サウンドを楽しむ時代からサウンドで癒される時代へ。第2回サウンドヒーリング研究会開催報告。

5月25日(日)にサウンドヒーリング協会主催の第2回サウンドヒーリング研究会「広がりゆくサウンドヒーリング」が開催されました。各分野におけるサウンドヒーリングの活用に関する発表報告をご覧ください!

サウンドヒーリング協会は、音に秘められた力を様々な分野に広め、音で快適な環境づくりを、また、音波を振動としてからだに伝え、疲労を回復し、自然治癒力を活性化させるサウンドヒーリングシステムの普及を目指して2001年3月に設立された協会です。同協会では、ヒーリングバイブレーションincと提携してヒーリングバイブレーションシステム(小型体感音響システム)を用いたサウンドヒーリングとリートメントに関する「サウンドヒーリング体験レッスン」を開催するほか、サウンドヒーリングセラピーを行うセラピストやファシリテーターの資格認定研修会も開講しております。

さらに同協会では、音や音波、体感音響振動の力が人間や動物をはじめとする生命に与える反応や役割に関する研究発表の機会として「サウンドヒーリング研究会」を昨年より開催しています。2008年5月25日には「第2回サウンドヒーリング研究会」が「広がりゆくサウンドヒーリング」のテーマの下、開催されました。

上野圭一先生(翻訳家、日本ホリスティック医学協会副会長)による開会の言葉に始まり、奥健夫先生(工学博士、意識情報研究所)に特別講演として「量子レベルからみる未来医療」というタイトルで、宇宙にはまだ解明されていない領域があり、その領域に関連する情報が私たち人間の意識という目では見ることの出来ない領域に何らかの働きかけがなされているという壮大なスケールのお話をして頂きました。

さらに、サウンドヒーリング協会の理事、アドバイザリーブレイン、そしてセラピストによる、各分野におけるサウンドヒーリングの活用に関する発表が行われました。各発表者の報告は以下の通りです。

「産婦人科におけるサウンドヒーリング」
発表者:塚本やよいさん(ホリスティック整体サロン「Heartland」主宰、サウンドヒーリングセラピスト)
発表内容:
妊婦さん向けのサウンドヒーリングを横浜市の池川クリニックにおいて、池川明院長のご賛同のもと施術している。産前の期待を不安が交錯する情緒不安定、腰痛、むくみなどの身体の不調、産後や子育ての際のストレスにいたるまで、ケアの一助として効果を発揮している。特に、産後直後のお母さんと赤ちゃんに行うサウンドヒーリングとヒーリングタッチの効果やすばらしさについての報告は研究会参加者に大きな感動を与えた。また、横浜の港北ニュータウンの「田中彰レディースクリニック」における、不妊治療や更年期障害等で来院される方々に対するサウンドヒーリングの施術に関しても報告が行われた。

「ボイスチューニングセラピーにおけるサウンドヒーリング」
発表者:塚本洋子さん(ヴォーカリスト、サウンドヒーリングセラピスト)
発表内容:
プロのヴォーカリストに対してボイスチューニングを行う際に、サウンドヒーリングを取り入れている。ボイスチューニングは対面式で行われる。塚本さんの発する音(C音から半音ずつ上げていく)にボーカリストが音を重ね合わせ、二人が同じ音の高さになり、音が共鳴するまでチューニングは行われる。このチューニングセラピーを行うことで、口の開き方が施術前と比べて5ミリは大きく開くようになるとの報告がなされた。

「ストレスケア医療におけるサウンドヒーリングの実践」
発表者:信田広晶先生(しのだの森ホスピタル理事長、協会アドバイサリーブレイン)
発表内容:
しのだの森ホスピタルのストレス疾患専門病棟「なごみ」に入院中の患者にホリスティック医療の一環として、サウンドヒーリングを5回1クールで実施し、施術前後での病気の症状改善度合いを患者からのアンケートを基に症状別にまとめ、サウンドヒーリングの効果と限界、今後の課題について考察の報告が行われた。施術前後の結果および効果に関し、気分、意欲、肩こり、腰痛、頭重感、便通、睡眠改善度など男女別の症状改善度合いにおいて、女性では全項目に有意な改善が認められ、男性では気分、意欲、便通、睡眠改善度において有意な改善が認められた、特に、睡眠満足度と気分は、男女ともに高い改善が見られた、性別では男性よりも女性において全体的に高い改善がみられた旨、体感音響振動を利用したサウンドヒーリングでは、音響振動のリラクゼーションにより、副交感神経優位となり、心身を緩めることで、各自律神経症状の改善がみられたと思われる旨の報告が行われた。

「動物医療の現場におけるサウンドヒーリング」
発表者:作佐部紀子(安房中央動物病院、獣医師、アニマルサウンドヒーリング協会理事)
    佐野寿明(株式会社クラブキャットファミリー代表取締役、アニマルサウンドヒーリング協会事務局長、サウンドヒーリングファシリテーター)
発表内容:
 冒頭、佐野氏より、ペットにも人間と同様、生活習慣病が増加してきており、犬や猫など動物たちにもサウンドヒーリングを普及し、飼い主と動物たちがともに癒される環境を提案していくことを目的としてアニマルサウンドヒーリング協会を設立したことに関し、昨年10月に韓国放送局(KBS)の取材により猫と犬がサウンドヒーリングを受けている映像とともに説明。続いて、作佐部先生から、動物に対する臨床例として、現在までに猫300匹以上、犬180頭以上、馬などにもサウンドヒーリングを用い、様々な症状が改善された旨、特に腎不全の症例の多くがヒーリングバイブレーションを使用することにより、症状の進行を止め、現状を維持できているとし、猫の慢性腎不全の症例2件(ペルシャ猫・10歳・オス、日本猫・7歳・メス)の説明が行われた。腎不全の治療法のひとつにストレスをかけずに安静を保つ方法があるが、サウンドヒーリングはその治療においてよい効果を出していると考えられ、2匹の猫がみずからサウンドヒーリングクッションの上に乗ってきて寝ている状態を見る限り、ヒーリング中はとてもリラックスしていると思われるとの所見が述べられた。


 このように、サウンドヒーリングが婦人科やレディースクリニックをはじめとする医療分野や、獣医・ペット関連、そして音楽の分野にまで広がりを見せてきています。これからも、サウンドヒーリング普及のために、サウンドヒーリング協会とともに、ヒーリングバイブレーションincは活動してまいります。


【ヒーリングバイブレーションincについて】
設立:平成5年12月
本社:東京都品川区上大崎2−9−4 長者丸K201
TEL:03−3441−6758
FAX:03−3441−6929

事業内容:
■企画制作  リラクセーション用音楽の企画、製作、出版
■サロン   ヒーリングバイブレーションと香りによるリラクセーションサービスの提供        
■リラクセーション関連の商品販売 小型体感音響機器(sound i) 各種CD
■コンサルタント
       音に関する商品開発
       企業向けリラクセーション講座、セミナー企画(リラクセーション体験セミナーの企画、開催)
■スクール  リラクセーションサービスに関わる人材の教育研修
       サウンドヒーリング実技プログラムの教育研修(サウンドヒーリング協会と提携)


【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社ヒーリングバイブレーション
担当:喜田
TEL:03-3441-6758 FAX:03-3441-6929
mail:webmaster@h-garden.com


《関連URL》
http://laseed.com/heartland/index.html
http://www.animal-sound-healing.com/
http://www.h-garden.com/
http://www.nyanda.com/gaiyo.pdf 
http://www.sinodanomori.or.jp/

企業情報

企業名 株式会社ジョイファンデーション
代表者名 --
業種 未選択

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