テキストからラダーソフトを生成する、『Fun Ladder!』サイトを開設
プログラマブルシーケンサ(PLC)のラダーソフトを、テキストで書かれたソースから生成するサービス。デバイスの自動割当機能、テンプレート機能等も有する。
報道機関各位
プレスリリース
2008年5月12日
有限会社伊藤ソフトデザイン
伊藤勝良
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有限会社伊藤ソフトデザイン
テキストからラダーソフトを生成する、『Fun Ladder!』サイトを開設
− ラダーソフト作成を支援 −
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有限会社伊藤ソフトデザイン(所在地:秋田県大仙市太田町三本扇字篠沢45-2 伊藤勝良)は、テキストからラダーソフトを生成する、『Fun Ladder!』サイト(http://funladder.itosoft.com)を開設した。
今回 開設したFun Ladder!サイトは、次のとおりである。
■サービス詳細
産業機械の制御に用いられるプログラマブルシーケンサ(PLC)のラダーソフトをテキストで書かれたソースから生成するサービス。
ラダーソフトは専用のソフトを用いて作成する必要があったが、メモ帳をはじめとするテキスト編集ソフトで作成可能になる。
シーケンスの遷移が分かり易い様にインデントを用いたり、自由にコメントを記述することが出来る。また、RubyやVisual Basic等のプログラム言語で生成したテキストを用いてラダーを生成する事や、Excelで加工する事も可能である。
この他に補助コイル、タイマー、カウンターデバイスの自動割当機能があり、無意味なデバイス番号とコメントの対応を気にする事なく作成出来る。
利用に際する費用は不要で、無料で利用出来る。
■特徴
・テキストで記述する
単純な入出力は"InOut X0 Y0"と記述すると、X0を入力とし、Y0を出力とするラダーを生成する。
自己保持回路の場合は"Keep X0 Y0 M0 X1"の様に書き、相当するラダーが容易にイメージ出来る様になっている。
ラダー回路はアイコンで記述されるため、表示面積を多く必要とし、極一部しか画面上で確認出来ず、全体を把握するのが難しい。テキストで記述する事で、より多くの範囲のソフトを見渡すことが出来る様になる。画面スクロールも容易で、全体を把握し易くなる利点がある。
テキストである事から、様々な編集ソフトを用いる事が可能で、RubyやVisual Basic等のプログラム言語で生成させる事も出来、他のソフトでの加工も容易である。
・シンボルとデバイスの自動割当機能
一般的に、ラダー専用ソフトはデバイス番号を用いて記述する。デバイス番号はM0の様な意味をなさない記号で、これにコメントを付加する事で意味付けを行う。使用するデバイスが少ない場合はそれ程苦にならないが、デバイスが多くなるに従って、コメントとデバイスの対応が分かり難くなり、目的のデバイス番号を検索をしなければ分からなくなり、ソフトを作るよりデバイス番号を追いかけるのに時間がかかりかねない。
Fun Ladder!では、シンボルを用いてデバイスを表現するため、デバイス番号を意識する事なく記述出来る。シンボル名はデバイスコメントと同様に意味のある表現が使用出来るので何の目的のデバイスか分かり易くなっている。
デバイス番号はラダーソフトを生成する際に、シンボルから自動的に割り振る。
入出力の様に用途が決まっている任意のデバイスを割り当てる事も出来る。
・ブロックとローカルシンボルの使用
{と}で囲まれた部分をブロックといいあるまとまった回路としてグループ化出来る。
ブロックの利点はローカルシンボルを用いる事が出来る事である。ローカルシンボルは$から始まるシンボルで、ブロック内でのみ有効で他のブロックで同じ名称のシンボルがあっても別のシンボルとして認識される。
シンボル名を付けるまでもないデバイスや一時的なデバイス、シンボル名に接頭語や接尾語を付加して分類する必要が出て来た場合に有益である。
・デバイスコメント情報の生成
デバイス番号は自動で割付けられるが、対応するシンボルとの組合せをCSV形式のファイルとして生成する。Excel等を用いてラダー専用ソフトのコメントとして貼り付ける事で、ラダー専用ソフト上で反映させる事が出来る。
・テンプレートの使用
繰り返し使用する回路はテンプレートとして定義する事で、容易に作成出来る。
■テキストでの表記の例
例えばアラーム検出回路を作る場合を例に取る。
