スマートホームの市場規模、2020年の783億米ドルから2025年には1353億米ドルに達し、CAGR11.6%で成長予測
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「スマートホームの世界市場 (~2025年): 照明制御・セキュリティ&アクセス制御・HVAC制御・エンターテインメント・在宅医療」 (MarketsandMarkets) の販売を8月26日より開始いたしました。
スマートホームの市場規模は、2020年の783億米ドルから2025年には1353億米ドルに達し、11.6%のCAGRで成長すると予測されています。インターネット利用者の増加、発展途上国における消費者の可処分所得の増加、遠隔地でのホームモニタリングの重要性、省エネ・低炭素排出志向のソリューションへのニーズ、スマートフォンやスマートガジェットの急速な普及、多数のプレーヤーによるスマートホーム製品ポートフォリオの拡大、一般住民の安全性、セキュリティ、利便性への関心など、様々な要因によって市場は牽引されています。
COVID-19の影響
COVID-19パンデミックは、世界のスマートホーム業界の成長に深刻な影響を与えています。今年度の世界の売上高は、ウイルスの蔓延の進行状況に応じて5%から10%の減少が見込まれています。COVID-19により、中国ではサプライチェーンが混乱し、スマートホームシステムの需要が減少するなどの悪影響が出ています。新規建設案件の減少や製造設備の一時的な停止などが中国市場の成長阻害要因となっています。米国市場は、他の国と比較して高い成長が期待されています。しかし、影響下でのスマートホームシステムの利用が限られることや、中国との貿易戦争が続いていることが、同地域のスマートホーム市場の成長に影響を与えると予想されています。
成長要因:インターネット利用者の増加とスマートデバイスの普及拡大
モノのインターネット(IoT)は、家庭用製品をインターネットに接続することで得られるメリットにより、消費者間で人気を得ています。IoTは、製品、ソフトウェアアルゴリズム、サービス、エンドユーザーを接続し、データのスムーズな流れを可能にし、リアルタイムの意思決定を可能にします。その効率性が証明され、自動化システムの品質と一貫性が向上しています。IoT産業への投資を積極的に行っている企業が世界中に存在します。多くの企業が従来の業務をIoTにシフトしていることから、照明、HVAC、セキュリティ、ヘルスケア、エンターテイメントなど、多数のアプリケーション分野への展開が期待されています。
抑制要因:既存のスマートデバイス消費者にとって、高いスイッチングコスト
ホームオートメーションの概念は、北米やヨーロッパの経済先進国にとって、新しいものではありません。北米諸国の住宅のほとんどは、すでにスマートデバイスが装備されています。英国やドイツなどのヨーロッパ諸国でも、スマートホームの設置数は相当数に上ります。かなり長い期間使用されている製品はスイッチングコストが高いため、消費者はすぐに買い替えません。そのため、過去3年間でかなりの普及率を誇っていたホームオートメーション製品の市場は、今後、緩やかなペースで成長すると予想されます。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama950339-smart-home-market-covid-19-impact-analysis-by.html
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企業名 | 株式会社グローバルインフォメーション |
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代表者名 | 樋口 荘祐 |
業種 | その他サービス |
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