☆ 新発売「ユーエイ・ツナガル・システム」☆ ★EnOcean無線通信を使った「IoTゲートウェイ」の提供を開始★
※2020年12月25日修正配信※ <要旨> 株式会社ユーエイ(本社:東大阪市、代表取締役社長:雄島 耕太)は、誰でも簡単にIoT環境の構築ができる統合型センサネットワークシステムを開発し、「ユーエイ・ツナガル・システム」として2020年10月より提供を開始します。「ユーエイ・ツナガル・システム」は、IoT環境の構築に必要な3つのソリューションをワンストップで提供する統合型ネットワークシステムです。(1)データを取る「各種IoT センサノード」(2)データを集める「IoTゲートウェイ」(3)データを活用する「可視化・分析アプリ/MotionBoardクラウド連携」といった製品・サービスの提供を通じ、お客様のお困りごと解決に努めてまいります。
【IoTゲートウェイについて】
無線通信規格EnOceanを使った「IoTゲートウェイ」は、情報・セキュリティ機器事業を手掛ける「あいホールディングス株式会社」の子会社「ウイングレット・システムズ株式会社」(本社:横浜市、代表取締役社長:西野 憲次郎)へ開発委託しました。
「IoTゲートウェイ」は、ARMプロセッサ搭載・Linux対応の組み込みCPUボード「Spiral」をベースに「EnOcean」の各種センサプロファイルをプリインストールしたもので、無線LANや有線LANを通じてインターネットに接続できます。
また、「IoTゲートウェイ」に収集するセンサデータを可視化・分析するための上位システムは、「ウイングアーク1st株式会社」の表示アプリケーション「MotionBoardクラウド」との連携を実現しています。
【IoTセンサキャスターについて】
ユーエイの主力製品である産業用キャスターに自己発電技術を搭載し、電池レスのセンサノードとなる「IoTセンサキャスター」を製品化しました。
キャスターの回転により電気をつくる自己発電技術を用いて、キャスターの位置情報やキャスターに内蔵されたセンサで取得するデータを無線ネットワークで収集するIoTシステムは全国で初めての製品化となります。
「IoTセンサキャスター」は、自転車のライトなどでも使われているダイナモ発電と同様に、電磁誘導コイルとマグネットを利用して車輪の回転によって電気をつくります。
「IoTセンサキャスター」にはホールセンサと加速度センサを内蔵しており、各センサの計測値はEnOcean無線通信を使って「IoTゲートウェイ」へ送信。さらにそのセンシング情報は「IoTゲートウェイ」を経由し、上位システム「Motion Boardクラウド」に連携することで、「IoTセンサキャスター」の「移動距離」や「移動速度」また路面から伝わる「振動・衝撃」を可視化できます。
またオプションの「IoTブリッジ(近日発売予定)」を追加することで、BLEビーコン機能を備えた「IoTセンサキャスター」の測位を可能にするマルチホップ対応メッシュネットワークを構築できます。
【電池レスのEnOceanセンサノード】
ユーエイ・ツナガル・システムの特長は、IoTセンサキャスターをはじめ、各種EnOceanセンサノードに「エナジーハーベスティング」と呼ばれる自己発電技術(バッテリ不要の無線通信)を採用している点です。IoT化においてはさまざまなセンサノードが活用されていますが、ノードの電池交換は多くの手間をとられますし、電源工事を必要とする場合のコスト負担はIoT導入の障壁とも言える課題です。
ユーエイ・ツナガル・システムでは、バッテリ(電池)を使わずに、自己発電する電力を使ってセンサのデータを送信することができるEnOceanセンサノードを活用し、電池不要のIoTを広めることでさらにIoT化の需要拡大を加速できると考えています。
新開発「IoTセンサキャスター」の場合、車輪の回転によって発生する電力は非常に小さく、また回転が発生したタイミングでしかパケットが飛ばないという制約があるものの、キャスターを使った運搬機器の動きを測るという点では必要十分な電力供給仕様です。
IoTセンサキャスターのほか、当システムに適用するEnOceanセンサノードとして、「温度・湿度センサ」「CO2センサ」「照度センサ」「電流センサ」「人感センサ」「在席センサ」「開閉センサ」「ON・OFFスイッチ」「制御リレー」などをラインアップしています。
これら各種センサノードは、EnOceanアライアンスが制定した周波数帯域1 GHz以下のEnOcean無線規格 (ISO/IEC 14543-3-1X) に基づいており、この規格は信頼度が高く、見通しがきかない室内環境下でも約30mの通信が可能で、欧州を中心に、ビルオートメーションなどに広く活用されています。
【主な用途】
ユーエイ・ツナガル・システムの提案用途は、高い需要が見込まれるスマートファクトリーや物流施設のほか、商業施設や医療施設などを想定しています。
(提案例1)
入出庫管理<Smart Logistics>
台車の稼働エリアを把握し、台車の稼働率の向上や、適切な運用管理を図れます。
(提案例2)
稼働管理<Smart Factory>
カゴ車、台車でのライン投入、入出庫検知でサイクルタイムを管理、ボトルネックの可視化を簡単に行えます。
(提案例3)
所在管理<Smart Store>
店内の滞在時間や、売場到達率を把握し、レイアウトの改善、お客様が商品を見やすく、購入しやすい売り場づくりを行えます。
(提案例4)
リハビリ管理<Smart Medical>
歩行器を使った歩行訓練では、1日の移動距離を蓄積し、リハビリの進捗管理を行えます。
■技術協力・サポート企業
<無線通信技術サポート>
ローム株式会社
EnOcean通信 および 各種センシング技術サポート
<分析・表示システム協力>
ウイングアーク1st株式会社
BIダッシュボード「MotionBoardクラウド」(可視化・分析ツール)
<ゲートウェイ開発協力>
ウイングレット・システムズ株式会社 (あいホールディングスグループ)
IoTゲートウェイのシステム開発委託
■販売価格帯、販売目標 :
IoTゲートウェイ 想定市場価格 150,000円(税抜)前後
■発売予定日 :
2020年10月20日~ サービス提供開始予定
■商品に関するお問合せ先 : https://www.yueicaster.co.jp/inquiry/
キャスター事業部
東京支店 03-5816-1155
中部支店 0568-86-3066
大阪支店 06-6747-5618
広島営業所 082-509-2105
福岡営業所 092-261-5607
尚、新製品「ユーエイ・ツナガル・システム」は、来る10月7日(水)~9日(金)までインテックス大阪で開催される関西 工場設備・備品展にて展示いたします。
最新のIoTネットワークシステムをご紹介いたしますので、是非ご来場ください。
■会場:インテックス大阪
3号館 小間番号:11-6
https://www.japan-mfg-kansai.jp/ja-jp/about/factex.html
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企業情報
企業名 | 株式会社ユーエイ |
---|---|
代表者名 | 雄島 耕太 |
業種 | その他製造業 |
コラム
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