アラームが発生したら、アラームランプを点灯させる。アラーム解除スイッチを押す事で解除し、アラームランプを消灯する事とする。
この時の入出力デバイスは、アラーム入力がX0、アラーム解除スイッチがY1、アラームランプがY0であったとすると、以下の様に記述する。
そして、Fun Ladder!サイトのソースに貼付け、ラダーを生成させる事が出来る。
# --- アラーム検出回路ここから ---
# 異常検出ソフト
# デバイスの割当
アラーム入力 => X0
アラーム解除スイッチ => Y1
アラームランプ => Y0
# アラーム検出条件
InOut ON 検出可能ディレイ@timer 1.0 # 電源投入後のディレイタイマー1秒
InOut 検出可能ディレイ アラーム検出可 # 電源投入時は電源が安定するまでアラームを無視する
# アラーム管理シーケンス
Keep アラーム入力 アラーム アラーム検出可 アラーム解除スイッチ # アラームの保持
InOut アラーム アラームランプ # アラームランプ表示
# --- アラーム検出回路ここまで ---
「=>」記号を用いるとシンボルに予め任意のデバイスを割り当てる事が出来る。例ではX0、X10、Y0といった用途が決まっているデバイスを定義していて、「アラーム入力」というのはX0に自動的に置換えられる。
「ON」はシステムで定義済みのシンボルで常時ONになるデバイスである。
未定義の「検出可能ディレイ」、「異常検出可」、 「異常」は自動的に割付けられ、デバイスの何番を割り当てるかを全く考える事なく作成出来る。
【有限会社伊藤ソフトデザインについて】
有限会社伊藤ソフトデザインはソフトウェアの受託開発をしている。
Ruby On Railsを用いたWebアプリケーション開発も行なっていて、Fun Ladder!はRuby On Railsで作成している。
【本件の連絡先】
有限会社伊藤ソフトデザイン
伊藤勝良
e-mail info@itosoft.com URL:http://www.itosoft.com/
Tel 0187-86-9130 FAX 0187-88-2736
〒019-1602 秋田県大仙市太田町三本扇字篠沢45−2
以 上
プレスリリース
2008年5月12日
有限会社伊藤ソフトデザイン
伊藤勝良
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有限会社伊藤ソフトデザイン
テキストからラダーソフトを生成する、『Fun Ladder!』サイトを開設
− ラダーソフト作成を支援 −
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有限会社伊藤ソフトデザイン(所在地:秋田県大仙市太田町三本扇字篠沢45-2 伊藤勝良)は、テキストからラダーソフトを生成する、『Fun Ladder!』サイト(http://funladder.itosoft.com)を開設した。
今回 開設したFun Ladder!サイトは、次のとおりである。
■サービス詳細
産業機械の制御に用いられるプログラマブルシーケンサ(PLC)のラダーソフトをテキストで書かれたソースから生成するサービス。
ラダーソフトは専用のソフトを用いて作成する必要があったが、メモ帳をはじめとするテキスト編集ソフトで作成可能になる。
シーケンスの遷移が分かり易い様にインデントを用いたり、自由にコメントを記述することが出来る。また、RubyやVisual Basic等のプログラム言語で生成したテキストを用いてラダーを生成する事や、Excelで加工する事も可能である。
この他に補助コイル、タイマー、カウンターデバイスの自動割当機能があり、無意味なデバイス番号とコメントの対応を気にする事なく作成出来る。
利用に際する費用は不要で、無料で利用出来る。
■特徴
・テキストで記述する
単純な入出力は"InOut X0 Y0"と記述すると、X0を入力とし、Y0を出力とするラダーを生成する。
自己保持回路の場合は"Keep X0 Y0 M0 X1"の様に書き、相当するラダーが容易にイメージ出来る様になっている。
ラダー回路はアイコンで記述されるため、表示面積を多く必要とし、極一部しか画面上で確認出来ず、全体を把握するのが難しい。テキストで記述する事で、より多くの範囲のソフトを見渡すことが出来る様になる。画面スクロールも容易で、全体を把握し易くなる利点がある。
テキストである事から、様々な編集ソフトを用いる事が可能で、RubyやVisual Basic等のプログラム言語で生成させる事も出来、他のソフトでの加工も容易である。
