レシート記述言語 “ReceiptLine®” OFSC標準として公開
情報システム先進化を目指す外食企業の集まりである一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(略称:OFSC,代表理事:大橋健治)は, 2020年7月13日にレシート記述言語ReceiptLine®(レシートライン)を新たなOFSC標準として公開致します。
一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム
2020年7月13日
レシート記述言語 “ReceiptLine®” OFSC標準として公開
ReceiptLine®の利用で,レシート印刷を行うシステムの開発・運用が劇的に効率化
情報システム先進化を目指す外食企業とITシステム・機器ベンダーの集まりである一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(略称:OFSC,代表理事:大橋健治)は, 2020年7月13日にレシート記述言語ReceiptLine®(レシートライン)を新たなOFSC標準として公開致します。
ReceiptLine®は,小型ロール紙の出力イメージを表現するレシート記述言語です。
レシートプリンターによる紙レシートへの印刷と,POSシステムやスマートフォンによる電子レシートの画面表示に対応しているので,レシートをはじめ,外食伝票や取引伝票等のイメージを,用紙幅に依存しないテキストデータで簡潔に記述することができます。
従来,レシートの表示や印刷をともなうシステムの開発・保守・運用には,かなりの専門知識と労力を必要としてきておりました。ReceiptLine®を利用すると,レシートの運用について,専門的な知識を必要とせず,自由な接続性と多様な運用形態への対応が可能になります。
レシート記述言語ReceiptLine®は,仕様書に加えて,参照実装が既にOFSC店舗システム分科会によりオープンソースとして提供されております。この参照実装は,多くのレシートプリンターメーカーが参加しているOFSC店舗システム分科会で,さまざまなプリンターでの実動作が確認されております。
OFSCは,外食企業が導入するシステム同士の接続性を高めるために「OFSC標準接続規格(以下,標準接続規格)」を開発・公開をして参りましたが,このReceiptLine®は OFSCデバイス接続標準,OFSC・OES接続標準に続く三つ目の標準となります。
社会・経済・市場はこの10年程で大きく変化しております。クラウドとスマートデバイスの普及,オムニチャネルの浸透,モバイル注文・決済の拡大,キャッシュレス・レジ無し店舗の出現等,環境の変化により外食企業のIT機器は複雑さを増しております。今後,多様化する注文・販売・決済手段をシームレスに統合する柔軟なシステムがますます求められて行くと存じます。
OFSCは設立当初から,まさにこのような変化に対応すべくシステムやシステム機器の接続性を高めるための標準化策定に邁進して参りました。OFSC標準の活用により,利用価値の高い,新たなIT機器やソフトウェア製品が数多く市場に投入され,外食業界の未来を劇的に変えることを期待しております。
仕様書ダウンロード、参照実装など: http://www.ofsc.or.jp/receiptline/
ReceiptLine®はOFSCの登録商標です。
本件についてのお問い合わせがございましたら,以下までご連絡をお願い致します。
一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC)
事務局長 酒美保夫
東京都千代田区九段南4-7-16 ヒューリック市ヶ谷ビル 4F
TEL 03-5211-1441
電子メール:ofsc@4sight.jp ホームページ:http://www.ofsc.or.jp/
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企業情報
企業名 | 一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム |
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代表者名 | 大橋健治 |
業種 | 外食・フードサービス |
コラム
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