ネット
http://www.maizuru-kanko.net/recommend/cruise/
一般の方からの問い合わせ先
舞鶴赤れんがパーク 遊覧船窓口(営業時間9:00~17:00)
TEL:090-5978-8711
【「海軍ラムネ」 提供店 概要】
メニュー名
「海軍ラムネ」
提供店舗数
2店舗
提供店
■赤煉瓦 Café Jazz
価格:600円(税込)
所在地:舞鶴市北吸1039-2 舞鶴赤れんがパーク2号棟1階
営業時間:10:00~19:00(木曜は17:00まで)
定休日:無休
電話:0773-63-7177
HP:https://akarenga-park.com/food.html#J01
■5号棟カフェ
価格:450円(税込)
所在地:舞鶴市北吸1039-2 舞鶴赤れんがパーク5号棟1階
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜・水曜
電話:090-2101-5510
HP:https://akarenga-park.com/food.html#J02
※現在、休業中ですが、6月4日(木)から営業再開の予定。
提供開始日
令和2(2020)年3月6日(金)
備考
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、舞鶴赤れんがパークは本年
4月18日(土)から全館で臨時休館していましたが、5月25日(月)から
1号棟(赤れんが博物館)と2号棟を開館、6月1日(月)から全館で
開館を再開する予定です。
・来館時やパーク内はマスク着用にご協力ください。
※参考:舞鶴市の紹介
舞鶴市は、古来より交易の要所として繁栄し、明治34(1901)年の舞鶴鎮守府(海軍の統括機関、初代司令官庁は東郷平八郎)の開庁以来、日本海側で《唯一の軍港都市》として発展してきました。
市内は、戦国武将・細川幽斎が築いた田辺城の城下町として古い町並みが残る「西地区」。平成28年度の「日本遺産」に認定された海軍ゆかりの「赤れんが倉庫群」など、近代化遺産が数多く残る「東地区」を中心に形成されています。
現在、市内沿岸部には海上自衛隊舞鶴地方総監部、第八管区海上保安本部が設置され、「海上自衛隊」と「海上保安庁」の拠点が同一の市に設置されている《全国で唯一》の都市です。
また、舞鶴市は戦後13年間にわたり、海外から約66万人の引揚者を迎え入れた「引き揚げのまち」でもあり、平成27(2015)年10月、舞鶴市が所蔵するシベリア抑留と引き揚げに関する資料570点がユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。
旧ソ連時代のウズベキスタン(平成3年独立、現在はウズベキスタン共和国)から70年以上前に舞鶴港に引き揚げてきた日本人抑留者の実直で勤勉な仕事ぶりが「縁」となって、平成29(2017)年11月、「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」におけるウズベキスタン共和国のレスリング競技と柔道競技の事前キャンプを行うホストタウンとなりました。
アクセス:
《電車》JR京都駅から山陰本線、
舞鶴線でJR西舞鶴駅まで約1時間40分(特急利用)
《車》京都から京都縦貫自動車道・舞鶴若狭自動車道で
西舞鶴ICまで約100km
《高速バス》京都から直通で約1時間50分。
大阪(梅田)から直通で約2時間10分。
人口:79,549人(令和2年5月1日現在の推計人口)
面積:342.13k㎡(平成30年4月1日現在)
市長:多々見良三(たたみ・りょうぞう)
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企業情報
企業名 | 舞鶴市 |
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代表者名 | 多々見良三 |
業種 | 国・自治体・公共機関 |
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