・シンボルとデバイスの自動割当機能
一般的に、ラダー専用ソフトはデバイス番号を用いて記述する。デバイス番号はM0の様な意味をなさない記号で、これにコメントを付加する事で意味付けを行う。使用するデバイスが少ない場合はそれ程苦にならないが、デバイスが多くなるに従って、コメントとデバイスの対応が分かり難くなり、目的のデバイス番号を検索をしなければ分からなくなり、ソフトを作るよりデバイス番号を追いかけるのに時間がかかりかねない。
Fun Ladder!では、シンボルを用いてデバイスを表現するため、デバイス番号を意識する事なく記述出来る。シンボル名はデバイスコメントと同様に意味のある表現が使用出来るので何の目的のデバイスか分かり易くなっている。
デバイス番号はラダーソフトを生成する際に、シンボルから自動的に割り振る。
入出力の様に用途が決まっている任意のデバイスを割り当てる事も出来る。
・ブロックとローカルシンボルの使用
{と}で囲まれた部分をブロックといいあるまとまった回路としてグループ化出来る。
ブロックの利点はローカルシンボルを用いる事が出来る事である。ローカルシンボルは$から始まるシンボルで、ブロック内でのみ有効で他のブロックで同じ名称のシンボルがあっても別のシンボルとして認識される。
シンボル名を付けるまでもないデバイスや一時的なデバイス、シンボル名に接頭語や接尾語を付加して分類する必要が出て来た場合に有益である。
・デバイスコメント情報の生成
デバイス番号は自動で割付けられるが、対応するシンボルとの組合せをCSV形式のファイルとして生成する。Excel等を用いてラダー専用ソフトのコメントとして貼り付ける事で、ラダー専用ソフト上で反映させる事が出来る。
・テンプレートの使用
繰り返し使用する回路はテンプレートとして定義する事で、容易に作成出来る。
■テキストでの表記の例
例えばアラーム検出回路を作る場合を例に取る。
アラームが発生したら、アラームランプを点灯させる。アラーム解除スイッチを押す事で解除し、アラームランプを消灯する事とする。
この時の入出力デバイスは、アラーム入力がX0、アラーム解除スイッチがY1、アラームランプがY0であったとすると、以下の様に記述する。
そして、Fun Ladder!サイトのソースに貼付け、ラダーを生成させる事が出来る。
# --- アラーム検出回路ここから ---
# 異常検出ソフト
# デバイスの割当
アラーム入力 => X0
アラーム解除スイッチ => Y1
アラームランプ => Y0
# アラーム検出条件
InOut ON 検出可能ディレイ@timer 1.0 # 電源投入後のディレイタイマー1秒
InOut 検出可能ディレイ アラーム検出可 # 電源投入時は電源が安定するまでアラームを無視する
# アラーム管理シーケンス
Keep アラーム入力 アラーム アラーム検出可 アラーム解除スイッチ # アラームの保持
InOut アラーム アラームランプ # アラームランプ表示
# --- アラーム検出回路ここまで ---
「=>」記号を用いるとシンボルに予め任意のデバイスを割り当てる事が出来る。例ではX0、X10、Y0といった用途が決まっているデバイスを定義していて、「アラーム入力」というのはX0に自動的に置換えられる。
「ON」はシステムで定義済みのシンボルで常時ONになるデバイスである。
未定義の「検出可能ディレイ」、「異常検出可」、 「異常」は自動的に割付けられ、デバイスの何番を割り当てるかを全く考える事なく作成出来る。
【有限会社伊藤ソフトデザインについて】
有限会社伊藤ソフトデザインはソフトウェアの受託開発をしている。
Ruby On Railsを用いたWebアプリケーション開発も行なっていて、Fun Ladder!はRuby On Railsで作成している。
【本件の連絡先】
有限会社伊藤ソフトデザイン
伊藤勝良
e-mail info@itosoft.com URL:http://www.itosoft.com/
Tel 0187-86-9130 FAX 0187-88-2736
〒019-1602 秋田県大仙市太田町三本扇字篠沢45−2
以 上
企業情報
企業名 | 有限会社伊藤ソフトデザイン |
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代表者名 | 伊藤勝良 |
業種 | 未選択 |
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