世界的ハーピスト、煌めく音。宮田悠貴さんのチャリティー演奏配信開始

配信収益の一部を国連UNHCRに寄付。世界規模で閲覧されるその魅力と献身愛

あまりにも美しい、その姿と音色

世界で活躍するハープ奏者・宮田悠貴（みやたゆき）さんが、国連UNHCRへのチャリティーを目的とする演奏動画の配信を開始しました。

宮田悠貴 Vimeo

https://vimeo.com/yukimiyataharpistprofile

Renié : Légendeルニエ : 伝説

https://vimeo.com/ondemand/renielegendeyukimiyata

グラナドス「スペイン舞曲より第五番・アンダルーサ（祈り）

https://vimeo.com/ondemand/handelbeautifulworld

2020年の6月よりオンラインサイト「Vimeo」にて、世界的舞台で演奏している楽曲の動画を販売。開始から1ヶ月で日本やアメリカ、フランスでの配信数をトップに、世界23カ国から視聴・購入されています。

チャリティーという、幸せの還元に取り組む

宮田さんがチャリティーに取り組んだのは2年ほど前から。世界の子供達を守るかものはしプロジェクトサポーター会員でもあり、これまでもフランス人作曲家でユニセフのカメラマンでもあるAlexandre Dai Castaing（アレクサンドル・ダイ・キャスタン）氏と組んでのチャリティー演奏や、演奏会収益の一部を赤十字に寄付しています。

昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受け、宮田さんは演奏動画の配信に踏み出し、感染対策の力にもなりたいと、売り上げの一部を国連UNHCRに寄付することにしました。

世界各国で演奏し、多くの人を感動させてきたプロフェッショナルハーピストとして。チャリティーという〝幸せの還元〟をしていきたいと、彼女は願っています。

真摯なメッセージが、音色になって多くの人へ

「コロナ渦の今、非常時のさなか医療関係者・ライフラインのお仕事をされている方々のお世話になり、そのお姿を拝見しました。自分も何か少しでも、自分の職である音楽・ハープを通して出来ることはないかと思い、現在の活動に至りました。」

そう語る宮田さんの華麗なる演奏動画は、今後も更新され、秋には演奏会の模様なども配信予定だそうです。

動画視聴・購入はVimeoから。金額は535円〜、それぞれ試聴のトレーラー映像も閲覧できます。

世界の演奏を楽しみながら誰かの力になれる、宮田悠貴（みやたゆき）さんの動画配信。是非お楽しみください。

◼︎プログラム

「Harp Room Concert Series & Classical Music Series.」

—日常にハープを！癒しの調べと共に。—

I.ヘンデル : 主題と変奏（Beautiful World Ver. フランス・リヨンにて録音）

II. ①グラナドス「スペイン舞曲より第五番・アンダルーサ（祈り）」②ボーナストラック

同上「ルニエ : 伝説」など販売中。

◼︎宮田悠貴（みやたゆき）プロフィール

東京芸術大学音楽学部附属高等学校を経て、同大学音楽学部器楽科、フランス・リヨン国立高等音楽院ハープ科へ首席で入学、2015年にフランス国家音楽家専門資格を取得。卒業後はリヨン国立管弦楽団、読売日本交響楽団を始め、国内外のオーケストラとのコンチェルト・室内楽団にて演奏活動を行うと共に、現在はコンサーティストとしてソロリサイタルなどでも活動中。

昨年7月にスペインにて開催された第27回 ‘ World Music Competition ’ プロフェッショナル弦楽器部門に最終総参加者400名中、日本人ハーピストとして初の最高位の受賞を始め、世界7カ国（オーストリア・スペイン・ベルギー・イタリア・スウェーデン・デンマーク・日本）9つのコンクールにて入賞（内5つのコンクールで上位入賞）。

2019年12月には、ベルギー国立管弦楽団の本拠地であるブリュッセルのボザール・ホールにて、招待演奏を行う。

フランス、ベルギー、イタリアでの連続演奏会に出演した際や満席の小さな演奏会では、立ち見や階段に座るなど、日々奏者と一体となり、ハープの音色に親しんでもらえるよう努めている。