親子のためのクラシックコンサート「音楽の絵本」　0歳時から楽しめる音楽会を10月25日（日）【配信公演】にて開催します！

2020年10月25日（日）親子のためのクラシックコンサート「音楽の絵本」を、今年は【配信公演】として開催。希少動物のメンバーによって構成された金管五重奏「ズーラシアンブラス」と、うさぎの四姉妹による弦楽四重奏「弦（つる）うさぎ」による絵本のようなコンサート。可愛らしい動物たちの楽しい掛け合いと本格的な演奏で、お子さまは勿論大人も楽しめる1時間です。外出が心配なこの時期、小さなお子様でも安心して鑑賞できるよう今年は【配信公演】での開催としました。ライヴでの放送に加え、2週間程度のアーカイブも予定しておりますのでお好きな時間にお好きな場所で公演をお楽しみください。

「音楽の絵本」は、普段あまり触れる機会のないクラシック音楽のコンサートが、子どもたちにも身近に楽しめる「絵本」のような存在となることを目指し2001年に誕生しました。可愛らしい動物たちの楽しい掛け合いと本格的な演奏は、お子さまは勿論大人も楽しめる充実のコンサートです。外出が制限されるこの時期でも子どもたちやお父さんお母さんが芸術に触れる機会を持てるようにと願い、今回は自宅で安心して鑑賞できる【配信公演】にて「音楽の絵本」をお届けします。

出演は、「ズーラシアンブラス」と「弦（つる）うさぎ」。金管五重奏の「ズーラシアンブラス」のメンバーは指揮者のオカピ、チューバのホッキョクグマ、インドライオンとドゥクランドールの2本のトランペットに、トロンボーンのスマトラトラと、ホルンのマレーバクの計6名。実は全員が希少動物です。まじめでしっかり者のオカピが、大好きな音楽で生きていこう、と決めたのは今から少し昔のこと。北極での演奏に限界を感じていたホッキョクグマと一緒に、世界のいろんな国をまわって、孤高のトランペッターインドライオン、お調子者のスマトラトラを見つけ出しメンバーに誘います。噂を聞きつけたドゥクラングールが、ぼんやり眠ってばかりのマレーバクを誘ってオカピに会いに来ました。そうして結成されたのが金管五重奏ズーラシアンブラスなのです。

「弦(つる)うさぎ」は、うさぎの四姉妹の弦楽四重奏団。
上から、メグ、ジョー、ベス、エイミーの四姉妹です。作曲家の父とバイオリニストをめざしていた母。その影響で小さい頃からクラシック音楽を聴いて育った四姉妹でしたが、父親が作曲の旅に出てしまい、母も一緒に世界各国をまわっているため、一年のほとんどは姉妹のみで生活しています。寂しさを紛らわそうと姉妹で始めた演奏会が街中で大評判。その息のあった演奏と幻想的な世界を紡ぎ出す音楽性に惹かれ、遠方から聴きに来る人々も絶えなくなったとか。かくして「弦うさぎ」弦楽四重奏団がうまれたのでした。

今回のコンサートは2チームそれぞれの演奏も、合奏も楽しめる構成です。可愛い姿と素晴らしい演奏。藝術の秋にご自宅で、楽しいひとときをお過ごしください。