新型コロナと最前線で戦う医療従事者と家族に部屋を無償提供したホテルユルリトへ「ありがとう」のお礼の手紙が多数。寄付をしてくださる方も。

医療・健康

４月13日（月）から臨時休館していたホテルユルリト（大阪市西区）が5月20日（水）から6月30日（火）までの間、全21室を無償で提供いたしました。車中泊をしていた医療従事者からの「ありがとう」や、中には現金の寄付もいただくことがありました。7月11日（土）からは通常営業に戻ります。

大阪を再発見する旅へといざなうホテルユルリト（所在地：大阪府大阪市、代表取締役：山岡孝徳）が実施した医療従事者へのホテル無償提供に対し、お礼の手紙や賛同の声、寄付などが多く届きました。新型コロナウイルス感染症の対応・治療にあたっている医療従事者とそのご家族に対して感謝の気持ちを込めて全21室を無償で提供する取り組みに対するものです。5月20日（水）から実施したところ、大きな反響を呼び、沢山のお礼の言葉が寄せられました。

▼「ホテルユルリト」公式ウェブサイト：https://www.hotel-yururito.jp

■ホテルとしてどうすれば社会に貢献できるか…考えた末の無償提供

猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の拡大で、その対応に寝食を忘れて従事している医師や看護師などの医療スタッフの中には、周囲への感染を恐れて自家用車で寝泊まりしたり、自費でホテルなどの宿泊設備を利用したり、個々に対応をしています。

医療従事者は感染リスクが高いうえ、周囲からは偏見の目で見られることもあり、社会問題化しています。そのような状況から、ホテルユルリトとして何かできないか、社会の役に立ちたい、新型コロナウイルスに対して当ホテルでできる貢献を、と考えた結果、5月20日（水）から医療従事者とそのご家族に限定して無償での宿泊提供を始めました。

もともとホテルユルリトは、新型コロナウイルスの影響で４月13日（月）から7月10日（金）までを臨時休館としていました。その期間に、キッチンと広いバスルームを備えた客室を有効活用し、医療現場の方にリラックスできる安全な環境を提供する取り組みとして開始。緊急事態宣言が解除された後も継続し、6月30日（火）まで実施しました。

この取り組みに対して、多くのお便りをいただいています。家族への感染を回避するために自宅に戻らず、車中泊が続いていた医療関係者の方々から「精神的にも助かり、医療にしっかりと従事することができました。ありがとうございました」というお礼の言葉をいただきました。

また、「新聞でホテルユルリトさんの無償提供の事を知りました。感動しました！　少しですが何かお役に立てて頂ければ…」といったお手紙が現金書留で届くこともありました。

今回の無償宿泊の提供は、少しでも早く始めるため、行政からの給付や民間からの支援を受けずに取り組みました。それがこのような形で多くの方から励ましの言葉をいただけたことに、当ホテルのスタッフは喜び、勇気づけられています。ありがとうございます。

無償宿泊の提供は終了しましたが、ホテルとして社会に貢献することへの思いは今後も持ち続けてまいります。7月11日（土）から通常営業に戻りますが、今回のことで得られたご縁を大事にして、少しでも多くのお客様をお迎えできるよう、従業員一同、力を合わせてまいります。

【ホテルユルリトについて】

所在地：〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1-8-19

代表者：代表取締役　山岡孝徳

電話番号：088-860-1711（代表）

事業内容：不動産業、石油製品販売業、宿泊事業ほか

URL：https://www.hotel-yururito.jp

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名：ホテルユルリト